徒然なるままに(2013.11.14)


徒然なるままに(2013.11.14)
2013年11月14日(木) 快晴
更新:2023年12月28日(木)
 
ここ数日で、急に寒くなった。昨夜からは、私の部屋にも、遂に、ストーブの登場である。
 
さて、本日は、この1週間の出来事を、徒然なるままに書き綴ってみる。
 
■三島散策
 
先日、facebookに、「手打ちそば教室」の話を投稿したところ、横浜に住む、会社時代の温泉仲間の友人からコメントが入り、
”三島にある「手打ちそば いしどう」に行きたいので、連れて行って欲しい”
とのリクエストであった。
 
このお蕎麦屋さんは、私と同じ会社に勤めていた方が、定年退職後に、趣味を活かして開業したお店である。
沢地と言う、三島市の山里の奥にあるお店であるが、細い道の一番奥にあり、その先は行き止まりで、山しかないと言う、とても交通の便が悪い所にあるお店である。
しかしながら、今や、知る人ぞ知る手打ち蕎麦の人気店になっている。
 
実は、この店のご主人である石堂さんは、今回、「連れて行ってくれ」と言ってきた温泉仲間の友人が、入社した頃の、同じ職場の1年後輩なのだそうであり、蕎麦屋開業の話を聞いて、一度訪れたいと思っていたのだそうである。
 
何年ぶりに再会したのかは知らないが、お店に連れて行ってあげて、二人が顔を合わせると、懐かしそうに話をし始めた。
 
今月のランチセット「きのこ蕎麦」を食べたあと、この辺りの散策スポットを、石堂さんに教えて貰い、すぐ近くにある臨済宗のお寺・龍澤寺(りゅうたくじ)に行ってみることにした。
 
石堂さんに聞いた話であるが、このお寺には、戦前に山本玄峰と言う徳の高い住職がおられて、太平洋戦争の末期に、当時の首相であった鈴木貫太郎首相に、無条件降伏を進言したのが このお坊さんなのだそうである。
「終戦の詔勅」にある有名なフレーズ「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」と言う文言を進言したのも、この方だったとか。
 
【2023/12/28追記】
山本玄峰さんが「耐え難きを耐え、忍び難きを忍び」と言う文言を進言したという話は、5年後の2018に、落合莞爾先生(國體ワンワールド史観の研究者)の講演会にて初めて伺ったと思い込んでいたのだが、上記のとおり、2013年の時点で既に石堂さんから聞いていて、自分のブログにも書いていたとは、全く憶えていなかった。我ながら、全く情けない話である(笑)。
 
このお寺は、山全体が敷地かと思えるほどの広さであり、林間の坂を登って行ったところに、本堂や釣り鐘堂、修行の僧堂などが建てられている。
この日も、僧堂には、沢山の僧侶が集まってお経を読みながら歩いている姿が見えた。
何かの「行」の最中であった様である。
 
私は、三島市に住んで26年になるが、恥ずかしながら、龍澤寺の存在を全く知らなかった。
そう言えば、カミサンが小さい頃に、悪さをすると母親から「沢地のお寺に連れて行く」と良く言われていたそうであるが、もしかしたら、このお寺の事だったのかもしれない。
 
龍澤寺をあとに、次に訪れたのは、国道1号線沿いにある柿田川公園。湧き水で全国的に有名になった柿田川の源流のところにある公園である。
 
そして、最後に三島大社に連れて行ったあと、三島駅まで友人を送る。
わざわざ横浜から来て貰っての、半日弱の三島散策であったが、まあ、満足して貰えたのではないかと思う。
 
■床屋
 
火曜日の午前、床屋に行こうと思い、チャリで自宅を出発したところ、500メートルも進まないうちに、小雨が落ちてきた。
そのまま強行しようかとも思ったが、先は長いので、やむなく自宅にリターン。
 
自宅の手前が登り坂になっているので、ギアを切り替えてエッチラオッチラ登り、自宅にチャリを置いてから、歩いて床屋に向かう。
床屋は三島駅北口の近くにあるので、自宅からは約3kmの道のりである。
 
その前に、ちょっと銀行に寄ろうと思い、三島駅南口前にある銀行に行ってから床屋に回ったところ、何と、理髪店の前にある あの3色のポールが回転していない。
近づいてみると、「本日定休日」の札が掛かっていた。
床屋の休業日は、毎週月曜と第3日曜日だから、火曜日は大丈夫と思い込んでいたのだが、定休日とはショックである。
仕方がないので、また、自宅まで歩いて帰る。雨の中、7kmの散歩となってしまった。
 
■ハローワーク
 
昨日は、4週間に1度の失業認定日。職安(ハローワーク)に、「過去28日間の就活状況」を報告して、失業手当を給付して貰うのである。
前日は、雨の中、7kmの散歩をしたが、運動不足解消には良かったと思い、この日も、チャリではなく歩いてハローワークに行くことにした。
 
銀杏並木で有名な日大通りを歩くと、黄葉した銀杏が見事であり、歩いて来た甲斐があった。
そして、その黄葉並木の下に、大きな着ぐるみの人形が、2体目に入って来た。
近づいてみると、2体ともオデコに「み」の字が入っている。私は知らないのだが、これは多分、今流行りのゆるキャラ、それも三島市のゆるキャラではないかと思われる。
傍に市職員風の人がいたので、「三島市のゆるキャラですか?」と聞いたところ、その人が慌てて「シーッ!」という身振りをした。どうやら撮影の最中だったらしい。
 
ハローワークの後は、昨日行けなかった床屋に回る。この日は問題なく営業中であった。
 
■手打ちそばの練習
 
本日は、自宅で手打ちそばの練習。手打ちそば教室の1回目から、ちょうど1週間である。
そば粉と割粉(小麦粉)を400g:100gで調合。二八そばである。
 
水の量は、粉の量の約半分であるが、先週は雨天だったので、湿度が高いことを考慮して42%の210ccで打ったのだが、ちょうど良かった。
今日は、冬の快晴なので、乾燥していると思い、44%の220ccで水回しを始めた。
ところが、なかなかしっくり来ないため、水が足りないかと思い、10cc追加。
 
まだ足りない様な気もしたが、入れ過ぎてベチャベチャにしたくないので、ここでストップ。
粉が塊になるまでに、かなり時間を要したが、練りのフェーズ、伸しフェーズと進んで、最後に切ってから茹でて完成。
 
早速、盛りそばにして食べて見たが、ちょっと太すぎて固い蕎麦になってしまった。水が足りなかったのか、伸しが足りなかったのか、その両方なのか、原因がはっきりしないが、まあ、これも経験である。
「手順を頭に焼き付ける」と言う意味では、十分効果があった。
 
さて、来週からは、更に寒くなると言う予報である。いよいよ冬本番が近づいて来た。
 
1 手打ちそば いしどう
 
 
3 龍澤寺の入口
 
 
 
 
 
 
 
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21 三島大社
 
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28 三島市のゆるキャラ