ハワイ旅行2015


ハワイ旅行2015
2015年5月24日(日)~5月29日(金)
更新:2024年3月11日(月)
 
長男の会社(プルデンシャル生命保険)では、毎年1年間の成績で、「社長杯」「チャレンジする」と言うイベントが行われている。
 
世間一般の会社にも、「社長賞」と呼ばれる様な同様の表彰イベントはあると思うし、私が勤めていた富士通でも「社長賞」と言うのがあった。
しかしながら、プルデンシャル生命の「社長杯」と、世間一般の会社の「社長賞」とでは、大きく違う点がある。
それは「「チャレンジする」」と表現した部分である。
 
世間一般の「社長賞」と言うと、だいたいは受賞者数(受賞枠)が決まっていて、会社側が、受賞枠の範囲で、社内の各部門から受賞者(or 受賞チーム)を選定する訳である。
従って、各社員(各チーム)が「社長賞」に「チャレンジする」と言う様な位置付けでは無いと思う。
受賞者(受賞チーム)の評価も、「相対評価」で行われ、相対評価の上位者(決められた人数枠内)が「社長賞」を受賞する訳である。
 
これに対し、プルデンシャル生命保険の「社長杯」は、相対評価では無く、絶対評価なのである。受賞者の人数枠は無く、受賞基準値をクリアした社員は、全員「社長賞」を受賞できるのである。
例は良くないが、自動車運転免許の試験を受けて、合格ラインを突破できた受験者には、全員に「自動車運転免許証」が交付されると言うのと同じである。
だから、決められた枠の「奪い合い」ではなく、決められた受賞基準値への「チャレンジ」なのである。
当然ながら、「社長賞」の受賞者数は毎年変わる。
なお、「社長賞」受賞者の中でも、チャンピオン(最高点の人)は決めるので、受賞基準値を一番大きくクリアした人がチャンピオンと言うことになるが。
ちなみに、「基準値」とは、成約した保険契約の保険金額の年間総額だったと思う。
 
先週、2014年度の「社長杯受賞者表彰式」が、ハワイのホノルルで開催され、昨年7月に、ヘッドハンティングされて前職(富士通子会社)から「プルデンシャル生命保険」に転職した長男が、頑張りの結果、入社一年目にして「社長賞」に入賞を決めたため、息子に同伴して、夫婦でハワイに行って来た。
別に、「過保護な親が、心配して息子に同伴した」と言うことではない(笑)。
長男が、昨年、「プルデンシャル生命保険」に入社した時点で、
 「社長杯に挑戦し、絶対に入賞して、お父さんとお母さんをハワイに連れて行ってやる
と宣言していたのである。
そして見事に入賞を果たし、宣言どおり、我々夫婦をハワイに招待してくれたのである。
 
「ハワイ旅行」の行程は以下のとおり。

日付 時間帯 内容
5月24日()[日本時間] JAL便で成田空港からハワイ・ホノルル空港へ
5月24日()[ハワイ時間 日本との時差-19時間] ホノルル空港到着 → ホテルにチェックイン
  午前〜夕方 フリータイム
  会社全体のウェルカムパーティー(歓迎パーティー)
5月25日(月)[ハワイ時間] 午前中 表彰式(1日目):初受賞ライフプランナー、受賞営業所長
  午後〜夕方 フリータイム
  息子が所属する支社主催のパーティー
5月26日(火)[ハワイ時間] 午前中 表彰式(2日目):2回目以降の受賞ライフプランナー
  午後 支社長との会食(ランチ)
    フリータイム
5月27日(水)[ハワイ時間] 午前中 表彰式(3日目):個人顧客契約高チャンピオン、受賞支社長
  午後〜夕方 フリータイム
  会社全体のフェアウェルパーティー(お別れパーティー)
5月28日(木)[ハワイ時間] 午前 ホテル出発 → ホノルル空港
  午後 ホノルル空港から成田空港へ
5月29日(金)[日本時間、途中、日付変更線通過] 夕方〜 成田空港到着 → 三島(自宅)


 
5月24日(日)[日本時間] くもり
【1】自宅〜成田空港 
三島の自宅から成田空港までは、当初の予定では電車を乗り継いで行くことにしていたのだが、前日になって、急遽変更した。
「車を使った方が、重い荷物を引っ張って行かずに済むので、楽かなぁ」という思いが芽生え、交通費を計算したところ、駐車場料金(6日間)を入れても、車の方が低コストであることが分かったためである。
駐車場は、成田空港近辺のABCパーキングと言うところを、前日に予約した。
 
朝の7時半、自宅を出発した車は、裾野IC東名高速に乗り、横浜町田ICで下りて、保土ケ谷バイパス首都高神奈川狩場線首都高湾岸線東関東自動車道と経由して、酒々井(しすい)ICで高速道を下りる。
 
成田ICではなく、一つ手前の酒々井ICで下りたのには訳がある。
ハワイに出発する夜の便までには、相当な時間があるので、酒々井プレミアムアウトレットに寄る計画にしていたのである。
 
11時前にアウトレットに到着。
小雨の天気予報であったが、幸い雨は降っておらず、午後からは青空が見えて来た。
ここのアウトレットは、いつも行く御殿場プレミアム・アウトレットよりは規模が小さいと思っていたのだが、歩いてみると結構時間が掛かり、一通り回るのに、予定していた午後4時ぎりぎりまで掛かってしまった。
 
衣料や雑貨の店は、余り変わり映えしなかったが、規模の割には食事処が多かったのが特徴の様に思えた。
また、気に入った店が2店ほどあった。
一つはソフトクリームの店「成田ゆめ牧場」。ここのソフトクリームは、濃厚なクリーム味であり美味かった。
もう一つは、食料品の店「久世福商店」。ここには、貝柱の干物、ソースカツ風味のおつまみなど、アルコールが進みそうな商品が沢山並んでいた。
これからハワイに行くのでなければ、是非とも買って帰りたかった商品ばかりであった。
 
1 酒々井(しすい)プレミアムアウトレット
 
 
 
 
 
 
 
8 アウトレット内でランチ
 
 
10 アウトレットで見かけた犬たち
 
11 「成田ゆめ牧場」のショップにて
 
12 「成田ゆめ牧場」のソフトクリーム
 
予約していたABCパーキングまでは、約20kmの道のりだったので、到着予定時刻の16:30には楽勝だと思っていたのだが、何と、カーナビが、僅か1区間の高速道路に乗せよう乗せようとナビゲーションするため、逆らって、違う道、違う道へと車を進めた結果、道に迷ってしまい、約束ギリギリの時刻になってしまった。
 
ABCパーキングから成田空港第二ターミナルまでは パーキングのマイクロバスで送って貰ったが、5分程度で空港に到着。
集合時刻までには1時間半あるので、空港内売店を散策。
しかしながら、第二ターミナルには売店が少ないため、殆ど「時間潰し」にならず、結局、大型テレビの前に座って、千秋楽の大相撲を見ることにした。
 
息子からは、「品川から空港まで、先輩の車に便乗させて貰う」と言う連絡を貰っていたが、集合時刻の30分ほど前に電話があり、集合場所へ。
 
どうやら、会社から配付された計画表の集合時刻は、実はアバウトらしく、着いた人から、JTBが航空券を手渡して終わり。特に「参加者を集めて説明が始まる」と言うイメージではなかった。
 
早速、JALカウンターで荷物を預けると、あとはフリータイムである。
息子を品川から乗せて来てくれたM先輩とO先輩が、気を使ってくれて、「少し飲みましょう」と誘って下さったので、5人でレストランに入り、ビールを飲む。
それにしても、超ハンサムな先輩方であった。
 
かなり飲んだと思うが、出発時刻の40分ほど前に店を出て、出国手続・搭乗ゲートへ。
何と、このお店の飲食は、先輩方がご馳走してくれた。
 
搭乗ゲート待合室で、更に何人かの方々と合流したが、今回のハワイ旅行参加者は、国内の各支社にいるので、出発空港と出発便もマチマチである。
さらに、参加者に依っては、数日前からハワイに入って、羽根を伸ばしている人もいれば、自分で手配して、成田ではなく羽田からの便で向かう人もいるとのこと。
何しろ、プルデンシャル生命では、「社員」と言えども、各々のメンバは個人事業主であるから、ハワイ旅行の主イベントである「社長杯表彰式」さえ外さなければ、あとの行動は自由に決められるし、入賞するほどの成績を上げている方々は、年収も相当なものなので、自費を追加して出発日、帰国日、滞在ホテルを変えたり、同伴者を自由に追加したり出来る訳である。
ちなみに、会社が費用負担してくれるのは、(入賞者本人+α)の往復航空運賃と会社が手配したホテルに宿泊する場合の宿泊費、飲食費である。
「+α」は、入賞のランクに依って人数が決まっている。息子の入賞ランクでは、会社の費用負担は本人のみ。我々夫婦の費用は息子持ちである。
 
13 成田空港
 
14 搭乗ゲート待合室
 
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5月24日(日)[ハワイ時間] 快晴
【2】ホノルル空港〜ホテル 
約7時間半のフライトの後、ハワイ時間の朝9時半頃に、無事、ホノルル空港に到着。
飛行機を降りて、連絡通路を移動中に、日本庭園を模したお庭があった。「ハワイなのに、風情のある日本庭園が造られている」と感心したのだが、その直後、庭園の中央に、観葉植物(鉢に植えられた木)が置かれてあるのが目に入り、ガックリ。
外国人にとっては、「庭園の木々」も「観葉植物」も同じ植物としか認識しないのだろう。「ワビサビ」とか「趣(おもむき)」とかを感じると言う次元に至るまでには、敷居が相当高そうである。
 
入国審査は、9.11の影響なのか、28年前(新婚旅行の時)よりは、かなり厳しくなっており、パスポートチェックの他に、顔写真の撮影、右手の人差し指〜小指、親指、左手の人差し指〜小指、親指の順に、10本の指すべての指紋採取までされた。
記念に、その様子をカメラに収めたいところであるが、ここでは撮影厳禁。ヘタをすると、カメラ没収である。
シンガポールに行った時に、カミサンが写真を撮っていたら、警備員が飛んで来て、写真を全て削除された経験がある。
 
入国手続が終わると、JTBが手配したバスで、ワイキキの西エリアにあるホテルに移動。
ホテルは、ヒルトン・ハワイアン・ビレッジである。
このホテルは、広大な敷地に宿泊棟が5棟、数千人は収容できるイベント会場、各種レストラン、プール、ビーチ、ラグーン(潟)があり、ハワイで良く見かけるABCストア(コンビニ)も、敷地内に2店入っている。
 
17 ホノルル空港は間近
 
18 ホノルル空港に到着
 
19 ハワイのエスカレータは日本より幅広
 
20 JTBの人がお出迎え
 
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22 ワイキキに向かうバスより
 
【3】ワイキキ散策 
11時前後にチェックインした後は、夕方の「歓迎パーティー」まで自由時間である。
 
23 我々の部屋があるレインボータワー(ヒルトン・ハワイアン・ビレッジ)
 
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25 ヒルトン・ハワイアン・ビレッジの庭
 
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29 部屋からのワイキキビーチの眺め
 
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32 息子に招待された我々夫婦がベッドを使い、招待してくれた親孝行の息子は補助ベッドに寝る。
 
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28年前の新婚旅行で買った赤いアロハシャツに着替え、まずは、ワイキキ中心部のワイキキ・ビーチ・ウォークまで歩く。
ホテルからは、1kmもない道のりなので、楽に歩ける。
ここでは、昼間にフラダンスショーがあるのだが、まだ時間が早かったので、始まっていなかった。
 
通りを歩いていると、街角案内の日本人女性ガイドに声を掛けられたので、「肉が食べられるレストランが、近くにないか」と息子が尋ねたところ、ロイヤル・ハワイアン・センターに入っている「ウルフギャング・ステーキハウス」を紹介してくれた。
その女性は、街角ガイドをしながら、タイムシェア(共用リゾートマンション)の勧誘をする人であった。
 
ロイヤル・ハワイアン・センターは、A〜Cの三つのビルが通路で繋がっている大きな施設であるが、教えて貰ったレストランがある一番奥のCビルに向かう途中に、フードコート「パイナ・ラナイ」を発見。
昼間からステーキハウスと言うのも、贅沢過ぎるかと思い直し、ここでランチを取ることにした。店の名前は「フォーファクトリー」。
息子は肉の乗ったライス料理、カミサンと私はベトナム風の麺類であった。
 
34 ワイキキビーチ
 
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36 ダイヤモンドヘッド
 
37 奥に見えるカラフルなホテルが、我々が泊まっているヒルトン・ハワイアン・ビレッジ
 
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39 夕方に予定されているパーティーの会場・クロダフィールド
 
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41 カミサンの来ているムームーは、新婚旅行で買ったペアルック。
 
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43 ビーチに展示(?)されていたオウム
 
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45 ダイヤモンドヘッド
 
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49 ロイヤル・ハワイアン・センターのフードコートでランチ
 
50 我々夫婦は、麺類のベトナム料理
 
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53 フードコートからの眺め
 
ランチの後は、息子が「是非、行ってみたい」と言っていたオーダーメイドのビーチサンダルの店「フリップ・フロップ」へ。
この店は、ハイアットリージェンシーホテルの1階にあるが、我々夫婦が新婚旅行の時に泊まったのが、ハイアットリージェンシーだったので、懐かしかった。
 
オーダーメイドと言うのは、草履の色、鼻緒の色、鼻緒に付ける飾り(花、宝石風ボタン、ペンダント風ボタンなど)を、各々選んで作って貰えるのである。
オーダーメイドのワイシャツを作る時に、時間をたっぷり掛けて部材を選ぶ息子のことを知っているので、予想はしていたのだが、予想を裏切らず、1時間近くを掛けて、自分とカノジョ(現在の奥さん)の2足分を選んでいた。
 
次に立ち寄ったのは、免税店の「Tギャラリア・ハワイ by DFS」。
昔行った時には、分かり易い店内であったのだが、規模が大きくなっているせいか非常に分かりづらく、特に、エスカレータの場所が分かりづらい店内であった。
ここは、ウィンドウショッピングだけに終わり、JTBの無料シャトルバス(’OLI’OLIウォーカー)でホテルに帰って来た。
 
54 カラカウア通り
 
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56 オーダメイドのビーチサンダルの店「FLIP FLOP」
 
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60 ハイアットリージェンシーホテル
 
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【4】ウェルカムパーティー 
会社主催のウェルカムパーティーが、ヒルトンホテルの斜(はす)向かいにあるフォート・デルッシ公園内の「クロダフィールド」と呼ばれるエリアで開催された。
何しろ、2,400人のパーティーであるから、屋外でないと、とても収容できないのである。
服装は、「カジュアル」と言うドレスコード設定だったので、私は、一応、「襟付きのシャツ」に「ジャケット」、カミサンは「ワンピース」で出かけたのだが、周りを見ると、Tシャツ姿や短パンの人も結構いて、意外とルーズであった。
 
「18時開門」に向けて、ホテルから歩道を移動する人の数が物凄く、ちょうど、「野球のナイターが終わって、球場から湧き出てくる人の流れ」の様な歩行者の量であった。
ちょうど歩道を歩いていた外国人が、「What's This?」と私に聞いて来た。
幸い、質問の意味は十分に分かったのだが、何と答えたら良いのかとっさに思い付かず、悩んでいたところ、前を歩いていた女性が「コンベンション・パーティー」と答えてくれた。
単に「パーティー」と答えれば良かったのであろうが、「プルデンシャル生命保険という会社のイベントで、日本から来ていて・・・、」と、どう説明するか色々と考え込むからいかんのですナァ(笑)。
英会話は難しい!
 
パーティーは、18時半から始まり、2時間以上続いたと思うが、テーブルだけでも200近くはあり、料理コーナーに食べ物を取りに行くのも、アナウンスの指示(指示される「会場エリア」)に従って、「テーブルエリア」で区分けされた会場内エリアごとに、順番に取りに行くのである。
料理は、大した内容では無かったが、肉はボリュームがあって美味しかった。
アルコールは、ビール、ワイン、ウィスキーなど、色んな酒類、銘柄が準備されていた。
我々夫婦は、普段からワインを飲んでいるのだが、コップに注いだワインを貰っても、即、カラになって仕舞い、お代わりを貰うのが面倒なので、酒コーナーに行って、「ボトルでくれ」と直接交渉。
相手も、ちょっと「ひるんでいた」が、アルコールが入って、良い気分になっている私が引き下がる筈もないので、諦めて、ボトルを渡してくれた。
 
三島の自宅を朝出発したハワイ旅行の、長い長い1日目も、ようやく終了である。
 
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5月25日(月)[ハワイ時間] 快晴
【5】表彰式(1日目) 
翌朝は、5時には目が覚めた。何しろ、8時から表彰式が始まるため、余り時間の余裕がない。
 
朝食は、5箇所の会場で6時半から食べられる様になっているが、メニューは、パン、ご飯、野菜サラダ、スクランブルエッグ、フルーツ、飲み物と言った程度の簡単な内容であった。
 
表彰式のドレスコードは「ビジネスカジュアル」、「受賞者はネクタイ着用」となっていたので、私とカミサンは、前夜のパーティーと同レベルの服装で出席。
会場は、ヒルトンホテルの敷地内にある「コーラルボールルーム」である。
エスカレータで会場階に上がると、広いロビースペースには、受賞者全員の顔写真が並んでおり、各々の受賞者は、自分の写真を見つけて、写真の前で記念撮影をしていた。
 
表彰式ホールに入ると、ステージに向かって椅子席が並んでいたが、当日の受賞者とその家族は、座席指定になっており、椅子の背中に、受賞者の氏名が貼られていた。
息子は初受賞者なので、表彰式初日が出番である。
 
コーラスと共に始まった表彰式は、最初に、司会役の役員の挨拶から始まる。
多分、営業出身の役員と思われるが、メリハリが効いていて「喋り」がとても上手いので、グッと話に引き込まれて行く。
 
そして、初受賞ライフプランナーLP)の表彰式が始まった。
  全役員がステージに上がり、ステージの「左そで」から、受賞者と家族がステージに上がって、役員一人ずつと握手をして、「右そで」からステージを下りる
と言う流れである。
 
受賞者は、入賞の獲得点数順に順位が付られていて、低い順に表彰される。この順位は、受賞回数に関係なくLP全員の通し順位なので、初受賞者の順位は飛び飛びである。
ちなみに、今回のLPの総受賞者数は744名との事であり、過去最高らしい。
息子の順位は290番台だったので、入賞者の上位40%以内と言うことであり、かなりの頑張りである。
 
なお、LP(ライフプランナー)と言う言葉は、最近では良く聞く様になったので、一般名詞だと思い込んでいたのだが、実は、一般名詞ではなくプルデンシャル生命保険の登録商標なのだそうである。固有名詞である。
「ホッチキス」が、実は固有名詞(最初に商品を世に出した会社の名前)だった(一般名称はステープラー)と言うのと同じ話である。
 
LP表彰のあとは、営業所長表彰である。
営業所長の任務は、LPの採用と、営業所内LPの営業活動コーチである。
「社長杯」では、「採用人数」と「営業所内の保険契約獲得成績」が、営業所長表彰の入賞基準になっているらしい。
 
ちなみに、プルデンシャル生命保険では、LPは、異業種からしか採用しないらしく、「生保」経験者は採用しないそうである。
国内生保の色に染まった人は既成概念に囚われてしまうので、「プルデンシャル生命保険の企業理念」には、どうしても添えず駄目なのだそうである。
 
プルデンシャル生命保険では、「営業所長」と言っても、一般企業のそれとは違い、実際に営業所が各地にある訳ではないし、活動担当地域(縄張り)が営業所ごとに決められている訳でもない。
日本全国、誰が(何処の営業所が)何処のお客様(日本国内のどの地区のお客様)を相手に活動しても良い訳である。
まあ、地域とは全く関係無く、組織構成の最小単位を「営業所」と呼んでいるらしい。
 
一般の企業とのもう一つの大きな違いは、所長LPの関係が、人事評価を伴わないと言うことである。
と言うか、そもそも、人事評価と言う概念が無いのかもしれない
だから上下関係と言うものが無いのである。
LP個人事業主であるから、「自分の成績は、自分がお客様から預かった保険契約の数・量」と言った客観的数値だけで機械的に決まるのである。
 
「上を見て仕事する」と言うフレーズが、日本企業では良く聞かれるが、プルデンシャル生命保険には、これが無い。
LP、所長、支社長、役員と言う組織構成上の区分は、あくまでも役割区分であって、区分間に上下関係はないのである。
相手に対して意見や不満があれば、お互いに平気でモノを言い合うらしい。
パーティーのある場面で、役員が我々のテーブルに回って来た時に、息子が所属する支社の支社長が、「ああ、○○常務」と言ったところ、「僕は△月△日付けで専務になったんだよ」と言い返していた。まあ、そんな関係の様である。
 
ちなみに、LPは、ある基準の実績を上げれば、営業所長になることを選択できるそうであり、実は、息子も、この1年間の実績の結果、営業所長になる資格を得たそうである。
ただし、先程も言った様に、区分間に上下関係がある訳でもないし、営業所長の方がLPよりも報酬が高いと言うこともない。
むしろ、成績のいいLPなら、営業所長よりもずっと高給取りであり、「ずっと現場の仕事が出来るLPの方がいい」と言って続けている人も多いらしい。
億万円プレーヤーは、間違い無くLPである。
また、LP→営業所長、営業所長→LP復帰の両方向ともOKであり、従って、営業所長からLPに復帰しても、世間一般企業の様に「降格」とは言わない。
また、営業所長だからと言って、現場の保険契約取得活動を止められている訳では無く、プレイングマネージャーもいる様である。
現にLP営業所長の両方で入賞基準をクリアして、W受賞という人も何人かいた。
 
営業所長表彰は、全受賞者がこの日に表彰され、第1位の入賞者が、1時間弱の時間を貰ってスピーチをする。
自分の仕事のこと、営業所内LPのことなど、色々と盛り込んでスピーチするのだが、やはり、何と言っても感動するのは、ご家族の話になった時である。
「休みが殆ど取れず、家庭を妻に任せっ放しになって申し訳ない。それなのに、子供が、『お父さんを一番尊敬している』と言ってくれるのは、妻のお陰だ」
と、涙を流しながらスピーチするのを聴いていると、こちら側もグッと来てしまう。
 
表彰式に家族を同伴させるのは、
 ●こういった家族あっての営業活動であること
 ●プルデンシャル生命保険が、お客様に寄り添うことを企業理念の第一に掲げていること、
 ●それに向かって、社員が日夜苦労して活動していること
を家族にも理解して貰い、意識共有して貰い、それにより、家族が暖かく見守り、支えとなってくれることを願ってのことであると言うことが、良く分かった。
 
【6】ワイキキビーチ 
午後は、自由時間である。
この日は、ワイキキビーチに出て、のんびり過ごす予定であり、水着に着替えたあと、ホテル前のビーチに出る。
 
まずは、ビーチサイドのレストラン「トロピックス・バー&グリル」に入ってランチ。
ハンバーガー、ビール、フライドポテトで満腹となる。
食後は、ビーチに寝そべってゆっくりしようと思ったが、部屋に置いてあるカードがないと、貸し出しのビーチタオルが借りられないことが分かり、面倒くさくなったので、ビーチとラグーンを散策しただけで、部屋に戻って来た。
「部屋で昼寝したかった」というのもある。せっかく赤い海水パンツを買ってたのだが、結局、海には入らず仕舞いであった。
 
70 ビーチサイドのレストラン「トロピックス・バー&グリル」に入ってランチ
 
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78 ヒルトン・ハワイアン・ビレッジのラグーン
 
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【7】支社長主催の夕食パーティー 
二日目の夜は、息子が所属する「支社」の夕食会である。
 
今回の支社内の受賞者は11名。その中には、大学の講演に呼ばれたり、本を出版したりしている有名な男性LP、キャリアウーマンとして雑誌にも時々載っていると言う女性LP、お客様の中には、某元首相もいると言う政界に強い男性LP、街角でスカウトされて、何誌かの雑誌に載っていると言う超ハンサムな男性LP等々、個性的なLPが多く、稼ぎ(自分の報酬)の方も半端じゃなくて、億万プレーヤーが何人かいるらしい。
 
この日の参加者は、受賞者10名とその家族、支社長で、20人くらいはいたと思う。家族を含めて、全員が支社長のご招待(多分、費用は支社長のポケットマネー(支社長も個人事業主であるから、支社長報酬の中に含まれる必要経費))だと思う。
支社長は、大変な食通だそうで、ソムリエの資格も持っているとか。
その支社長が選んだこの日のレストランは、アラモアナセンターの山側にある人気店「MWレストラン」。和風テイストな創作料理の洋食レストランである。
料理は、どれも美味しかったし、注文したピノノワール(ワイン)も美味しかった。
 
5月26日(火)[ハワイ時間] 快晴
【8】表彰式(2日目) 
表彰式の二日目は、2回以上受賞のLPの表彰である。
何人かは分からないが、744人の受賞LPから「表彰済の初回受賞者を除いた人数」なので、相当な数である。
ステージでの、役員と受賞者(+家族)の握手の流れが、1時間以上にわたり延々と続いていた。
 
そして、締め括りは受賞第一位のLPによるスピーチである。
前日に続き、感動的なスピーチであった。
 
【9】支社長との会食 
午後は、息子が新人・初受賞と言うことで、気を使ってくれたのだと思うが、支社長が、息子と我々夫婦の3人を、ランチに招待してくれた。
 
ホテルまで迎えに来てくれた支社長のレンタカーに乗って、チャイナタウンにあるアメリカ風フレンチ&イタリアンのお店「HASR BISTRO」へ。
レストランの隣がワイン屋さんになっていて、そこでワインを買って、レストランに持ち込むことが出来るのだそうである。
この日も、前夜に続き、ピノノワールを選択。支社長が、運転のため飲めないことを一瞬忘れていて申し訳なかったが、支社長から、「何を飲みますか」と聞かれた流れで、遠慮することも忘れて、ピノを選んでしまった。 (^^ゞ
 
レストランに入ってテーブルに着くと、早速、持ち込んだワインが空けられた。
最初の1口だけ、支社長にテイスティングして貰ったが、「これは美味い!」との評。本当に美味しいワインであった。
 
料理の方は、海老入りシーザーサラダ、チキンカルボナーラパスタ、ペンネアラビアータ、野菜のパスタ、炭焼きのリブステーキ、エスカルゴを注文したが、どのお皿もボリュームがあり さすがに食べ切れなかった。
ちなみに、この店では、さすがに箸(はし)は出て来なかったので、持参していたマイ箸を取り出して使った。組み立てタイプのステンレス製の箸であるが、ナイフ&フォークが煩わしい私には、強い味方である。
 
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83 持参した「マイ箸」
 
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【10】カイルア地区観光 
ランチのあとは、支社長が、車で美しいビーチに連れて行ってくれた。オアフ島の東側に位置するカイルア地区のラニカイビーチカイルアビーチである。
 
ビーチに着いた頃に小雨が落ちて来たが、砂浜と海が美しく、ハワイでも1〜2を争う美しいビーチと言われるのが頷けた。
まあ、晴れていれば、海の色がエメラルドグリーンになって、更に美しくなるのだろう。
 
【2024/3/11追記】
2018/6にも、息子の「社長杯」受賞でハワイに連れて行って貰ったが、その際には、晴れたラニカイビーチを見る事が出来た。(下の写真参照)
 
88 カイルア地区への移動中の風景
 


89 ラニカイビーチ
 






90 2018/6に訪れた時のラニカイビーチ
 
91 カメハメハ大王像
 
この日の夜は、息子が同期入社のメンバと集まることになっていたため、夕食は、夫婦二人である。
ホテルの近場の店で済まそうと思っていたが、ランチを食べ過ぎて、お腹が空かなかったし、また外に出るのも億劫になったので、結局は、いつもの様に部屋でゆっくりすることになり、ヒルトンホテル内のABCストアで、ピノノワールと「おつまみ」を買い込んで、部屋飲みと相成った。
 
ちなみに、息子達は集まって飲んだあと、入賞1位のLPの部屋に押しかけて行ったそうだが、沢山の人が集まってきて大騒ぎになり、警察まで駆け付けて、お開きになったらしい。
どうやら、会社側も、ヒルトンホテルで一番のスイートルームを、1位入賞者のために確保して、大勢が集まって来ても良い様にしているそうであり、「大騒ぎ」になって、警察が介入するのも毎年の恒例行事なんだとか。
 
5月27日(水)[ハワイ時間] 快晴
【11】表彰式(3日目) 
表彰式の3日目は、「個人契約」の保険契約成績1位のLPの表彰と、受賞支社長の表彰である。
 
個人契約成績1位のLPは、何と、入社2年目、息子と同じ年の若者であった。
お客様の中には、深夜の3時に会って話をするケースもあるらしい。
うちの息子も、「夜中の0時に会うと言う場合がある」とは聞いていたが、3時とは驚きである。とにかく、「お客様の都合に合わせる」と言うことなのだろう。
この若者のスピーチも、感動的であった。
 
最後は、1位受賞支社長のスピーチで締め括りとなり、3日間の表彰式が幕を閉じた。
 
それにしても、プルデンシャル生命保険の社員に共通しているのは、以下の点であることを、今回のイベント参加で強く感じた。
 ●お客様の事を、とても大事に思い、第一に考え、「お客様のライフにマッチした一番良いプラン」を持って行くことに、拘りを持っている
 ●プルデンシャル生命保険のことが、本当に好きである。
 ●今の仕事が、本当に好きである。
 ●現状に満足せず、自分を甘やかさず、常に向上心を持ち、自分を追い込み、厳しい環境に置いて成長を図る。
 
プルデンシャル生命保険は、創立して、まだ30年の会社であり、日本での知名度はまだ高くないが、国内の従来型の生保業界に変革を起こし、「お客様に寄り添った、お客様のための保険に変えて行く」と言う信念のもとに、活動している会社であることを実感させて貰った。
 
会社幹部、全社員ともに、とても純粋で、これまでの日本企業とは全く違う企業文化であり、感動した。
本当に、理想を追求する会社である。
 ●リビングニーズ保険業界に初めて企画導入したのも、
 ●遺族の事を第一に考えて、保険金即日支払い保険業界に初めて企画導入したのも
プルデンシャル生命保険だそうである。
 
とにかく、
従来型の国内生保では、契約者の9割方が、保険金を受け取る前に契約期間満了となり、支払われるのは終身保険部分の保険金(殆どの契約プランで少額設定)のみ
結果的に、無駄金を支払っているというのが実情らしく、いかに契約者のライフにアンマッチな契約をさせているかと言うことである。
 
出来るだけ早く、プルデンシャル生命保険のことを多くの人に知って貰い、出来るだけ早く、
 生命保険の見直し→軌道修正→お金の無駄遣いを止めること
をして欲しいと願うばかりである。
 
プルデンシャル生命保険のLPも同じ気持ちであり、より多くのお客様に、出来るだけ早く、生命保険の最適化をして差し上げたいという思いで活動しているのである。
 
【12】アラモアナセンターでの買物 
午後は、自由時間であるが、「ビーチでゴロっとしたい」という息子をホテルに残して、夫婦でアラモアナセンターに出かけた。
まずは、ランチである。
4階にあるイタリアン「ロマノズ・マカロニ・グリル」に入り、パスタの3種盛とビールを注文。
 
食事のあとは、私のアロハシャツを1着買いたかったので、2階にある「カハラ」に行って、最新デザインのシャツを買ってきた。
センター内のコンコースでは、ハワイ大学の学生が創作したという、「軒に吊して回転させるグッズ」が実演販売されていたのが、カミサンの目に止まり、珍しかったので、お土産に買った。
 
ガイドブックによると、「アラモアナセンターは、とにかく広くて、回るのに1日掛かる」とのことだったので、珍しいものがないかと期待して行ったのだが、日本のショッピングモールやアウトレットで見慣れているせいか、大した店がなく、ディスプレイの気配りも感じられなかった。
 
結局は、「日本が一番」と言う結論に落ち着いて、早めにホテルに戻って来た。
陳列の仕方の工夫もそうであるが、どの店も、日本では当たり前の自動ドアと言うものが無く、どの店に行っても、手で引いたり押したりして、重いドアを開けなければならないし、シャワートイレなど、望むべくもないしで、つくづく、「日本は、至れり尽くせりだなぁ」と再認識した次第である。
 
【13】フェアウェルパーティー 
この日の夕方から、今回のハワイ旅行の最後の会社イベントであるフェアウェルパーティーが、初日のウェルカムパーティーと同じ会場であるクロダフィールドで開催された。
ステージでは、地元オアフ島出身の人気プロフラダンサーであるサラ・カマレイ・ノイルさんが、フラダンスを披露してくれた。
 フラダンスの動画はコチラ⇒https://youtu.be/IdnOlnN4o14
 
5月28日(木)[ハワイ時間] 快晴
【14】帰国 
ハワイ最後の日は、また快晴の良いお天気。
荷造りをしたあと、ポーターが部屋にキャリーケースを取りに来るのを待って、部屋を退出。
チェックアウトしたあと、タパタワーの集合会場に行って、軽い朝食。
 
以降、各出発便に分かれて、バスは順次、ホノルル空港へ。
 
我々が搭乗するのは、12:35発のJAL783便である。復路は、ずっと昼間の飛行である。
 
途中、太平洋上で日付変更線を越えて、日本時間では、5月29日(金)となる。
 
夕方の16時過ぎ、成田空港に無事着陸し、ツアーは自然解散となった。
成田の天候は雨。ABCパーキングに電話して、迎えに来て貰ったあと、車で三島の自宅に向かった。
 
途中、首都高3号で渋滞に捕まったが、30分ほどで渋滞を抜け、21時頃に、ようやく自宅に帰還。
 
28年ぶりのハワイ。美味しい料理とお酒三昧で、かなり身体が重くなったが、これから、徐々に元のペースに戻していかなければなるまい。
 
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