熱海梅園
2012年3月3日(土) くもり
更新:2023年10月2日(月)
昨日の雨が何とか上がり、今朝は晴れることを予想させる曇り空。一週間延期していた熱海梅園に行って来た。
熱海駅は、三島駅からJRで2駅。近いが、なかなか行かない所である。
Suicaは、JR東日本のカードであるが、複数のJR会社の区間を跨がない限り、JR東海エリアでも使える。
熱海駅(静岡県)は、JR東海とJR東日本の境目の駅だと思っていたので、同じ静岡県内の三島駅〜熱海駅間ならSuicaが使えると思っていたのだが、どうやら、JR東海のエリアは1駅手前の函南(かんなみ)までであったらしく、Suicaで三島駅から乗ったカミサンが、Suicaで熱海駅改札を出ようとしたら「ピンポン」と鳴ってしまった。
熱海駅前から伊豆箱根バスに乗り、熱海梅園へ。
今日あたりが梅の見頃なのか、バスの車内は満席であり、立っている客も寿司詰め状態であった。
20分ほどで、熱海梅園に到着。既に、沢山の花見(梅見)客が訪れていた。
熱海梅園には、「早咲き」、「中咲き」、「遅咲き」と、何種類もの梅があるので、全てが一斉に満開と言うことは無いが、本日は、かなりの梅の木で花が開いていた。多分、今シーズン一番の梅見日和であったと思われる。
園内の最上部には、足湯もあり、沢山の人が足湯を楽しんでいたが、カミサンがストッキングだったので、我々は足湯の方は遠慮した。
梅の花は、白、ピンク、紅、中には緑がかった白など、多様な種類のものがあったが、やはりピンクの梅が一番目を引いた。
熱海梅園をあとに、次に訪れたのは、来宮(きのみや)神社。熱海梅園からは、歩いて15分ほどの距離である。
この神社には、樹齢二千年の楠の大木がある。
実は、これまで、来宮神社の存在は全く知らなかったのだが、タイムリーなことに、今週のTV番組「いい旅夢気分」で、大和田兄弟(伸也、獏)が この神社を訪れているのが放映されたので知ったのである。
ここの大楠は、幹の回りが24mある巨木であり、一周すると寿命が1年延びると言われているので、夫婦で早速一周。
梅園散策から来宮神社と歩き回り、さすがに少し疲れたので、来宮神社のすぐ近くにあるファミレスで休憩してビールを飲む。
ランチのあとは、バスで熱海の中心街に移動し「銀座」で下車。
市街を流れる糸川の川沿いでは、「あたみ桜」が満開であり、全く予期していなかったので、思わぬ収穫であった。
熱海駅に向かって坂道を登ると、平和通り商店街のアーケード入口が見える。
お土産に熱海の名物を探しながら、緩い登り坂のアーケード街を歩き、烏賊(いか)の一夜干し、濡れ煎、温泉饅頭を買い求める。
途中、アーケード街の漬物屋に沢山の人だかりを発見。観光客のおばちゃん達が、沢庵の試食をしていたのである。
実は、この店も「いい旅夢気分」で大和田兄弟が立ち寄った店であり、早速のTV効果が現れたものと思われる。
私も一口試食したが、正直、しょっぱいだけの沢庵であり、余り美味しいとは言えなかった。
アーケードを抜けると、熱海駅は目の前。電車で三島駅に着いたのは、16時前であった。
熱海は、近場で便利ではあるが、何度も足を運ぶほどの魅力は無いので、温泉宿に泊まる機会でもなければ、まあ、そうそう来ることもないだろう。
灯台もと暗しで、近場なのに訪れていない場所が、ほかにも幾つかあるが、箱根の大涌谷もその一つ。今度は、そちらにも行って見ようかと、夫婦で話しているところである。