漏水


漏水
2012年3月14日(水) 晴れ
更新:2023年10月4日(水)
 
日曜日の朝、自宅の梅の花をカメラに納めようと思い、庭を歩いていたところ、ちょうど水道メーターの検針に来られていた担当の女性の方に、声を掛けられた。
 
「今、水道の水を出しているか」と聞かれたので、
「今は使っていない」と答えたところ、
「メーターが動いているので、水を出していないか、蛇口がきちんと締まってなくて水が漏れている箇所がないか、もう一度確認して欲しい」とのこと。
 
ウチの中に戻って再確認したが、やはり水を出しているところも、蛇口が緩んでいるところもない。
カミサンと一緒に外に出て、検針員の女性に確認結果を伝えたところ、
「メーターが動いているので、水を使っていないのなら、水道管の漏水の可能性がある」と言う。
 
そして、所持しているハンドターミナルで、半年前くらいまでの水道使用料(量)をプリントアウトしてくれた。
それを見たとこと、今月の水道使用料(量)が過去の1.5倍になっていることが分かった。
 
我が家は、先月から、三島市の下水道に接続されたため、下水道料金も先月から払い始めたのだが、
下水道料金については、特に下水道用の排出量メーターと言うのがある訳ではなくて、三島市の場合は、使った水道の量に比例して、下水に流れる汚水の量も決まるだろうと言う想定のもと、水道使用量で下水道料金も決まるらしく、
もし、漏水が原因で水道使用量が多くなっているとしたら、連鎖的に下水道料金も高くなるので、
漏水の可能性がある場合は、市指定の業者に頼んで調査して貰った方が良いと、検針員の方にアドバイスされた。
 
そう言えば、カミサンが、
「一月くらい前から、道路に面した敷地境界ブロックの地下水排水管から水が流れ出ている」と言っていたのだが、私は、
「前日の雨が地下に吸い込まれて、排水管から出ているのだろう」
と言って、気にもしていなかったのである。
 
しかしながら、水を使ってないのに水道メーターが動いているとなると、もしかしたら、水道管のどこかに亀裂が入って、漏水しているのかもしれないと思い始めた。
 
そこで、インターネットで漏水について調べてみたところ、どうやら、敷設された水道管の寿命は、一般には30年が目安と言われているそうであり、中古住宅を買った我が家の場合、築30年を過ぎているため、水道管も寿命なのかもしれないことが分かった。
 
昨日、早速、水道屋さんに来てもらい、調査を実施した。
私は会社に行っていたので、その時の様子はわからないが、インターネットに書いてあったとおりに、敷設された水道管を流れる水の音を聴診器の様に地上から聴くツールがあって、専門家は、ヘッドホンで漏水箇所を聞き分けることが出来るらしい。
 
カミサンの話では、我が家の調査でも、お風呂場のところで漏水の音が確認出来たとか。
幸い、家屋の床下ではなくて、家の外側に敷設された部分に漏水の可能性があることが試聴で分かり、地面を掘ったところ、水道管の亀裂から水が吹き出している箇所が見つかったらしい。
これが床下だったら、風呂場の床を剥がしての大工事になるところだったが、幸い家の外側だったので、小規模の工事で修復することが出来た。
請求金額はまだ連絡がないが、それほど高くはないだろうと踏んでいる。
 
まあ、家のメンテナンスには結構費用が掛かるものらしい。