富士山の湧き水


富士山の湧き水
2009年12月27日(日) 晴れ
 
山梨県の富士吉田に、富士山の湧き水で有名なところがある。
富士山の湧き水は、バナジウムというミネラルを多く含んだ天然水であり、いろんな病気に効くという噂が広がり、いつ訪れても、各地から湧き水を汲みにくる人々で行列ができている。
実は、我が家も4年前から、月に一度は水汲みに通っている。18ℓタンク6個を持参し、湧き水を汲んで帰るのである。
 
我が家では、飲み水は勿論のこと、お茶やコーヒーにも、料理にも、御飯を炊くのにも、この水を使っている。
元々、この水を汲み始めたのは、血糖値を下げるのに効くという話からであったのだが、今では、そんな効能のことよりも、とにかく水が美味しい、コーヒーが美味いということである。
幸いなことに、富士吉田までは、三島の自宅から車で約1時間程度の道のりであり、殆ど庭の様なものである。
 
それから、この富士吉田には、もう一つ名物がある。「吉田うどん」と呼ばれる、地ビールならぬ地うどんである。
吉田うどんの特徴は、モチモチした食感であることと、店によって具や味付けが全く違うということである。
店と言っても、勿論、店舗を構えた店もあるが、「我が家のうどん」を普通の民家で出しているところもある。そういう店(家)は地図を見ながら探すのだが、看板は出ていないし、多分ここに間違いないと思って玄関を開けても、普通の家の内装だし、誰も出迎えに出て来る訳でもないしで、初めて行く時は戸惑ってしまう。
しかし、思い切って玄関(本当に、普通の民家の玄関と同じ佇(たたず)まいの玄関)で靴を脱いで上がり込み、ガラスの引き戸を開けると、中では、数組の客がうどんを食べているといった具合である。
吉田うどんは値段が安いし、店によって味と具が異なるので、色んな店を食べ歩く楽しさがある。
 
富士吉田からの帰り道には、忍野八海(おしのはっかい)という水の名所がある。
もう何度か立ち寄っているが、透き通った水の中を泳ぐ魚がはっきり見えるし、雲が掛かってなければ、富士山も間近に見ることができる。
 
冬は本当に寒いが、水汲み通いはもう止められそうにない。(と言っても、実際には、殆どは平日にカミサンが行くのだが)
 
1 「富士吉田からの富士山」 (2005.12.11撮影) 山梨県富士吉田市
 
2 「富士山の湧き水を汲む人の行列」 (2005.12.11撮影) 山梨県富士吉田市(道の駅富士吉田)
 
3 「富士山レーダー」 (2005.12.11撮影) 山梨県富士吉田市(道の駅富士吉田)
 
4 「忍野八海(1)」 (2005.12.11撮影) 山梨県忍野村
 
5 「忍野八海(2)」 (2005.12.11撮影) 山梨県忍野村
 
6 「忍野八海(3)」 (2005.12.11撮影) 山梨県忍野村
 
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