徒然なるままに(2014.1.14)


徒然なるままに(2014.1.14)
2014年1月14日(火) くもり
更新:2024年1月5日(金)
 
ここのところ、寒さが一段と厳しい日が続いている。
こうなると、もう炬燵から出るのが嫌になる。
セントラルヒーティング完備のお宅なら、外が寒くても、部屋の中は暖かいのだろうが、何せ我が家は、日当たりが悪いせいか、外気温よりも部屋の中の方が寒いときているので、本当に家の中を動くのも寒い。
「早く、暖かな春になって欲しい」と思う、今日この頃である。
 
それではまた、何時もの様に、日常のあれこれを、徒然なるままに書いてみる。
 
■打ち初め
 
昨年の11月に始めた蕎麦打ち。年末年始は、福岡に帰省していたので お休みしていたのだが、おとといの日曜日に、今年の打ち初めをした。
 
これまでは、水の量を気持ち多めにして 打っていたのだが、年末の「蕎麦打ち教室」の最終日に、水が多過ぎて、本延し(のし)の段階で蕎麦生地が破れてしまうと言う失敗をしたため、今回からは、少し水の量を控えて打つことにした。
 
今回は、粉(そば粉+割り粉)500gに対し、空気は乾燥していたものの、水は223gに留めて打った。
結果は、なかなか上手く打ち上がり、好調な新年の滑り出しとなった。
次の課題は、更科そばへの挑戦である。
 
実は、昨年暮れに、製麺所でそば粉を購入した際に、試しに、更科粉を1kg買っておいたのだが、その時には特に何も考えず、「粉の種類が違うだけ」くらいに軽く考えて買ったのである。
ところが、最後の「蕎麦打ち教室」の時に、先生に聞いてみたところ、更科粉は、普通のそば粉とは「打ち方」が全く違うと言う事が分かった。
何でも、「水回し」(水と粉を合わせる工程)では、水ではなく、熱湯で更科粉と合わせなければならないそうなのである。
 
そこで、インターネットでYouTube映像を探して見たところ、
 ●水回しには熱湯を使うし、
 ●熱いので、勿論「手」は使えず、代わりに、「しゃもじの様なへら」で混ぜていた
また、
 ●「練り」についても、普通のそば粉とは違う練り方をしていた様であり、かなり研究してからでないと、更科粉の蕎麦打ちは難しそうであることが分かった。
まあ気長に取り組むとしよう。
 
1 2014年打ち初めの蕎麦
 
■栗
 
栗と言えば、カミサンの大好物なのであるが、昨年、facebook友達の書き込みで、「小布施(おぶせ)(長野県)の栗菓子」のことを知ってから、小布施の栗にハマっている。
 
それまでは、小布施の栗が有名であることすら知らなかったのだが、その書き込みによると、小布施堂と言う店の「朱雀(すざく)」と言う栗菓子が、特に人気らしく、季節限定の この菓子の販売時期には、連日、店の前に、早朝から長蛇の列が出来るらしいのである。
 
この朱雀は、本店での店頭売りしかされていないため、この時期になると、東京などから沢山の人が集まってくるらしい。
昨年暮れに、(勿論、朱雀の販売期間は終了していたが、)「ほかの栗菓子を試しに食べてみよう」と思い立ち、栗鹿の子(くりかのこ)、栗鹿の子羊羹をインターネットで注文してみた。
届いた栗鹿の子を食べて見たところ、これが何とも美味しく、早速、追加注文して、正月のお節料理の「栗きんとん」の代わりに使うことにしたのである。
 
と言う事で、今年のお節の重(じゅう)には、小布施堂の栗鹿の子がデビューを飾った。
 
まあ、それはそれで良かったのだが、年末の買い出しで、福岡三越のデパ地下を回っていた際に、同じ小布施にある「桜井甘精堂(さくらいかんせいどう)」と言う店の栗鹿の子が、販売されているのを見つけたのである。
「どうせ、小布施堂に追従した同業他店なのだろう」と、その時は思って無視したのだが、一応、パンフレットだけは持ち帰って来た。
 
そして、福岡から三島の自宅に戻ってから、インターネットで調べてみたところ、何と、地元小布施では、桜井甘精堂の方が、古くからある老舗であり、小布施堂の方が後発であることが分かった。
 
口コミの評判も色々と調べたが、味については、「甲乙付け難い」と言う評価であった。
 
そうなると、これはもう、実際に食べて自分で評価するしかない
せっかちな性分の私としては、早速、ネットで注文。
そして夫婦で、小布施堂桜井甘精堂栗鹿の子を食べ比べてみた。
見た感じは、桜井甘精堂の方がどす黒い色、小布施堂の方が明るい綺麗な色であったが、食べて見ると、味が全然違った
桜井甘精堂栗鹿の子からは、栗の皮をむいて食べた時に感じる、あのホクホクとした栗独特の後味がちゃんとして、栗を食べていると言う実感が湧いたのだが、小布施堂栗鹿の子には、この後味が全くない
多分、混ぜ物でも入っているのだろう。色の違いも、そのためかもしれない。
 
口コミでは、「甲乙付け難い」と評価されていたが、同時に二つを食べ比べると、少なくとも、私と栗好きのカミサンには、味の差は歴然であった。
もう、これからは、栗鹿の子は桜井甘精堂から買うことに決めた。
 
ただし、小布施堂の名物「朱雀」だけは、一度は食べてみたいと思っているので、今秋には早起きして小布施に行こうと思っている。
 
【2024/1/5追記】
 
結局、小布施まで「朱雀」を食べに行く事は無かったが、小布施堂では、最近、ネット通販(勿論、季節限定)で「朱雀」の販売を始めたので、昨年(2023/9月)に注文して、夫婦で美味しく戴いた。
勿論、美味しかったし、ケーキのモンブランにデコレートされているのと同じ様な形態の「栗」のペーストが沢山掛かっているのには大満足であった。
カミサンが栗が大好きなので、また季節が到来したら注文しようかとは思っているが、1個3,024円、冷凍便送料が1,210円なので、結構お高い事は確かである(笑)。
まあ、現地まで行く交通費を考えたら安上がりだとは思うが。
「朱雀」という栗菓子そのものの魅力(珍しさを含めて)を求める方には、「朱雀」を召し上がれば良いと思うが、「栗」そのものが好き、「美味しい栗菓子がた食べたい」という方には、桜井甘精堂の栗菓子の方をお薦めする。例えば、「栗鹿の子」を買うなら、私は、桜井甘精堂の方を断然お薦めする。
 
2 正月お節の重を飾る小布施堂の栗かのこ
 
3 桜井甘精堂の栗かのこ(左)と小布施堂の栗かのこ(右)。クリームの色を見れば、どちらが栗を沢山使っているかは歴然
 
4 桜井甘精堂の栗最中と栗どら焼き
 
■熊本みかん
 
九州育ちの私には、「みかんと言えば甘いもの」というのが当たり前の感覚であり、就職してからの独身時代も、みかんは、自分で買うことはなく、実家から送って来たものを食べていたので、当然の様に、みかんは甘いものと思い続けていた。
ところが、結婚してから、ウチで出て来るみかんを食べる様になると、酸っぱいみかんしか口に入らなくなった。
 
静岡と言えば、みかんの産地である筈だし、事実、カミサンは、同じみかんを「甘い甘い」と言って食べているので、「何か変だなあ」とは思っていた。
 
そんなある日、もう15年くらい前のことであるが、インターネットで、熊本みかんの販売を見つけたので、1箱注文してみたところ、やはり、昔食べていたのと同じ様に甘いみかんであった。
その年は、確か3箱ほど注文して食べてしまった記憶がある。
 
そのうちに忘れてしまい、しばらくは注文していなかったのだが、今年になって、また注文。昔と変わらない、甘いみかんを毎日楽しんでいる。
注文したのは、1箱10kgのものであるが、数日のうちに既に1/3は食べてしまった様である。
 
なお、今回インターネットで注文した際に、調べて分かったのだが、みかんにも種類があって、早生(わせ)晩生(おくて)があるとのこと。
私が甘いと思っていたみかんは、晩生のみかんであり、時期的には、年末から ちょうど今の時期に出荷される様である。
何でも、晩生は、収穫したあとに、蔵でしばらく寝かせて熟成させてから出荷するらしい。この「一手間」により、甘さが増すそうである。
 
今回も、15年前と同じ店から購入したが、晩生の10kg「訳あり限定青島みかん」と言うのが、2,940円、送料込みで3.727円である。
「訳あり限定」と言うのは、どうやら、「ツブの大きさが揃ってない」と言うだけであり、味は変わらないので、家庭用にどうぞと言う商品であるらしい。
 
参考までに買ったお店は以下である。
 ふるさと果樹園 安田
 
5 熊本みかん
 
【2024/1/5追記】
 
私の味覚が変わったのか、みかんの方が変わったのかは分からないが、今シーズンのみかん(三島市近辺の店で普通に買ったみかん)が、以前にネット注文していた「熊本みかん」と変わらないくらい甘くなった。
これなら、わざわざ、熊本から取り寄せる必要もなさそうである。
 
■運勢
 
昨年の正月に、母より、「今年は運勢が悪いので気を付ける様に」と言われていたのだが、その1年が、今度の節分で漸く明ける。
 
私の生まれ星は「一白水星(いっぱくすいせい)」と言うものであり、昨年(正確には、2013年2月4日~2014年2月3日(節分))の運勢は、真っ黒の衰退運であった。
そして、今年の運勢(節分明けの2月4日以降)は、漸進運である。
運勢が、ようやく良い方に転換すると言うことである。
 
確かに、昨年は色々なことがあった。
一番大きかったのは、36年間勤めた会社の退職である。(別に、「クビ」になった訳では無い。自分の意思で選択した早期退職(定年退職扱い)なので)
 
衰退運の年廻りでは、運気が衰退し、病気や災いに見舞われやすいので「要注意」という年廻りであり、「前に進むこと」より、「万事に受け身の姿勢で、無理をしないこと」が無難と言うことであった。
 
そこで、退職後の再就職にあたっては、「新しい仕事の開始は、節分以降が望ましい」と言う思いも少しあったのだが、幸か不幸か、今日現在で、まだ再就職は決まっていないので、2月4日以降になるのは、ほぼ間違いなかろうと思っている。
「きっと、それが天の神様の意志なのだろう」と勝手に思い込んでいる。
まあ、単に高齢のために、再就職が難しいだけなのかもしれないが。
 
それから、昨年7月に、長男が自損事故を起こして、我が家の車が「廃車処分」になった時も、新しい車を買うのは、節分明けまで待つことにしたのであるが、これにより、生活の中に歩く時間と回数が増えたのも事実であり、まあ、「災い転じて福となす」を実践した様に思う。
 
■後継車
 
上のとおり、節分が明けた2月4日から、新しい年廻りに入るので、保留にしていた「車の購入」を具体的に進めることにした。
そして先週、遂に後継車を決めて購入契約した。(勿論、ローンを組んでの購入 笑)
 
後継車については、昨年末の時点では、スバルの「レガシー・ツーリングワゴン」に気持ちが固まっていたのだが、先週の購入モード突入に際し、再度、考えを整理してみた。
 
元々の計画では、それまで乗っていたトヨタのエスティマ(7人乗り)を買い換える際には、子供3人は親元を既に離れており、もう家族全員が乗ることも殆どなくなるので、少しダウンサイジングを図り、価格の方も、グレードを少し落として節約しようと考えていた。
 
それが、昨年の長男の自損事故により、買い換え時期が、目論見より5年ほど早まってしまったのだが、考え方は、計画どおり(グレードを落とす、サイズも小さくする)で進めるつもりであったため、その線で、色々と各社の車を調べた。
その結果、安全性、機能性の点から、最終的にスバルの「エクシーガ」を後継車に決めた。
 
今回の調査で認識したのだが、スバルと言うメーカーは、独自の安全設計、独自の4WD構造、アイサイトと言う独自の自動停止制御を組み込んだ、高い技術力の車を出している異色のメーカーであることが分かった。
PCに例えるなら、Windowsパソコンと、アップルのMACパソコンみたいなものである。勿論、
 ●Windowsパソコンに例えるのが、トヨタ、日産、ホンダなどの大手メーカー
 ●MACに例えるのが、スバル
である。
 
しかも、同じグレードの価格が、スバルは、大手メーカーよりも50万円〜100万円近く安いと言う、信じられない様な車を提供しているメーカーであることが分かった。
 
スバルは、あまりCM等で宣伝しないので良く知らなかったのだが、トヨタ、日産、ホンダなどと言う大手メーカーとは、比べものにならない高い独自の技術力を持っていると言うのが、私の評価である。
何しろ、スバル(富士重工)と言う会社の前進は、「中島飛行機」と言う、世界有数の飛行機会社だった会社であり、戦時中には、「隼」や「零戦」を作っていた会社である。
 
そう言えば、カナダ旅行をした際には、現地では、トヨタ車と同数と言って良いくらいのスバル車を沢山見かけたものである。
海外での評価も高いと言うことなのだろう。
 
では、スバルの国内評価はどうかと言うと、
  ●一般大衆はトヨタ・日産。ホンダを選択し、マニアはスバルを選択する
  ●トヨタ車からスバル車に乗り換える人は多いが、スバル車から他車に乗り換える人は殆どいない
と言われるくらいの高い評価であることも分かった。
 
ちなみに、スバルは、2013年度の売上目標値を、11月時点で既にクリアしてしまったそうであり、売上絶好調なのだそうである。
 
と言う訳で、後継車はスバルのエクシーガに決めていたのだが、実際にスバルの営業店に行ったところ、気持ちが変わってしまった
 
エクシーガと言う車は、スバルの大衆向け車種であるインプレッサをベースに、7人乗りに焼き直した車種らしいのだが、営業店で、そのインプレッサと、スバルのフラグシップ車レガシーの両方に乗せて貰ったところ、シートの座り心地が全く違うのである。
 
営業の人が言っていたが、「シートの作り」、「お金の掛け方」がレガシーインプレッサレベルとは全然違うらしい。
三島〜福岡間の長距離運転を想定している我々としては、このシートの座り心地の差を実感してしまった以上、もう、レガシー以外には考えられなくなってしまった
 
ちなみに、レガシーは5人乗りだし、価格は、エクシーガより50万円高くなるので、これまで乗っていたトヨタ・エスティマと同じ価格帯になる。
 
話を元に戻すが、先週になって購入モードに入るに当たり、頭の整理をしてみたところ、
 (1) 価格の観点から考えて、グレードを下げて節約する方針だった筈なのに、
 (2) 何故エスティマと同価格帯のレガシーに決着したのか
と言う疑問点に気付いた。
冷静に(自分の頭の中での評価が変化した)経緯を振り返ったところ、シートの座り心地が決定的な要因であることを再確認した。
 
つまり、座り心地を犠牲にしてまで、節約を優先させると言う選択は無い
 
という判断が働いたと言うことである。
であるならば、
 
 「同価格帯であるエスティマの座り心地も、比較対象にして然るべき
 
と言う考えに至った。
 
●正直、エスティマのシートの座り心地には何も不満がない。
 
●独自の設計による低重心の安定性、4WD、自動停止制御(アイサイト)と言う点では、レガシーに軍配が上がるが、
 
●7人乗りの広い室内スペース、高い座席による道路状況の視認性、15年間乗り続けてきた「慣れ」と言う点では、エスティマに軍配が上がる。
 
と言う事で、
結局、エスティマも検討対象に復活させることにした。
 
そこで、まずは、自宅から近いトヨタ店の方に先に行くことにして、トヨタ営業店を訪問。
 ●スバルのレガシーも候補に考えていること、
 ●スバル側から引き出している「値引額」も話して、トヨタ側の値引を迫った。
 
最終的に、店長まで巻き込んで交渉したが、
 ●「こちらの希望額」は「店長の値引裁量範囲」を越えていたため、店長が本部と直接折衝することになり、
 
その結果、「本部側が出した付帯条件を受け入れる」ことで、「こちらの希望額」まで値引して貰うことに成功
 
この時点で、もうレガシーへの思い入れは消えてしまった。
 
確かに、アイサイトの自動停止制御と言えども、直進運転中には有効かも知れないが、所詮は完全ではないし、昨年の自損事故の様な「ハンドル誤操作よる衝突」まで避けられる訳ではないので、「レガシーに拘る必要は無いか」と思い直した次第である。
 
今のところ、納車は、節分明けの2月4日(大安)
 
あとは、ナンバーがどうなるかだけである。
本当は、「富士山」ナンバーなので、3776にしたかったのであるが、「富士山」ナンバーが取れるのは、数キロ先の裾野市から北の静岡県と山梨県であり、三島市では富士山ナンバーが取れない事を教えて貰った。
と言う事で、後継車は「伊豆」ナンバーになりそうである。果たして、4桁の番号の方はどうなるのか楽しみである。ウルトラセブンスズメか果たしてどっち?
  ➪♫セブン、セブン、セブン、セブン、ウルトラセブン♫
  ➪♬チー、チー、パッ、パ、チーパッパ 雀の学校の先生は~♬
 
【2024/1/5追記】
結果は、ウルトラセブンであった。「7777」