【國體】天皇の皇位継承について(徒然なるままに)


【國體】天皇の皇位継承について(徒然なるままに)
2021年12月2日(木) 晴れ
 
何時もの様に、朝のネットウォッチをしていたら、以下の記事を見つけた。天皇の皇位継承に関する記事である。
 
 皇位継承策、年内に最終報告 政府有識者会議が議論再開
www.mag2.com
 
せっかく、小室圭さんが汚れ役を演じて、国内・国民の注目を自分の身内の(偽装?)スキャンダルに引きつけ、「女系天皇、女性天皇問題」から注目を逸らせようとしたのに、結局、こういう話題が再発してしまった様である。
 
余計な事をしてくれたと思わないでもないが、まあ、真実の歴史、真実の天皇像を知らない方々にとっては、これが自分達に与えられた使命だと思って動いているのだろうから、仕方無い事なのかも知れない。
 
本来、皇室(天皇家)は、二千年以上続く世界最古の王室であり、また、世界王室連合の中心的存在として世界全体に関わっておられる存在であるから、日本という一国家が皇室の皇位継承を論じる事など、筋違いの事であると私は思う。
 
日本国は、天皇家に対して、日本国の「象徴」としての役割をお願いしているので、まあ、皇位継承を気にするのは止むない事だとは思うが、少なくとも後継天皇を決めるのは、天皇家のマターであり、アジアの一国家・日本国が、世界の天皇家の跡継ぎに口を挟むのは、不敬極まりない「筋違い」だと私は思う。
日本国側は、天皇家が決めた後継天皇を日本国の「象徴」としてお迎えすれば良いだけの話だと私は思う。
 
多くの日本国民は勘違いしていると思うが、そもそも、天皇家は、日本国籍を有していない訳であり、そういう観点からも、天皇家は日本国民では無いのである。
だから、天皇家には、日本国の憲法も、日本国の諸法律も適用外であり、従って、天皇家が日本国内に居住して日本国と接するための諸法律(皇室典範、ほか)を別に立法している訳である。
 
私は、皇室典範の内容を全く知らないので、何とも言えないが、もしも、皇室典範の中で皇位継承権の事(日本国側が天皇の後継者を決定すると言う様な内容)を規定しているとすれば、それは問題有りだと私は思う。
 
まあ、皇室の方々には日本国籍が無いのだから、そもそも、どういう方がおられるのかは、日本国側には正確には分からない筈である。恐らく、皇室側からの自己申告を受け容れるしか無いと思うし。
例えば、二十歳になられた愛子内親王は、皇室側が申告したから徳仁親王(現 今上陛下)と雅子妃の間に生まれた内親王として日本国側は認識しているのだろうし、悠仁親王だって、皇室側が申告したから、秋篠宮文仁親王と紀子妃の間に生まれた親王として認識しているのだろうと思う。
これが仮に、徳仁親王と雅子妃の間に生まれたのは、実は内親王(女児)ではなく親王(男児)だったとしても、日本国側は確かめようが無いし、悠仁親王は実はベルギーから来られた方だったとしても、日本国側は確かめようが無いのである。(あくまでも、仮の話である)
 
これは、戦前の話なので現在の日本国とは事情が異なるが、
●昭和天皇は、大正天皇の実子ではなく、ベルギーから来られた方であるし、(これは戦後の話だが)1989年1月7日に崩御された事になっているが、これは偽装崩御であり、その後、ベルギー(?)に渡られて、数年間はご存命だったそうである。(これは真実)
●現上皇陛下明仁親王は、実は昭和天皇と香淳皇后の間の二番目の皇子であり、第一皇子はベルギーに渡られたそうである。(これも真実)
●昭和天皇の弟とされる高松宮宣仁親王は、実は、昭和天皇と同じく、大正天皇の実子ではなく、堀川辰吉郎の皇子である。(これも真実)
●明治天皇は、孝明天皇の皇子・睦仁親王ではなく、周防国田布施の地にいた大室寅之祐(通名:寅助)である。(これも真実)
●孝明天皇の本物の皇子・睦仁親王は、偽装崩御して京都堀川御所に入り、國體天皇となっている。同じ日に本物の睦仁親王と大室寅之祐は、皇居にて大嘗祭を挙行しているので、二人とも天皇を即位している。大室寅之祐が政体天皇(明治天皇)、本物の睦仁親王が國體天皇を即位した。(これも真実)
●堀川辰吉郎は、本物の睦仁親王の実子である。(これも真実)
 
天皇の皇位継承については、96代)後醍醐天皇と僧・文観により、
天皇の皇位継承は、大塔宮護良親王(おおとうのみやもりながしんのう)の直系男系子孫に限る
という皇位継承権ルールが創られ、南北朝が終わったあとの102代)後花園天皇以来、現在に至るまで、政体天皇(表の天皇)、國體天皇(裏の天皇)ともに、この皇位継承権ルールが厳守されている。
日本国の天皇のみならず、ベルギー、オランダ、ハプスブルクの全ての王室がこのルールどおりに継承している。即ち、皆、大塔宮護良親王の直系男系子孫である。