ピアノコンサート


ピアノコンサート
2009年10月26日(月) 雨
 
今夜は、浜松在住の二男を除く家族4人でピアノコンサートに行く予定なのだが、台風が接近しているため、あいにく朝から雨が降っている。
仕事の方は、午後半休を取っており、お昼に東京駅でカミサン、娘と待ち合わせてランチを取ることにしている。長男は就活があるので遅れて合流するとのこと。
 
午前の仕事を終え、JR京浜東北線で東京駅に向かう。待ち合わせ場所は、東京に疎いカミサンでも迷わないように、東京駅隣接の大丸の1階にあるケーキの店・キースマンハッタンの前にしてある。
 
12:40、カミサン、娘と合流し食事処に移動。
サラリーマンのランチ事情を見せておくのも良かろうと、東京駅一番街の2階にある「まぐろ茶屋 北の浜」に連れて行く。案の定、店内はサラリーマンでごった返していた。
 
ランチのあと、7時からのコンサートまでには たっぷり時間があるので、銀ブラでもしようかと言うことになり、JRで有楽町に移動した。
まずは、駅に隣接するビックカメラに立ち寄った後、雨を避けて地下伝いに銀座方面へ。
ソニープラザでブラブラしているところに、長男からの連絡。就活が終わったので、これから合流するとのこと。
 
4時前に銀座三越の1階で待ち合わせて長男と合流すると、昼食を取ってないと言うので、少し早いが夕食を取ることにし、「がんこ寿司」に入る。
がんこ寿司は東京にチェーン店があるのは前から知っていたが、どうやら、「旧東海道の旅」の最終日に入った京都三条のがんこ寿司と同じチェーン店だったらしい。
 
1時間ほど掛けて、ゆっくり夕食を取ったあと、カミサンが長男にコートを買ってやりたいと言うので、三越に戻り紳士服の店を回る。
カミサンはバーバリーが良いと言って奨めるのだが、長男は就活を気にしてか、裏地が派手なのは駄目だと言う。そのくせ、出来ればシングルよりもダブルのトレンチコートが良いと言うのだから、まあ良く分からない。
結局、有楽町駅前の丸井でシングルのコートを購入。新宿丸井のイタリアンでバイトしている長男は、丸井の社員割引を受けられるそうで、かなりの割引率で購入することができた。
 
JRで御茶の水に移動し、雨の中を歩いてコンサート会場である日本大学カザルスホールへ。
 
本日のコンサートは、クロアチア生まれのピアニストであるケマル・ゲキチ氏のリサイタルである。
彼は、娘が高校時代に静岡に来たことがあり、その際に指導を受ける機会があったらしく、それ以来、カミサンと娘は彼の大ファンなのである。
 
今回の曲目は、前半がショパンの舟歌、バラード1番〜4番を一気に弾き、後半は、リストのコンソレーションS.172より1番〜3番、それに、ソナタ ロ短調を、これも一気に弾いた。
まあ、曲の解釈は弾き手によって色々あるとは聞いていたが、彼の演奏は、まるで別の曲を聴いているかの様に独特の解釈で演奏する。
例えば、次はこの音が強く弾かれると予想しているところに、その音がグッと押さえたピアニッシモで弾かれたりするのである。
演奏プログラム終了後のアンコールがまた凄かった。拍手喝采が鳴り止まず、結局、アンコールで6〜7曲を演奏してくれた。その中でも、「革命」は速さと言い迫力と言い素晴らしい演奏であった。ピアノに興味ある方は、一度、演奏を聴いてみてはいかがでしょうか。