秋の訪れ


秋の訪れ
2013年9月10日(火) くもり
更新:2023年12月8日(金)
 
今朝は、涼しい朝である。いつもの様に、窓を開けて寝ていたのだが、ちょっと肌寒いくらいの朝であった。
 
3ヶ月近く前から、雨が降ってなければ、5時前後に夫婦で朝の散歩をしているのだが、今朝は、半袖&短パンでは少し「冷やっ」とするくらいの外気であり、耳に入ってくる音色も、蝉時雨(せみしぐれ)からコオロギの鳴き声に変わって来た様である。
 
秋と言えば、食欲の秋、スポーツの秋、芸術の秋、読書の秋など、色んなイメージで語られる季節であるが、私にとっての秋のイメージは、ノスタルジー(郷愁)センチメンタル(感傷的、切ない、もの悲しい)である。
 
小学校の頃、図工(今は美術と言うのかもしれないが)の時間に、時々、学校の周りに出て写生をすることがあったのだが、ちょうど、小学校の裏手から正面に見えるお寺があって、この風景を描くことが多かった。
秋と言うと、この写生の時間のことを思い出す。郷愁を誘うと言うことなのだろう。
 
この風景を思い描いている時に、頭の中に流れるのは、
  「夕焼〜け小焼け〜の赤とんぼ〜、負われ〜てみたの〜は〜いつの〜日か〜」(赤とんぼ)、
  「秋の夕日に〜照る山もみ〜じ〜」(もみじ)、
  「あれマツムシが鳴いている〜、チンチロ、チンチロ、チンチロリン」(虫のこえ)、
  「村の鎮守の神様の〜、今日はめでたいお祭り日〜、ドンドンヒャララ、ドンヒャララ」(村祭)
と言った童謡である。
 
「食欲の秋」、「スポーツの秋」などと比べると、私の感じる「秋」は、ちょっとマイナーなイメージなのかもしれないが、私は、このマイナーな感じの秋が実は結構好きなのである。
 
さて、今年の秋には、どんな出来事が待っているのだろう。
紅葉も愛(め)でたいし、今年は海外の秋の空気も吸ってくる予定だし、「鴨なんばん蕎麦」や「おでん」も美味しくなる季節だし、ちょっと楽しみである。
 
1 彼岸花(曼珠沙華)
 
2 御嶽(みたけ)渓谷 東京・青梅
 
3 鏡池 長野・戸隠高原
 
4 御射鹿池(みしゃかいけ、みさかいけ) 長野・茅野
 
5 すすき 箱根仙石原
 
6 香嵐渓(こうらんけい) 愛知・豊田
 
7 寂光院(じゃっこういん) 京都・大原
 
8 柿 静岡・掛川