福岡帰省2012/6
2012年6月9日（土）～6月10日（日）
更新：2023年10月15日（日）
昨年に続き、身内の会社の株主総会に出席すべく、夫婦で福岡に帰省してきた。
雨の中、10時に三島の自宅をタクシーで出発。新幹線で品川に出て、京急に乗り換えて羽田空港へ。
12時に空港に到着したが、出発便までには2時間あるので、空港で昼食を取ることにした。
この日の朝のテレビで、東北地方のおばあさんが、手打ち蕎麦の店をやっている番組が放映されていたのを見て、蕎麦が食べたくなっていたので、ランチは、空港第2ターミナルビルにある「つきじ庵」で取る事にした。
店に入り、席に着いて何気なく前の方を見たところ、何やら、見覚えのある風貌の男性が目に入った。ズバズバとモノを言うコメンテータの勝谷誠彦氏である。
オフなのか、仕事の途中なのかは分からないが、気分良さそうに日本酒を飲みながら、会話を楽しんでいる様であった。
昼食後、14:00発のANA258便に搭乗し、離陸を待っているうちに、ある事に気付いた。
前の座席のシートの裏側にパネルが着いているのである。普通の飛行機なら、座席シートの裏側と言えば、後部座席の人のためのテーブルが組み込まれているのだが、この飛行機にはテーブルが着いておらず、代わりに、操作パネルが着いているのである。
また、パネルの下には、USBの差込み口も着いている。
早速、パネルを触り始めたところ、色んなメニューが出て来て、結構楽しめそうである。
その中の一つに、ボーイング787に関するドキュメンタリーがあったので、視聴開始した。どうやら、この飛行機はボーイング787ドリームライナーと言う機種であり、最近、ANA（全日空）に導入された機種であるらしい。
しかも、ANAがボーイング社と共同開発したmade with JAPANの飛行機とだか。
飛行機に搭乗した際には、普段なら、イヤホンで音楽を聴くか、雑誌を眺めて飛行中の時間を潰すのが常なのだが、この飛行機には、新しいモノが沢山装備されているので、いろいろと遊ぶ事ができ、退屈せずに済んだ。
その中でも面白かったのは、座席間でメール交換が出来ることである。試しに、メールを隣の席に送ったところ、カミサンのパネルに送ったメールが表示された。
また、この飛行機の窓は、普通の飛行機の窓より大きく設計されており、明るさを調節するボタンが着いていた。
787機は、これからANAの路線に、どんどん適用拡大されて行くと思われるが、なかなか楽しい飛行機である。
福岡空港に到着すると、雨の東京とはうって変わって、良く晴れたお天気であった。
地下鉄に乗り換えて、株主総会の会場があるキャナルシティー博多に向かう。
中洲川端駅で地下鉄を降り、上川端（かみかわばた）商店街を歩いて行くうちに、またまた、珍しいものが沢山目に入って来た。
中でも、ビックリしたのは、八百屋さんの商品の安さである。30cmはあろうかと思う巨大茄子が、3本で298円だったり、トマトが十数個入っている箱売りが580円だったりと、信じられない値段で販売されていた。
福岡市内では、商業の中心が天神に一極集中してからと言うもの、上川端商店街は寂れる一方であったのだが、キャナルシティー博多の効果なのか、それとも、博多祇園山笠が来月に迫っているからなのかは分からないが、久しぶりに歩く上川端商店街は活気を感じる通りになっていた。
【参考】
| 博多弁 | 意味 |
|---|---|
| なおす | 仕舞う。片付ける。 |
| うてあわれん | 相手にできない（相手にする気がしない） ※意味は分かるけど、私が福岡に住んでいる頃は、私は余り使わなかった博多便ですナァ |
| せからしか | うるさい（ウザイ） |
| いぼる | ぬかるみにハマル |
| はらかく | 怒る |
| くらす | 殴る |
「キャナルシティー博多」入口の手前には、山笠で全国的に有名になっている櫛田（くしだ）神社があるので、ちょっと立ち寄ることにした。
境内には、山笠の「飾り山」が出来上がっており、久しぶりに、山笠にお目に掛かることが出来た。
キャナルシティーの中に入ると ちょうど野外コンサートが開かれており、ミュージシャンの周りには、沢山の人が集まっていた。
株主総会の会場は、昨年と同じ「なだ万」である。
30分ほどで総会は終了し、なだ万の懐石料理を戴く。車代は出るし、配当は貰えるし、おまけに、なだ万の料理は食べられるしで、言う事無しの総会である。
実家に泊まったあと、翌日、私は単身で三島に帰還。
カミサンは、女子衆（おなごし：母、義姉、従姉、姉、カミサン）で2泊3日の広島の旅をする予定になっているので、カミサンとは、しばしの別れである。
10:05発のANA便に乗るべく、8時に実家を出発。
1時間もあれば、空港に着くだろうと思っていたら、何と45分で空港に着いてしまった。福岡空港は、都心から地下鉄で結ばれているし、私の実家の前の道の地下には、地下鉄七隈線が走っているので、本当に驚くような短時間で、空港に行く事ができるのである。
我がふるさと福岡は、本当に住みよい街である。
