一寸先は闇


一寸先は闇
2011年4月20日(水) 晴
更新:2023年8月3日(木)
 
本日は、会社を休んで整形外科に行って来た。実は、昨日の朝の通勤時にアクシデントが発生したのである。
 
昨日の朝、8時に武蔵小杉駅で長男と落ち合った。長男が住む会社の寮からは、武蔵小杉駅までは歩いて30分くらいの距離である。
落ち合った目的は、長男が就職して自分の健康保険証が出来たので、それまで使っていた私の扶養家族としての健康保険証を返して貰うためである。
 
息子は、現在新人研修中であり、武蔵小杉駅から横須賀線、根岸線と乗り継いで横浜の桜木町にある研修センターに通っている。8:40から研修が始まる筈なので、8時の待ち合わせは、結構タイトな時間であり、私の方も遅れる訳には行かないのである。
私は、三島から新幹線で品川まで出て、横須賀線(下り)に乗り換えて武蔵小杉まで通勤しているのだが、横須賀線は、時々遅れることがあるので心配していたのである。
昨日は、定刻どおりに7:51発の大船行きが品川駅に到着。残る懸念は、西大井駅の手前で時々発生する信号待ちの停車である。西大井駅の手前で横須賀線と湘南新宿ラインが合流している関係で、時々、信号待ちが発生するのである。
昨日は、その信号待ちも発生せず、スムーズに西大井駅に到着。これで、予定通り8時には武蔵小杉駅に着ける目処が立ち、ホッと胸をなで下ろした。
 
ところが、何やら、駅のホームで異様なブザー音が鳴り響き出した。駅のアナウンスによると、ホームにいた客が具合が悪くなって緊急ボタンを押したとのこと。安全確認のために、西大井駅に5分停車することになり、8時の武蔵小杉到着は絶望的となってしまった。
 
今日に限って何とバツが悪いんだろう、息子はよっぽど運が悪いんだナァと思いつつ、待っているであろう息子に携帯メールを打つ。
結局、この日は、研修場所が桜木町ではなく武蔵小杉地区だったらしく、最初から、私がヤキモキする必要は全く無かったらしい。
 
息子と別れて、駅前にある会社のビルに向かって歩いていたところ、何と、歩道と車道の堺に埋め込まれている段差を吸収するブロックを踏んだ右足が滑ってしまい、身体のバランスを立て直そうとしたが間に合わず、顔と右肩からアスファルトの歩道の路面に突っ込んでしまった。朝方の雨でブロックが滑りやすくなっていたのかもしれない。
まあ、メガネは飛ぶは、定期券は胸ポケットから飛び出すわで、朝から大ハプニングであった。顔の擦り傷はヒリヒリするだけで大丈夫だったが、右肩の方が時間経過と共に痛みが激しくなり、本日の病院行きと相成った次第である。
 
本当に、どこに危険が潜んでいるか分かったものではなく、一寸先は闇である。みなさん、気をつけましょう。
 
診察の結果、幸い、肩の骨に異常はなく、肩胛骨(けんこうこつ)と肩の骨を繋ぐ靱帯(じんたい)が炎症を起こしているだけであった。まあ、病名は何とか脱臼と言うらしいが。
 
病院の帰りに靴屋に寄り、靴底に溝が付いた柔らかめの靴を購入。明日からは、このカジュアルっぽい靴で通勤することにした。
 
【2023/8/3追記】
結局、2年後の退職時まで、このカジュアルな通勤スタイルを護持した。流石に、退職する当日は背広姿で出社したが(笑)。