西伊豆・戸田(へだ)海水浴


西伊豆・戸田(へだ)海水浴
1978年8月(日付不詳)
更新:2023年8月19日(土)
 
職場のメンバで、この年2度目の海水浴旅行。場所は、西伊豆の戸田(へだ)である。
 
正確な日付や旅行日数は全く憶えていないが、職場が武蔵小杉(神奈川県川崎市)の時のメンバが、西伊豆に海水浴に行ったのだから、さすがに日帰りでは無かったと思う。
 
この年最初の海水浴(房総・千倉)は全員男性だったが、今回は職場の書記さん(新人の女性)も一緒だった。当時の富士通では、職場の庶務担当の女性社員の役職を「書記さん」と呼ぶ習慣があった。うちの課の書記さんは、高校を卒業したばかりの横浜市在住の新人女性の書記さんだった。
 
神奈川県から西伊豆(静岡県)までの移動手段は全く憶えていないが、多分、国鉄+αを利用したのだと思う。
戸田と言えば、現在私が住んでいる三島市(静岡県)の隣町・沼津市であり、距離的にも30数km程度しか離れていないが、当時は、ずっと遠く離れた町だった。
 
記憶に残っているのは、戸田漁港の対岸にある半島(?)の御浜(みはま)海水浴場でボートを借り、対岸の漁港まで泳ぐという先輩をフォローするために、泳ぐ先輩の後ろからボートで追っていった事である。ボートに乗っていたのは私と書記さんであった。
 
湾内には結構大きな漁船も入っていたが、漁港が近くなった時に放送が聞こえて来て、「ボートで漁港に近づくのは危ない」と言われてしまった。まあ、今更そんな事を言われても、泳ぐ先輩を陸に上がるまで見届けないといけないし・・・。
結局、先輩が上陸するのを見届け、ついでに同乗していた書記さんも先輩と一緒に陸に上がり、私だけ、ボートを漕いで湾の対岸の海水浴場まで戻ってボートを返却した。
対岸の海水浴場から漁港までは歩いても2km前後なので、大した道のりではなかったが。
 
戸田海水浴の思い出と言ったら、そんなところである。