【由無し事】月に一度の恒例の湧き水汲み
我が家では、もう15年近く前から富士山の湧き水を飲んでいる。バナジウムたっぷりで霊験あらたかな富士山の湧き水が身体に良いという話を何処からか聞き、その湧き水が汲める場所も聞いたので、それ以来、ずっと富士山の湧き水を汲んできて飲んでいる。飲み水、お茶や珈琲を淹れる水、ご飯を炊く水は、全て富士山の湧き水である。
富士山の湧き水は、汲んだあと2ヶ月は常温で持つ事は人体実験で確認済である（笑）。
以前は、20リットルのポリタンクを8個くらいと、2リットルのペットボトルを数10本持参して汲みに行ってたのだが、20リットルタンク（20kg）と言うのは、結構重いので、重労働であった。この量で2ヶ月は持った。
しかしながら、年とともに20リットルタンクでの水汲みがしんどくなって来たし、6年前から私が会社を退職して自由の身になったので、最近は月に一度のペースにして、その代わりに、ポリタンクを一回り小さい10リットルのものに変えた。ペットボトルも水を詰めるのに時間と手間が掛かるので止めて、全部ポリタンクにした。現在は、ポリタンク12個（合計120リットル）を汲んでくる。これで、夫婦二人＋愛犬マメちゃんなら、だいたい1ヶ月持つ。
以前の湧き水汲み場は、岩場に設置されたパイプの先から落ちてくる湧き水を受けて汲む様な仕組みになっていたため、パイプに依って出て来る水量（噴出速度）が違ったし、結構、時間と手間が掛かっていた。そのため、昼間に行くと長蛇の列が出来ていた。
この湧き水汲み場が、数年前から蛇口方式に改良されたので、全ての蛇口が水道の蛇口と同程度の勢いのある噴出速度になり、水汲みの所要時間がかなり短縮された。それに、以前の時は午前6時に元栓を開ける様になっていたが、現在は、多分、24時間汲める状態になっていると思われる。但し、真冬は蛇口が凍りつく事もあるようだが。
この新しい汲み場になってからは、待ち行列も短くなったし、早朝だと待つ事もない。
今朝は未明の4時15分頃に三島の自宅を出発し、国道246号を御殿場に向かう。御殿場からは国道138号に入り富士吉田へ。途中、須走IC~山中湖ICの間は東富士五湖道路を使う。
富士吉田に近づいた頃には東の空が薄明るくなって来た。富士吉田の気温は0℃である。このルートだと、自宅からだいたい1時間くらいで富士吉田まで来られるので、まあ、地元みたいなものである。
水汲み場には誰もおらず、蛇口は全部占有できるので12個のポリタンクへの水汲みはアッという間に終わる。水汲みはカミさん、満タンになったタンクを車に積むのは私の分担である。
春〜秋の季節には、山中湖花の都公園の百日草が見頃になるし、忍野八海からの富士、山中湖からの富士、三国峠の手前にあるパノラマ台からの眺望も素晴らしいので、時々、帰りに寄って帰る事もある。今朝は直帰したので、三島に戻って来たのは6時半頃であった。
ここ数回は、帰りに自宅近くのデニーズに立ち寄って朝食を取っている。土曜日の朝のひと時を、モーニングサービスの朝食と珈琲で寛ぐのもちょっと良いものである。習慣になりそうである（笑）。
ドリンクコーナーで、ウーロン茶に氷を入れようと思ったら氷が見つからない。私は、いつもの感覚でガラスケースの中から氷をすくい出すイメージを描いてガラスケースを探していたのだが、この店では、ガラスケースではなく、飲み物と同様にボタンを押すと氷が注ぎ口から出て来るタイプだったらしく、幾らテーブル台を見渡しても見つからなかった訳である。
氷は諦めてウーロン茶を飲んでいたら、カミさんがコップに注ぎ込んだ氷を持って来てくれた。（笑）
書き忘れたが、富士山の湧き水汲み場の場所は、道の駅「富士吉田」のエリア内、お土産店と道を挟んで反対側（奥に向かって左側）である。
