モバイル機器とピアノコンサート


モバイル機器とピアノコンサート
2011年10月4日(火) 晴れ
更新:2023年9月21日(木)
 
本日は、午後半休を取り、カミサンとピアノコンサートに行って来た。
 
1時頃、有楽町の国際フォーラムでカミサンと待ち合わせ、イタリアンの店でランチを取る。コンサートまでには、まだ6時間あるので、スパゲティを食べながら、赤ワインを1本空ける。
平日昼間からの、しかも、みんなが仕事をしている時に飲むアルコールは格別である(笑)。
 
ところで、国際フォーラムで待ち合わせしたのには、実は訳がある。この日、フォーラムで開催されているイベントを、カミサンが楽しみにしていたのである。
午前中、カミサンはそのイベント会場に行って来たのであるが、ランチのあと時間が十分にあったので、夫婦で再度イベント会場を覗いて見た。会場は、もの凄い人出で大盛況であった。
 
そして今度は、カミサンが私に付き合ってビックカメラへ。私が見たかった商品は、ノートPCとタブレット端末である。と言っても、両方買いたい訳ではなく、どちらにするか迷っているところなのである。
利用目的は、主に会社の昼休みを利用して、ブログを書いたりネットで買い物をしたりすることである。何しろ、通勤往復時間が4時間の私にとっては、昼休みも貴重な自由時間なのである。
 
当然のことながら、会社のPCをプライベート目的で使うことは許されないし、かつ、これまでは、個人のPCを会社に持ち込むことすら認められていなかったのだが、世の中にスマフォ、タブレット端末など色々なIT機器が現れ始めて、PCと携帯電話(スマフォ)の境界さえ分からないほどにIT事情が変わってきたためか、このほど、”業務には絶対使わない、会社のネットワークにも絶対に繋がない”という条件で、個人のPCを会社に持って来ても良いことになったのである。
 
そこで、これを機に、性能の良いモバイル機器を手に入れることにしたのである。何しろ、私が今持っているノートPCは、ドコモショップでFOMAカード契約した時に、オマケとしてタダで貰ったPCなので、性能が悪く、せっかく通信契約したWiMAXの高速通信を十分に使いこなせないのである。
 
ビックカメラで色々と見て回った結果、タブレット端末ならば、今月発売予定の富士通製のARROWS TAB、ノートPCならば、13インチ画面のものが最適と言う結論に至った。
そこで、どちらにするかを検討してみたのだが、やはり、会社の休み時間での利用が前提となると、文字入力が多いと思われるため、タブレットでは無く、ちゃんとしたキーボードが着いているノートPCの方を買うことにした。
13インチのPCだと、一番軽いのはパナソニック製のLet's NOTEであり、デザイン重視ならば、何と言ってもSONY製のVAIOがカッコいい。
私としては、富士通製(自社製)を買いたいところなので、悩ましいところである。店員さんに富士通製の冬モデルはいつ頃出るのかと聞いたところ、昨日発表されたとのこと。
帰宅後にインターネットで調べたところ、富士通は、今回の冬モデルで大幅にモデルチェンジしたとかで、世界最薄、軽量化を実現したらしい。そうなると、まあ、これで決まりかなと言う気がしている。
 
コンサートまでには少し早いが、取りあえずコンサートホールがある上野に移動し、美術館で絵画でも見ようかと言う事になり、山手線で上野へ。
ところが、上野公園を美術館の方に向かって歩いていると、「東京都立美術館は改装のため閉館中」との掲示が目に入ったため、それではと、アメ横を散策することにした。
アメ横をじっくり見て歩くのは初めてであったが、歩いてみると、超特価の時計やブレスレットなどなど、まあ、いかがわしそうだが面白そうな商品が沢山並んでおり、十分に楽しむことが出来た。
 
お腹は余り空いてなかったが、コンサートは終わりが遅くなると予想されたので、早めの夕食を取り、コンサート会場である東京文化会館へ。
本日のピアノコンサートは、3週間前に続き、全曲、生誕200年を記念したリストの作品プログラムである。
3週間前は日本人のピアニスト・及川浩治さんであったが、今回はクロアチア人のピアニストであるケマル・ゲキチ氏である。私にとっては、彼のコンサートは2年振り2回目であるが、何しろ表現力と独創性が半端じゃないので、とても楽しみにしていた。
 
夜の7時に始まったコンサートは、前半4曲、後半4曲に加えて、アンコールが4曲、9時半近くまで熱い演奏が続き、改めてケマル・ゲキチ氏に魅了されたひと時であった。
前半最後の曲「ハンガリー狂詩曲第2番 嬰ハ短調」は何とも素晴らしい面白い演奏で会場中が興奮のルツボと化したし、後半2曲目の「メフィストワルツ」は、私もこれまでに何人かの演奏を聴いたことがあったのだが、「これがメフィストワルツだったんだ。それじゃあ今まで聴いてたのは一体何だったの?」と言うくらいの独創的な表現で美しい音の演奏であった。やっぱり、ゲキちゃんは凄い! 夫婦で、毎年来ようということで意見が一致したのは言うまでもない。