【時事】前原誠司代表の記者会見映像。ハツラツとしていて、思い通りに進んでいる事が伺える。

【時事】前原誠司代表の記者会見映像。ハツラツとしていて、思い通りに進んでいる事が伺える。
2017年10月05日(木) くもり

昨日から、半纏(はんてん)を着ている。秋らしくなった。
前原誠司代表の記者会見の映像があった(以下)。暫くテレビ等で姿を見ていなかったが、記者会見の受け応えを見ると、精気がみなぎっている様に見える。
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●「自公:野党共闘で1:1の構図を作ると言われていたが、民進党希望の党に合流したのは、結果的に民進党が三つに別れて失敗だったのでは?」 という質問に対して、 「そんな事はない。希望の党の候補者160人前後と民進党の候補者225人前後がぶつかり合って潰し合いをしたらどうなったか。それに比べて、希望の党に合流した結果、候補者調整が為され潰し合いが回避されて、1次公認だけでも191人がまとまり、これから二次公認、三次公認と続く。無所属で立候補した後に希望の党に入る方も30人程度いる。狙いどおりに1:1の構図になっていると思う。」と答えている。全くその通りである。マスコミは、今回の民進党希望の党への合流で発生した問題点ばかりを強調して、あたかも、それが原因で失敗に終わったと騒いでいるが、まさに印象操作である。冷静に結果を見れば、少なくとも、1:1の構図を作って ぶつかり合いによる死に票を減らす様に候補者調整するという狙いは成功している。まあ、本当の評価は、それで候補者が自公に勝って当選するかどうかに掛かっているが。

●そもそも、枝野氏が作った立憲民主党が、政治家として変な妥協をせずに自身の意志を貫いたのだから偉い。支持する。と言う人が多そうに見えるが、これも冷静に見れば評価は変わると思う。今回は、言われている様に、政権選択の選挙である。野党側の立場から言えば、打倒自公政権を目的とした選挙である。だから、正しい主張を貫き通す事に拘る政治家を選ぶ選挙ではないと思う。まさに、前原代表が言う「名を捨てて実を取る」事の方が「政権選択の選挙」という本来の目的に合致した考え方だと思う。枝野氏は、何の目的で新党を作ったのか? 結局、打倒自公政権は二の次で、信念を貫き通す事を最優先に考えている(自己満足の世界に浸っている)としか思えない。そうでないと言うのなら、新党結成が打倒自公政権にどう結びつくのかをちゃんと説明して欲しいものである。まあ、子供が駄々をこねている様な物だろう。それに本気で支持して投票すると言う人は、多分、現状の自公政権の問題点を気にしていない人、今の政治に痛みを感じていない人、政治が変わる訳ないと諦めている人、・・・。まあ、いろんな人がいるから仕方がないけど。 少なくとも、民進党は、期待感が落ちる一方の政党であったし、枝野氏を含むリベラルと言われているグループもその一部だった訳で、そのグループが独立して新党を作っただけで一体何が変わるのか? 民進党の枝野さんは支持しなかったのに、立憲民主党の枝野さんは支持すると言う方々は、枝野さんに何を期待しているのか? 別に期待している訳じゃなくて、「面白いお芝居を見せてくれて有り難う」と言ってるだけなのか。