盆帰省2010
2010年8月10日（火）～8月16日（月）
今年の盆帰省は、8月10日から16日か17日までの予定である。お尻が決まらないのは、Ｕターンの三島帰還日が、高速道路の渋滞状況に依存するためである。
今年から社会人になった娘は、仕事の都合で今回は帰省に同行出来ないため、夫婦と長男、二男の4人での帰省となる。
10日は、午前中だけ仕事をして午後は半休を取った。ただし、午後半休と言っても、勤務地の武蔵小杉（川崎市）から三島まで戻ってくるのに2時間近く掛かるので、自宅に着くのは14時頃になる。
午前中に帰って来た杉並区在住の長男（大4）と共に、2時半に車で三島の自宅を出発。最初の運転は長男に任せる。
4時前には浜松に住む二男（大2）のアパートに到着の予定であったが、東名高速道が予想以上に混んでいたため、アパートに着いたのは5時近くであった。夕餉の時間帯になってしまったので、浜松で夕食を済ませてから福岡に向かうことにした。
夕食は、二男が推奨する「さわやか」という店で取ることにしたが、この「さわやか」と言う店は、静岡県内にチェーン展開している炭焼きハンバーグの店であり、「げんこつハンバーグ」と言うのが一押しのメニューだとか。
4人共に、このげんこつハンバーグを注文。出て来たハンバーグはソフトボール大の球体であり、テーブル席に運んだあと客の目の前で半分に切ってくれる。その際に油が飛ぶので、それを避けるためのシートまで用意されている。これが一つの演出なのだろう。ハンバーグの内側はまだ赤く、肉も完全な挽肉ではなくてせん切りにした様な肉なので、歯ごたえがあって美味しかった。
6時頃に浜松を出発し、浜松西ICから東名高速に乗って福岡を目指す。
昨年からは、名神高速道ではなく開通した東名阪自動車道を利用している。このコースだと、名古屋や大津近辺の渋滞地区を回避できるし、旧東海道に沿った道だけあって、距離的にも関ヶ原を越える名神高速道よりは短縮される。
運転は、浜松〜土山SA（滋賀県甲賀市）までが私、龍野西SA（兵庫県たつの市）までがカミサン、宮島SA（広島県廿日市）までが長男であり、最後は私が運転する。
時間調整のために、壇ノ浦PA（下関市）で仮眠するつもりであったが、到着してみると、接近中の台風の影響で強風が吹き荒れていたため、関門橋が強風で通行止めになる前に九州に渡っておいた方が良いと判断し、車を先に進め鞍手PA（福岡県鞍手郡）で仮眠。
朝の5時を回ったところで出発。福岡ICで九州自動車道を降り、福岡都市高速で福重ICまで走る。茶山の実家に帰る前に、日向（ひなた）峠近くにある墓に寄って掃除をするためである。
福岡市西区にある墓（西日本霊園）に寄ったのだが、既に誰かが掃除に来ていた様で、墓は綺麗になっていた。お参りを済ませたあと、実家に着いたのは朝の6時頃であった。
この日は、仏壇へのお供えのお菓子や、三島へのお土産にする辛子めんたいの買い出しのために天神に出掛けたあと、実家の祭壇の準備である。本来なら、準備は翌日の12日にするのだが、今年は骨休めのために湯布院に1泊旅行をする計画なので、11日のうちに準備をした訳である。
湯布院旅行については、別途、記事を纏めた。コチラ➪湯布院旅行（2010年／夏）
8月13日、昼過ぎに湯布院から戻ったあと、夕方、迎え火を焚いて仏様を迎える。
翌14日は、午後にお坊様が来られて読経して戴いたあと、夜は、恒例となっているが、母を頂点にする一族郎党がみんなで実家に集まっての宴である。
兄夫婦、姉夫婦、私とカミサンに加え、その子供たちの家族、曾孫も4人になった。
8月15日、昼間、天神に再度買い物に出たあと、夕方に送り火を焚いて仏様を送り出す。
夕食を取ったあと、7時過ぎに茶山の実家を出発して帰途に付く。この日は、帰省のＵターンラッシュのピークとあって、24時間以上の運転を覚悟していたのだが、早めに出たのが良かったのか、ピークが前ズレしたのかは分からないが、九州内では全く渋滞に捕まらず、山陽自動車道でも小さな渋滞で済み、大きな渋滞と言えば神戸近辺の25km渋滞だけだったので、8月16日の朝には浜松に到着。
二男をアパートに降ろして、再び東名高速に乗り、三島の自宅に到着したのは9時半頃であった。大渋滞を予想して、最悪17日早朝まで掛かると計算して17日まで休暇を取っていたのだが、早めに帰還できたので2日間は自宅で休養を取ることが出来た。
なお、自宅に到着して家に入ったところ、誰もいない筈の居間に冷房が付いており、娘がうたた寝していた。17日からが、社会人一年生の娘の夏休みなのである。
