徒然なるままに(2015年3月18日)

徒然なるままに(2015年3月18日)
2015年03月18日(水) 晴れ

 ようやく春らしい陽気となってきた。来週あたりから、早咲きのソメイヨシノが開花し始めるそうである。ただし、この日曜日あたりで一旦また寒波の戻りがあるそうなので、冬物の整理はまだ暫くは待った方が良さそうである。
 さて、久しぶりに日頃の由無し事を書き綴ってみようと思う。

■確定申告
 2014年の所得税の確定申告も今週の月曜で期間終了した様である。私にとっての最初の確定申告は、多分、四半世紀前だと思う。医療費控除を受けるために申告したのが最初である。医療費控除については、1年間の個人負担の医療費が10万円を超えた場合に、超えた部分の金額を所得税計算のベース(対象)から差し引けると言う内容だったと思うが、私の場合は子供の出産がキッカケであった。だいたいの場合、出産の費用(病院に支払う医療費)は数十万円掛かるので、確定申告すれば超過分が計算ベースから控除できる。ウチは子供3人なので、確か3回は医療控除のための確定申告をしたと思う。その次に確定申告したのは株式売買の損益に関係する申告のためである。株式売買での儲け自体に対する所得税は分離課税(給与所得など、まとめて税額計算する対象(総合課税の対象)とは分離して独立に税額計算される課税)であり、株式譲渡益が出た年は確定申告して納税しなければならないのは勿論であるが、譲渡損が出た場合も損額を確定申告しておけば3年後まで損額を繰り越せるので、3年後までに発生した譲渡益と繰り越した損額を相殺した残額に対して税額計算すれば良く、税金を減額することが出来る。私の場合は、もっぱら損ばかりしていたので、損額を繰り越すための確定申告ばかりしていて、結局、譲渡益との相殺をするシーンは最後まで訪れなかった様に思う。(笑)
 そして、本格的な確定申告を始めたのは昨年からである。2013年6月でサラリーマンを辞めたので、2013年分は年末調整がなく、従って確定申告をして税金を納めなければならなかった。ただし、1月〜6月の給料+賞与+退職金に対しては源泉徴収で納税済だったため、確定申告で過払い分の税金が還付された。昨年に続き今年も、インターネットから申告書をダウンロードして作成し、2月15日前後の確定申告受付期間開始早々に提出したため、昨年は3月上旬、今年は2月下旬には還付金が戻ってきた。還付金の金額についても、私の見積もり額どおりの金額であった。国税庁から公開されている税額計算方法どおりに税額計算式を埋め込んだEXCELシートを作ってあるので、まあ、金額が一致するのも当然の話である。失業手当は非課税のため、2014年の収入と言えば60歳になって受給開始となった8月からの企業年金と個人年金の微々たる額であり、所得税=0円は当然の結果である。住民税の方は1年遅れのため、2014年の所得が2015年度の住民税額計算のベースとなる。住民税は、所得に依存する所得割のほかに、所得とは関係無く各世帯に必ず課される均等割があるので、幾らになるかは分からないが、私の予測では所得の足切り(最低収入)に掛かって住民税も無税になると予想している。まあ、こんなことが発生するのは後にも先にも今回だけだろうと思うが。

■子育て完了
 2月末に夫婦で次男の住む浜松に行き、就職後の引っ越し先アパート候補を見てきたが、今週の月曜にまた夫婦で引っ越しの手伝いに行って来た。新しいアパートは、会社から2.5kmの道のりであるため、歩いてでも通勤できる距離である。卒業式は今週末とのことであり、4月からはいよいよ社会人生活が始まる訳である。次男は大学院まで行ったので年齢は既に24歳、立派な大人であるが、これで名実ともに独立、扶養家族ではなくなる。まあ、税法上は2014年12月を以て扶養家族としてはカウント終了しているが。
 1987年7月頃(最初の子の妊娠が分かった時)から始まった子育ても27年と8ヶ月、ようやく今月で完了である。結婚が遅かったので60歳を少し過ぎてしまったが、何とか肩の荷を下ろせた様である。あとは、夫婦でゆっくりとセカンドライフを楽しみながら子供達の活躍と孫の誕生を期待していようと思う。まあ、28年弱とは言えあっと言う間で短かったナァと言うのが実感である。

■YOUTUBE(ユーチューブ)
 子供が小さい頃には、ビデオカメラで良く撮影をしていたものだが、長男が中学3年の夏に参加した中体連のバスケットボール大会三島市予選の撮影もその一つである。撮影した映像は、DVDにコピーして保存しておいたのだが、昨年の春に長男の友人が実家に帰省していた長男のところに自分の結婚式の打合せ来た際に、そのDVDを見せてやった。二人とも元バスケットボール部の仲間だったので映像がとても懐かしかったらしく、その夜は遅くまで大いに盛り上がった。先日の日曜の夜、東京に住む息子から電話があり、元バスケットボール部だった別の友人と一緒にいる様だったが、このDVDが話題になったらしく、コピーを作っておいて欲しいと言う息子からのリクエストの電話であった。一応、承けてはみたが、テレビで録画したDVD映像は通常のパソコン用データとは異なり単純にはコピー出来ないと思っていたので、一抹の不安があったのである。翌日は浜松に行く予定であったので、とにかくその日のうちに出来るところまで進めておこうと思い、インターネットでDVDコピーのアプリを探索。一つのアプリに行き着いたため、本当に可能かどうかは分からなかったが、取りあえずダウンロード&インストールして、フルコピーを1枚作ってみた。翌日は浜松までの運転があるため余り夜更かしが出来ず、ちゃんと出来ているかどうかの確認は後日にすることにした。そして昨日、コピーしたDVDを4台あるPanasonic製のレコーダで再生したところ、オリジナルのDVDの方は当然正常に再生出来るのだが、コピーした方のDVDは、3台のブルーレイレコーダーでも一番古いDVDレコーダーでも再生出来ず。確かDVDには幾つか異なる規格があったと思うので、その規格の関係で不整合があるのだと思われる。仕方がないのでDVDコピーは断念せざるを得なかった。但し、念のためにパソコンに挿してDVDビュアーアプリで再生したところ、これは上手く再現できた。まあ、パソコンで見て貰う様に友人に言って渡すか、駄目ならオリジナルのDVDを貸してあげれば良いと思ったのだが、その時にいつもパソコンで見ているYOUTUBE映像のことを思い出した。YOUTUBEならパソコンは勿論のこと、スマホでも再現できるので、DVDコピーにして渡さなくてもURL(インターネットページのアドレス)をメールで送ってあげるだけで友人も簡単に見ることが出来る筈である。ただし、YOUTUBEについては、私はいつも他人が登録した映像を見るだけであり、自分で映像を登録したことは無い。YOUTUBEの仕組みも全く知らない。それでも、何とかなるのではと軽いノリで思わせられるところが最近のIT文化が庶民に広がって来た所以である。と言う事で、まずはインターネットでYOUTUBEとは何ぞやと言うことを検索してみた。「グーグル社が運営する動画共有ポータルサイト」と書かれてあるので、文字どおり動画を共有するための仕組みの様である。グーグルと言うキーワードが出て来た時点で、多分無料で利用出来そうだと思ったのだが、さらに少し調べても「有料」と言う文字が見つからないので無料だと勝手に解釈することにした。次に動画の登録方法について、まずはYOUTUBEの公式ページにアクセスしたところ、トップページ内にいきなり「アップロード」のボタンが見つかったのでクリックして先に進んだ。次の画面でアップロードする動画の入っているパソコン内のフォルダを選択してアップロード開始。しばらく待っていたら、動画が大き過ぎるので未登録ユーザにはアップロード出来ないとのメッセージが出て来た。ユーザ登録の方法を更に調べてみたところ、特に有料でもなく簡単な手続でユーザ登録できる様である。要は、不正利用するユーザを排除するのが目的の手順らしい。そこで、登録確認の方法として電話での確認方法(電話番号を入力してコールバックして貰う方法)を選択し、電話を受信して音声案内に従って通知された6桁の登録番号をパソコンから入力したところ、それでユーザ登録完了であった。早速、息子のバスケットボール試合の動画をアップロード。1時間半の長い動画であったが、問題なくアップロードできたので、「公開」ボタンをクリックして公開。これで、誰でもインターネットを通じてこの動画が見られる様になった訳である。早速、息子に動画のURLをメールしてやった。世の中、本当に便利になったものである。
 ちなみに、公開した動画のURLは以下のとおり。5番の選手が息子である。中学生のバスケの試合なので面白くは無いと思うが・・・。
   https://www.youtube.com/watch?v=TlN6Hd7bAJM


1 ミニストップで売っている「プレミアム ベルギーチョコソフト」。チョコレートの味が只者じゃない美味さである。