熊本旅行(初日)
2014年6月15日(日)~6月17日(火)
更新:2024年1月20日(土)
前日の土曜日に、身内の会社の株主総会のため、夫婦で福岡に帰って来たが、今年は、株主総会の翌日から2泊3日で旅行する計画が立っていた。
この旅行企画は、10年近く前から続いている親族内の企画であり、毎年、身内の会社の株主総会の翌日から、2泊3日で行われているものである。
参加メンバーは、母、義姉、姉、従姉の女性4人。いずれも、株主総会出席メンバーである。
母、義姉、姉は福岡在住であるが、従姉は、現在は千葉県に住んでいるので、毎年、この株主総会のために福岡に帰って来ている。
2年前に一度、我々夫婦も誘われたのだが、当時は、まだ私は現役のサラリーマンだったので、何日も休暇を取る訳にも行かず、カミサンだけが参加した。
2年前の旅行(広島)➪鍵が無い!
今年は、私の退職後の初の株主総会であり、毎日が日曜日と言うことで、私もカミサンと一緒に参加した次第である。
私が参加したことで、「車を使うパターン」も旅程の選択肢に加わり、旅行計画の幅が広がった。
と言う事で、今回は、車での移動を前提にして、私が計画書を作成した。つまり、私の希望が、かなり入っていると言うことである。
■6月15日(日) 曇り のち 晴れ
母、義姉、姉、カミサンと私の5人を乗せたレンタカー・トヨタアルファードは、9時半に実家の茶山を出発。
ホテル泊の従姉を迎えに、国道202号を東に進む。この国道は、毎年12月の第一日曜日に開催される「朝日国際マラソン」のコースにもなっており、「六本松」、「護国神社」、「けやき通り」、「国体道路」と言う言葉が、マラソンのTV中継でよく聞かれる道である。
「キャナルシティー博多」近くのバス停で、待ち合わせていた従姉を拾うと、車は「福岡都市高速」に乗り、福岡ICから九州自動車道に入る。
本当は、太宰府ICから九州自動車道に入った方が近いのだが、カーナビの案内に惑わされて、遠回りをしてしまった。
基山SAでトイレ休憩したあと、車は、九州自動車道を南進。
ラジオでは、まさにワールドカップの「日本 vs コートジボワール戦」が生中継されており、早速、本田圭佑選手が先制ゴールを決めたらしい。
車は、熊本ICを通過し、松橋(まつばせ)ICまで進んだところで、高速道を降りる。
ここからは、のどかな一般道である。
八代(やつしろ)海沿岸を走る国道266号を西に進むと、天草に近づいてくる。
車の中は、私以外は女性とあって、なかなか賑やかである。
(しかしながら、サッカーの方は、後半になって逆転を喫したらしく、初戦を落としてしまった様である。)
やがて、宇土半島の先端・三角(みすみ)から大矢野島に架かる天草五橋の1号橋「天門橋」を渡り、天草に上陸。
橋のたもとにあるパーキングで休憩し、記念写真を撮る。花壇の花々が美しい。
時刻は12時を回っているので、この近辺でランチを取ることに。
現地の食事処事情が分からないので、事前に調べてあったのだが、その中から「入船」と言う店に入ることにした。
この店は、麺類を中心とした店であったが、カミサンは「海鮮チャンポン」、私は「地だこチャンポン」を注文。ボリュームたっぷりであり、美味しいダシが出ていて、とても美味しかった。この店は「当たり」である。
食後は、同じ大矢野島にある上天草物産館「さんぱーる」に立ち寄った。ここも、計画に入っている訪問地である。
ご当地の品物が、安値で沢山並んでおり、1袋150円の枇杷(びわ)、220円の李(すもも)にはビックリ。
その他にも、珍しい「地アイス」が販売されていて、「地だこ醤油アイス」という名前に、目が釘付けになってしまった。
是非とも食べたかったのだが、みんなが「ソフトクリームを食べよう」と言うので、「地アイス」は見送り。
ところが、このソフトクリームも濃厚なミルク味で絶品であった。恐るべし天草である。
我々がソフトクリームを食べ始めたところ、それまで店の前には誰もいなかったのに、客がどんどん集まりだし、行列が出来てしまった。
我々の食べるサマが、余程美味しそうに見えたのかもしれない。
一服したあとは、物産館の裏手にある小高い丘の上の花海好(はなみずき)展望台へ。
好天に恵まれ、なかなかの眺望を楽しむことができた。
「さんぱーる」を後に、車は先に進み、次の訪問地である「天草ビジターセンター」へ。
場所は、天草五橋の2号橋である大矢野橋の手前から、脇道に入ったところであったのだが、入口を見落としてしまい そのまま大矢野橋を通過してしまった。
やむなく、ビジターセンターへの立ち寄りは諦め、先に進む。
中の橋(3号橋)、前島橋(4号橋)、松島橋(5号橋)と渡って、上島(うえしま)に上陸し、松島有明道路を進んで瀬戸大橋を渡ると、天草市がある下島(しもじま)である。
この日の宿は、下島にあるホテルアレグリアガーデンズ天草である。
ホテルの前には、プライベートビーチかと思える様な砂浜が広がっており、なかなかの景色である。
ちょうど、到着時は干潮の時間帯であったらしく、潮が引いて、海底が現れていた。
部屋は二つであったが、4人と2人に分かれ、我々夫婦が1部屋使わせて貰った。
日曜日(大半の宿泊客がチェックアウトした日)の宿泊と言うことで、ホテル側が、我々夫婦の部屋を洋室から和洋室に無償グレードアップしてくれた様であり、ゆったりとした部屋で過ごすことが出来た。
ビールで一服したあと、夕食前に、早速、温泉で運転疲れを癒す。
ただし、ちょうどこの時期、ホテル直結の大浴場が工事中であったらしく、男風呂は、同じ敷地内にある温泉施設まで歩いて行かなければならなかった。
夕食は、天草の「海の幸」が満載の懐石料理。前日の「なだ万」に続き、二日連続の豪華な懐石料理となった。大満足!