薩った(さった)峠からの富士


薩った(さった)峠からの富士
2010年11月27日(土) 晴れ
 
歌川広重の「東海道五十三次(由井)」で描かれた薩った峠からの富士。東海道ふたり旅で訪れた時には、残念ながら雲に隠れて富士山を見る事が出来ず、もう一度、冬の空気が澄んだ日にでも来て見ようと思っていた。そして本日、早起きをして車をとばして薩った峠に行って来た。
 
天気予報は晴れだと言うのに、夜明け前の空には結構な雲が出ていて、今日もハズレなのかナァと思いつつ、国道1号線を西に向かう。
そして、興津(おきつ)川の手前から山道を登って薩った峠の駐車場に到着すると、ほんの僅かではあるが、富士の山頂が雲の間から顔を出していた。
それから待つこと10分、段々と雲が途切れ、富士山の上半分が姿を現した。今日も駄目かと半ば諦めていただけにラッキーである。
 
記念撮影をして30分ほどで帰途に着いたが、帰り道では既に富士の姿は見えず、空は晴れているが富士山の回りだけ雲に覆われているという、良くある景色に戻っていた。
 
「早起きは三文の得(徳)」とは良く言ったものだが、今日は本当に早起きして行った甲斐があった。
 
1 薩った峠からの富士 (2010.11.27撮影) 静岡市清水区
 
2 この時は、まだ富士山の姿は頂き部分のみ (2010.11.27撮影) 静岡市清水区
 
3 東名高速道路・富士川サービスエリア近辺の紅葉風景 (2010.11.27撮影) 静岡県富士市
 
4 製紙工場の煙突群 (2010.11.27撮影) 静岡県富士市
 
5 富士川の流れ (2010.11.27撮影) 静岡県富士市
 
6 富士川SAは朝から混雑 (2010.11.27撮影) 静岡県富士市