1987年春 憧れのハワイ航路(4) オアフ島観光


1987年春 憧れのハワイ航路(4) オアフ島観光
1987年4月19日(日)~4月28日(火)
 

《4日目》4月22日(水) オアフ島

 
【1】ホノルル観光
 
10:20、カフルイを飛び立ったジェットは、30分の後にホノルルに到着。迎えのバスに乗り込む。
運転手はゴルファーの青木に感じの似た二世で、話が実に上手い。どうやら、我々がこちらに来ている間に、日本では記録的な暑さであったとの話をしている。
また、小錦(相撲の大関小錦)はサモア族であるがサモア族は質が悪いとか、立ち小便をしたら罰金が高いとか話題に事欠かない。
 
そうこうするうちに、最初の観光地であるアヌアパリに到着。
ここは何時でも風が強いので有名な所であり、絶壁の上から裏オアフの町々が見渡せる。記念写真を撮ったあと、次のスポットに移動。
 
次に訪れたのはパンチボウルの丘である。ここはホノルルでも山の手の方であり、一般住民の家やマンション、コンドミニアムが多い。
 
パンチボウルの丘を後に、ホノルルの街に降りてきた。
カメハメハ大王の像の前を通り、アラモアナのショッピングセンターで1時間ほど休憩した。
いろいろな土産物が揃っており、中でも水色のパイナップル模様のアロハが目に止まったが、先が長いので買うのは控えた。
 
ショッピングセンターを出発した後、デューティーフリーショッパーズ(免税店)に寄りクレジットカードの手続きをした。これが簡単なもので、昔の住所を二つ三つ記入するだけでOKである。
カード手続きをするだけで割引券をくれるので、手続きしない手はない。
 
この後は各ホテルに客を降ろして回るだけであるが、我々のホテルはカラカウア通りの真ん中にあるハイアットリージェンシーホテルである。
ホノルルのホテルは最近、日本人による買収が進んでいるそうであり、ハイアットも最近、日本人が買い取ったそうである。
 
【2】ハイアット・リージェンシー・ホテル
 
ハイアットは唐もろこしが2本並んで立った様なホテルであり、二つのビルの間に噴水のある中庭がある。
左側のビルの2階に日本の各ツアー会社の集合事務所がある。ここで、部屋の事、オプショナルツアーの事、土産注文の事などの説明を受けた。チェックインまでの時間調整の意味もあるらしい。
 
我々の部屋は右側のビルの海側の部屋であった。部屋はマウイと同じく20畳以上はありそうなゆったりした部屋である。
ベランダの真下にはカラカウア通りを挟んでワイキキビーチが見える。
少し遅いがお昼をまだ食べていないので、ホテルの周りを歩くことにした。
ホテルの裏手に『えぞ菊』というラーメン屋があったので、そこで昼食をとる。
 
ビーチに出るには時間が遅すぎるし、部屋で少しゆっくりした後、夕食がてら通りを散歩することにした。カミサンは遅くてもいいからビーチに出たかった様で、少し不満顔である。
 
【3】カラカウア通り
 
カラカウア通りにはホテル、ショッピングセンターなどが軒並み続いており人通りも多い。
一つ面白い点に気がついたが、昼間は短パン、タンクトップ、サンダル、裸足と皆、ビーチにいるのと同じ様なラフな恰好で歩いているのに、夕方になると一様に男性は襟の着いたシャツにズボン、女性は普通の街を歩く恰好、いわゆる正装に変わる。
 
カラカウア通りにはABCストアというのが沢山ある。ちょっとした日用雑貨やお土産を売っている。
こちらの歩行者用信号は点滅になるのが早く、点滅時間が長い。日本の場合、点滅はもうすぐ変わるというサインの意味であるが、こちらでは少し意味が違うらしい。点滅し始めてからも皆平気で渡り始めるし、それでも十分渡れてまだ余るくらい点滅が続いている。
 
ハイアットの前の信号を渡っている時、後ろからアメリカ人の年配の女性に呼び止められた。言っている事をよく聞いてみると、どうやらカミサンの来ている赤のアロハが凄く気にいったので、買った店を教えてくれと言っている。
ラハイナと答えたが、良く分からないらしいのでアイランド・マウイと言ったら、それじゃ買いには行けないと諦めた様だ。
確かにアメリカ人から見たら、黒髪の神秘的な東洋人で、しかも背が低くいのが鮮やかな赤のアロハムームーを来て、黒髪にハイビスカスの花を付けてりゃ目立つかもしれない。
 
ショッピングセンターを一軒ずつ見て回り、今夜の夕食の場所を考えながら歩いたが、中々これと言った所がなく一度ホテルに戻ってガイドブックを見てから出直すことにした。
ガイドブックで調べたステークハウスを目指して歩いたが、途中シェラトンワイキキホテルに迷い込んだりして中々目的の店が見つからない。
そのうちに、カミサンが、風邪ぎみの私をどれだけ歩かせれる積もりかと怒り出すので、ステーキハウスは諦めて結局ハイアットに戻り、1階の寿司屋で夕食を済ませる。
 
【4】ホテル
 
風邪を引いているのもあると思うが、カミサンの機嫌が悪い。
早めに寝ることにしたが、今度はイビキがうるさくて寝られないと言い出す始末であり、どうしようもない。私はソファで考え込んでしまった。
 
ベランダに出て夜のワイキキを眺めていたら、パトカーが走ったり人がワイワイ言いながら歩いたりで結構賑やかである。
1時間ほど夕涼みをしていたら、カミサンが少し反省したらしく、中に入ったらと言って来た。
しかし、そう簡単には気分が治まるものではない。明日は朝からハナウマ湾へのツアーの予定であるが、何も用意していない。何か、どうでもいいという気持ちになってしまった。
 
■アヌアパリ
 
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161 アヌアパリ
 
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■パンチボウルの丘
 
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■ホノルル観光
 
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204 カメハメハ大王像
 
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208 ハイアットリーゼンシーホテルにて
 
209 ワイキキビーチ
 
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