富士山の湧き水汲み


富士山の湧き水汲み
2005年12月11日(日) くもり
 
我が家では、今年の10月より、富士吉田(山梨県)まで富士山の湧き水を夫婦で汲みに行く様になった。バナジウムというミネラルをたっぷり含んだ富士山の湧き水は、身体に良いそうであり、その富士山の湧き水富士吉田にて誰でも汲めるという話を誰かから教えて貰ってから、月に一回程度の頻度で湧き水汲みに行く事にしたのである。
それに、真偽は分からないが、”三島市の水道水が飲料水としては余り良くない”という噂を聞いていた事も動機の一つではある。
 
一回で汲んで来る湧き水の量は、20リットルのポリタンク6個分である。湧き水の用途としては、普段の飲み水は勿論のこと、お茶、料理、御飯を炊く時の水にも使っている。
 
この日は、今年最後の湧き水汲みである。何しろ、三島市(静岡県)から富士吉田まで水汲みに行く為には、御殿場経由で山中湖を越えて行かねばならず、冬場は路面凍結するため、その前に湧き水汲みを終えておきたい訳である。
 
湧き水汲みの場所は、「道の駅・富士吉田」である。いつ行っても、だいたい長蛇の列が出来ている。
 
1 道の駅「富士吉田」の湧き水汲み場は、いつも混雑
 
 
3 富士山の頂上にあった富士山レーダーは、この「道の駅」に降ろされている
 
それから、富士吉田には、「吉田うどん」と言われるモチモチした食感のうどんを出す店(と言うよりは「家」)が沢山ある。
本日も、「のぶ」というウチ(?)で、お昼にうどんを食べた。普通の民家であり、玄関を開けても普通の家の内装である。勿論、誰も出てこない。しかし、(泥棒扱いされるのを覚悟の上で 笑)思い切って靴を脱いで上がり込み、ガラスの引き戸を開けると、中では、数組の客がうどんを食べている。
「肉うどん」の大盛りを注文したが、450円という安さであり、モチモチした麺もいける。
 
世間で評判の讃岐うどんは、麺にシンがあって(世間では、コレを「腰がある」と表現しているらしいが)どうも私の好みではない。しかし、この「吉田うどん」は結構行ける。私にとっては、牧のうどん(福岡)が一番美味いが、次に美味しいと思うのは、この「吉田うどん」と「伊勢うどん」である。三者に共通しているのは、麺にシン(世間の表現では「腰」)が無い事である。これが元祖うどんである。何しろ「うどん」の発祥の地は福岡なのだから。
 
この日は、帰りに、久しぶりに忍野八海(おしのはっかい)に立ち寄ってきた。十年振りくらいである。
周りの方々は、みな観光で来ているのだろうが、我が家にとっては、車で1時間足らずで来られるので庭みたいなものである。
 
残念ながら、富士山は雲が掛かって完全な姿を現すには至らなかった。また、次の機会に来ようかと思っている。
 
4 富士吉田からの富士山
 
 
 
 
8 忍野八海 
 
 
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【2022/11/4追記】
湧き水汲み場での混雑を避けるためには、未明のうちに現地に到着しているのが好ましいし、早起き&移動&水汲み作業の手間、東富士五湖道路(須走~山中湖)の有料道路料金を考えたら、5千円前後の差しかないと言う事もあり、60も半ばを越えた数年前に、湧き水汲みは止めた。現在は、天然水のペットボトルを近くの量販店で買う様になった(笑)。