富桜祭(ふおうさい)
2012年11月3日(土) 晴れ
更新:2023年10月26日(木)
先日、会社帰りに三島駅を出たところで、若い女性からチラシを差し出され、男の嵯峨からか思わず受け取る(笑)。
チラシには「富桜祭」と書かれていた。どうやら日本大学の学園祭の案内らしい。
日本一のマンモス大学・日本大学は、あちこちにキャンパスがあるが、三島にも国際関係学部のキャンパスがあり、水泳の金メダリスト・岩崎恭子さんの母校である日大三島高校や中学と同居している。
ちなみに、カミサンの高校時代は、この日大三島高校、大学は日大藝術学部(豊島区の江古田)であり、長男は日大経済学部(千代田区の水道橋)である。
日大の国際関係学部は、今年の4月に、三島駅北口に隣接する校舎ビルがオープンしたばかりなので、ちょっと中を覗いてみたかったし、三島キャンパスの方は、カミサンが懐かしいだろうと思い、本日、夫婦で富桜祭に行くことにしたのである。
ちなみに、富桜祭と言うのは、日本大学(共通)の学園祭の名前だと思っていたら、そうでは無くて、日大の中でも「三島キャンパス」の学園祭の名前だったらしい。
まずは、三島駅北口に新しく出来た校舎ビルの方を訪れたが、学園祭の催し物は余りなく、ビル内を見学するに終わった。
このビルの1階には、ミニストップ(コンビニ)とコーヒーショップが入居しているのだが、駅ロータリー側の表口だけでなく、校舎ビル内からも直接入れるドアが付いているで、学生には重宝しそうである。
次に、500メートルほど歩いて、日大通りにある三島キャンパスの方に回る。
この日大通りは、秋になると、両側の銀杏(いちょう)並木がとても綺麗なのだが、11月の初旬とあって、色付きは3分と言ったところである。
それでも、歩道には沢山の銀杏(ぎんなん)の実が落ちており、潰れて独特の匂いを漂わせていた。
キャンパス内に入ると、沢山の模擬店が並び、色んな食べ物が売られていたが、韓流(はんりゅう)ブームからか、チマチョゴリを来た女性が客引きをしている店、トッポッキを売っている店などが目に入った。
我々夫婦は、賑やかな模擬店の通りは殆ど素通りし、校舎の並びやテニスコート、陸上グラウンド、プールの方を歩いて回る。
「昔あった校舎が無くなった」とか、「部室は昔のまま」とか言いながら、カミサンが昔を懐かしんでいたので、来た甲斐があった。
富桜祭のあとは、買い物をして時間調整したあと、先週に続き、この日のランチも「手打ちそば いしどう」で取る。
先週のランチセットは、冷たいお蕎麦だったが、11月のランチセットは暖かいお蕎麦(きのこそば)だったので、こちらもちょっと食してみたいと思ったのである。
「いしどう」の営業時間は11:00〜15:00なのだが、インターネットには、「13時過ぎなら空いていてゆっくり出来る」と書かれてあるので、時間調整して来た訳である。
13時過ぎにお店に入ると、先週より混んでいたので、窓際の長テーブルの方の席に付く。
本日も、私は2割増しを注文。暖かいお蕎麦も美味しかった。
11月のランチセットは、きのこそば(つけそば、かけそばを選べる)、甘さ控えめの卵焼き、そば味噌焼き、デザートはさつまいものプリンである。
この日は、ランチセットのほかに、自然薯のステーキも注文してみたが、こちらもフワフワっとした食感で美味しかった。
途中で、店のご主人が出て来られ、少し話をした。
実は今朝、フェイスブックを見ていたら、この店の写真が載っていたので、シェアして、コメントに「今日行きます」と書いていたのだが、早速、ご主人がそれを見たらしい。
フェイスブックには、実名も出るし、私は顔写真を登録しているので、私の顔を見て気付いたらしく、寄って来てフェイスブックの話から始まり、会社を退職したあと、この店を開くに至った話などをして戴いた。
(石堂さんとは、所属は違ったが会社時代から面識があり、同じ事業所(富士通 沼津工場)に勤務していた。)
この日は、お客さんが多かったらしく、テーブルが4〜5席の小さな店なのだが、開店から2時間で、既に30人のお客さんが来られたそうである。
中でも、「インターネットを見た」とかで、三島駅からタクシーで乗り付けた東京のお客さんもいたとか。
蕎麦打ちには、少なくとも30分は掛かるので、お客さんが「待っても良い」と言う場合は追加で打つけど、そうでなければ、蕎麦が無くなったところで営業終了にするとのこと。
本日は、我々が店を出たのは14時であったが、営業時間1時間を残して、看板は「準備中」に変わっていた。
「今度来る時は、混んでいてもいいから、早く来ないとね」とカミサン。
蕎麦は美味いし、リーズナブルなお値段、蕎麦好きの私としては、毎週来ても良いくらいのお店である。
余談だが、夕方、自宅で韓流ドラマを見ていると、「ピンポーン」。宅急便が届いた。
何と、またまた、九州の兄からの贈り物。今回は蟹が3箱。桃、ワイン、韓国海苔、梨に続き、いつもながら豪快な量である。