横須賀線 武蔵小杉駅


横須賀線 武蔵小杉駅
2010年2月9日(火) くもり
 
3月13日のダイヤ改正に合わせたのだと思うが、JR横須賀線に新駅・武蔵小杉駅がオープンする。
 
現在は、JR南武線の武蔵小杉駅と東急東横線の武蔵小杉駅しかないが、これで武蔵小杉駅は3駅となる。
また、南武線の武蔵小杉駅と横須賀線の武蔵小杉駅は、同じJRなので連絡通路で繋がる予定である。
ちなみに、連絡通路は、歩くと10分くらい掛かるらしい。
 
今回の新駅オープンにより、武蔵小杉駅までの運賃が、かなり安くなるそうである。例えば、武蔵小杉〜西大井間は、現在は「乗換え」が入るし「大回り」になるため500円弱であるが、新駅オープン後は直通で隣の駅になるので、半分以下の210円になるとのこと。横浜〜武蔵小杉、品川〜武蔵小杉などもかなり安くなる。
 
武蔵小杉は、私にはどうも縁がある駅らしい。
就職した1977年の11月下旬から4年余りの間、武蔵小杉駅まで通勤していた。職場は、国鉄(現JR)南武線の武蔵小杉駅と向河原駅の間にあり、職場のすぐ裏を新幹線が走っていた。
 
その後、職場は、武蔵中原(川崎市)→沼津(静岡県)→三島(静岡県)→沼津→新横浜→浜松町→大森と変わっていったが、今年の5月、また武蔵小杉に移転することになった。
それも、30年前に通っていたビルの真向かいのビル(現在建設中)になる。本当に不思議な縁である。
 
通勤経路は、多分、新幹線で三島から品川まで出て、横須賀線に乗り換えて武蔵小杉まで戻ってくることになると思う。
その方が、新横浜で新幹線を降りて、JR横浜線(新横浜~菊名)、東横線(菊名~武蔵小杉)と乗り継いで来るよりも、時間、費用の両面で少なくて済む。
 
新幹線定期券は、併走するJRの在来線にも乗れるが、現在は「併走」とは見なされない南武線武蔵小杉駅も、新幹線と正に併走している横須賀線武蔵小杉駅オープン後は、「併走」と見なされる様になるため、三島〜品川の新幹線定期券さえ買っておけば、新幹線と併走する横須賀線の(品川~武蔵小杉)は、定期券の有効範囲内なので、武蔵小杉まで乗れるのである。
これが「新横浜~菊名」経由のルートだと、新幹線区間は短くなるが、東急東横線の定期券を別に買わないといけないので、返って高く付く。
 
ちなみに、横須賀線の武蔵小杉〜東京間は17分とのことなので、復路は、現在の大森〜東京間の18分よりも早くなる。
もっとも、横須賀線の東京駅ホームは地下になるので、東京駅構内の移動とは言え、新幹線ホームまでは遠いが(笑)。
(勿論、新幹線の定期券は、従来どおり、自費を追加して三島~東京(実際は、同じ金額での最長区間である三島~上野)の定期券を購入するつもりであるが)
 
1 「昔の職場ビルの裏を走る新幹線」 (1979年撮影) 川崎市中原区下沼部
                         ※緑の斑点は、ネガに生えたカビである(笑)
 
2 「職場の机の上(写真は百恵ちゃん)」 (1979年撮影) 川崎市中原区下沼部