1987年春 憧れのハワイ航路(2) マウイ島:モロキニ島シュノーケリング、ほか
1987年4月19日(日)~4月28日(火)
《2日目》4月20日(月) マウイ島 |
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【1】モロキニ島シュノーケリング
朝6時にホテルの玄関に集合。オプショナルツアーのバスが迎えに来た。船着き場からボートに乗り込み、モロキニ島に向かう。客は、1組の老夫婦を除き全て新婚さんである。
船の中でシュノーケルの使い方の説明を受けた後、テーブルに用意されている材料を使い、各自セルフでサンドを作って朝食。
やがてボートはモロキニ島に到着。
モロキニ島は三日月形をした全長100〜200メートル程度の小さな島である。付近には他に数隻、我々と同じ様なシュノーケリングツアーのボートが停泊している。錨を下ろして、皆、海に入る準備をする。
まずは、カミサンが海に入り、私はカメラとビデオで撮影役である。水中カメラを借りて水の中を撮影する。綺麗な水の中を魚が沢山泳いでいる。
しばらくの間シュノーケリングを楽しんだ後、船はモロキニ島をあとにしてマウイ本島のハレヤカラ火山側に向かい、ビーチの1キロほど沖合に停泊した。
ここで、クルーの一人が素潜りで海の生物を採ってきた。船上でちょっとした海の生物ショーである。
ツアーも終りに近づき、船は港に向かって戻り始めた。空にはパラセーリングの飛行機が見える。
【2】ショッピング/カアナパリ〜ラハイナ
昼前にホテルに戻って来た。シャワーを浴びた後、ショッピングがてら外を散歩することにした。ハワイでの最初の自由時間である。ここでもカメラとビデオの撮影役は私。
マリオットホテルを出ると目の前に広々とした芝生が広がる。ゴルフ場のようだ。それにしてもマウイ島は人も車も少なく、快適である。道を歩いていても、それほど人とすれ違う訳でもなくリゾート感覚を満喫できる。
ホエラーズビレッジまでは歩いて15分くらいの距離である。名前のとおり昔は捕鯨船に乗っていた人達の住んでいたところであり、入口には鯨の骨が飾ってある。
まず、ビーチに面したレストランで昼食をとる。ジャンボバーガーが本当にジャンボであった。
食事の後、アロハの店に入り気にいったものを探す。店主は日系のおばさんで日本語が少し分かる。
いろいろと試着した結果、鮮やかな赤のお揃いのアロハにした。着ていたシャツは袋に詰めて貰い、そのままアロハを着て帰ることにした。
一旦ホテルに戻ったあと、午後はラハイナの町へ。ホテルのエレベータの中で、赤のアロハムームーにハイビスカスの花を髪に付けているカミサンを見て、外人の夫婦が思わず振り向いてプリティとか何とか言っている。連れの私としては、まあ悪い気はしない。
ホテル内のアメックスのカウンターでハレヤカラ火山のオプショナルツアーを申し込もうと思い、カウンターで日本語の分かる人が居ないかと尋ねたが、ここにはいないと全然受け付けてくれなかった。自分で申し込むしかなさそうだ。
通りに出てタクシーを止める。ハワイのタクシーはガラは大きいが中はがらんとしているし、車体もデコボコしていて余り綺麗ではない。
ラハイナに着いてタクシーを降りる時に、運転手はチップを含めたつもりで端数を切上げた料金を言ったのだろうが、私はそれとは別にチップをあげたので、途端に運転手の愛想が良くなった。
アロハの店を何軒か覗き、港の前の店に藤色のいいアロハを見つける。買おうかと迷ったが、午前に買ったばかりなので自重。後々になって後悔することになる。
広場にアイスクリームショップがあったので食べる。私はよく分からずにペパーミント入りを頼んだのだが、くどくて余り美味しくなかった。
ラハイナは小さな町であり、端から端まで歩いて回る。
夕方になり、港で少し夕涼みをしてから夕食の店を探す。
レストランに入りメニューを見るがよく分からない。日本語は全く通じない様だ。ライスと書いてあったので注文したら、それは料理の一部でライスだけと言うのはないことが片言の英語でやっと分かった。
とにかく、ビールと野菜サラダと適当な料理を注文したら肉料理が出てきた。
食事を終えタクシーでホテルに戻って来た。明日ビーチに出る時の事を考えて、ホテルの1階にある店でサンオイルを買うことにした。あまり種類がない。
マウイ島滞在はあと1日しかない。ハレヤカラ火山の山頂から自転車で駆け降りるツアーがあるので申し込もうと思うのだが、電話ではボディーランゲージが使えないので英会話だけで交渉しなければならない。
ちょっと迷ったが思い切ってダイヤルを回す。何とか会話は成り立ったが、どうも水曜まで予約で一杯とのこと。残念だがツアーは諦めた。明日はのんびりビーチで昼寝でもしよう。
■モロキニ島シュノーケリング
■カアナパリ
■ラハイナ