【紀行】帰省&指宿温泉旅行(2017年6月)(1)

【紀行】帰省&指宿温泉旅行(2017年6月)(1)
2017年06月22日(木) 晴れ

昨日は夏至。昼間の時間が一年で一番長い日であった。と言う事で、今日からは冬に向かってまっしぐら(笑)。

さて、あっと言う間に1週間以上経過してしまったが、6月10日から5日間の帰省と旅行について書く。毎年、この時期には福岡に帰る。兄が経営する運送会社の株主総会に出席するためである。一応、私とカミサンも この会社の株主なのである。親族の会社なので株主は全員親族である。そして、翌日から2泊3日で旅行するのが恒例になっている。今年の旅行は鹿児島県の南端付近にある指宿(いぶすき)温泉である。実は、指宿温泉は昨年の旅行として予定していたのだが、4月に熊本地震が発生し九州新幹線が正常運転出来ない事態となったため、早めに計画を変更し昨年は山口旅行に切り替えたのである。昨年の旅行の記事は以下。
 【紀行文】山口旅行2016(1) 秋芳洞(あきよしどう)、秋吉台、萩指月(しづき)温泉
 【紀行文】山口旅行2016(2) 萩城趾、萩買物、仙崎、西長門
 【紀行文】山口旅行2016(3) 角島観光、道の駅「北浦街道 豊北」、関門橋
今回のスケジュール概要は以下。

日程 行程 宿泊地
6月10日(土) 自宅〜[タクシー]〜三島駅〜[新幹線]〜品川〜[京浜急行]〜羽田空港〜[ANA便]〜福岡空港〜[地下鉄]〜大名(株主総会会場)〜[タクシー]〜実家 実家(福岡市城南区
6月11日(日) 実家〜[タクシー]〜博多駅〜[九州新幹線]〜鹿児島中央駅〜[JR枕崎線]〜指宿駅〜[送迎バス]〜宿 指宿温泉「指宿白水館」
6月12日(月) 宿〜[観光タクシー]〜橋牟礼川(はしむれかわ)遺跡西大山駅フラワーパークかごしま宿
6月13日(火) 宿〜[タクシー]〜指宿駅〜[JR枕崎線]〜鹿児島中央駅〜[九州新幹線]〜博多駅〜[タクシー]〜実家 実家
6月14日(水) 実家〜[地下鉄]〜福岡空港〜[ANA便]〜羽田空港〜[京浜急行]〜品川〜[新幹線]〜三島駅〜[タクシー]〜自宅 -

【1】株主総会
9時過ぎに車で自宅を出て、いつも利用しているペットホテルに愛犬マメちゃんを預けに行く。自宅に戻って来たあと、1時間ほどしてタクシーで三島駅へ。新幹線に乗り込むと、恒例のビールで乾杯である。ロング缶を軽く2本空ける。品川から京浜急行に乗り換えて羽田に着いたのがANA便出発時刻の2時間半前。余裕である。毎年、早く福岡に着き過ぎて時間を潰すので、今年は株主総会開始の1時間前に福岡空港に到着する便にした。荷物預けは、昨年から羽田では無人システムになっており、受付開始は以前の様に出発2時間前からと言う様な制約が無くなったので、着いたらすぐに預けて手ブラになれるので楽である。
まずは腹ごしらえ。良く利用するお蕎麦屋さん「つきじ庵」で天丼セットを注文。よく冷えた生ビールが美味かった。その後はお土産の買物である。ここで必ず買うのが新宿中村屋「新宿カリーあられ」羽田空港東名高速・海老名SAなど販売店が限定されている商品である。その後はゴールドクレジットカード提示で無料利用できるラウンジで休憩するのが最近の流れである。ところが、この日はラウンジに行ってみると、何と待ち行列が出来ていた。立って席が空くのを待つくらいなら搭乗口の椅子に座って待つ方がマシなので、出発時刻まで結構な時間があったが搭乗口へ。
離陸前に滑走路で待たされ、福岡到着時刻が15分遅れる事になりちょっと焦ったが、何とか総会には間に合いそうな遅延範囲であった。株主総会の会場は、昨年まではキャナルシティー博多内にある「なだ万」だったのだが、今年から「稚加榮」に変わった。先月の父の法事の後の宴で利用した料亭である。
今年の総会は、何人か父親の代理で息子(私の従弟)が出席したりしていたので平均年齢が若くなった様である。半世紀ぶりくらいで会った従弟もいて、会話が盛り上がり楽しいひと時であった。会社の役員も、叔父の退任に伴い若い営業部長と経理部長が役員に就任。かなりの若返りである。
【2】福岡〜指宿温泉
待ち合わせ場所は、博多駅の筑紫口(新幹線口)。参加者はいつもと同じく、母、義姉、姉、従姉と我々夫婦の6人である。今年はレンタカーでのツアーではなく電車を利用するので飲める(笑)。博多駅構内の店で酒肴とお酒を買い込みホームへ。電車を待っていたところ、見覚えのある「のぞみ」車両が入線してきた。時間を計算してみたら、6時頃に東京を出発した始発電車らしい。5時間を切る時間で東京から博多に着くのであるから、本当に速くなったものである。(帰宅後に調べたら6:00品川始発の「のぞみ」であった)
我々が乗車する九州新幹線「さくら」が入線してきたので早速乗車する。九州新幹線は初めてであったが、通路を挟んで左右2席ずつの1列4座席であり、シートにも高級感があり、東海道新幹線グリーン車の座席と遜色の無いゆったりとした座席であった。こんなにリッチな座席だと知っていれば、新幹線で帰省する時にも、「のぞみ」を使わずに新大阪で九州新幹線「さくら」に乗り換えるんだったと思ってしまった。
終点の鹿児島中央駅には1時間半で到着。あっと言う間である。途中下車して駅ビル内のお蕎麦屋さんでランチし、再び改札から入り枕崎線のホームへ。電車は、鹿児島中央駅指宿駅の間を走る特急指宿のたまて箱。一般的な特急車両とは違い、内装に工夫を凝らした車両であった。
定刻に電車は指宿に向けて出発。生憎の曇り空であり、桜島には雲が掛かって全容を見ることが出来なかった。2年前に続き、今回も桜島には振られてしまった。まあ、毎年梅雨の時期の旅行であるから致し方ない。途中停まる駅は、離合停車を除くと1駅だけであり、指宿には1時間足らずで到着。送迎バスでホテルに向かう。ホテルは「指宿白水館」である。
ホテルの部屋は、「薩摩客殿」という棟の7階にある和洋室。ロビーから結構歩くので、母のために車椅子を借りた。部屋は鹿児島湾(錦江湾)に面しており、素晴らしい眺望である。対岸の大隅半島も一望出来る。ただ、北方向にある桜島、南方向にある開聞岳かいもんだけ)は、山の陰になるため残念ながらどちらも部屋からは見えない。部屋に入ると、早速、恒例のお疲れさんの酒盛りである。暫く飲んだあと、私は温泉に入りに行った。夕食は、別棟の個室で戴いた。お酒は鹿児島に来て飲まない手は無いので、芋焼酎の3点飲み比べセットを注文。どれも美味しかった。料理もなかなかのものであり、やはり九州の刺身は新鮮で美味かった。
【3】指宿観光
観光については、事前に具体的な計画はしてはいなかったが、6人が一緒に乗れる大型観光タクシーで近場を観光する事を前日に決めた。年配の方が運転する大型タクシー(ワゴン車)に乗りホテルを出発。3時間の観光である。コースはお任せにしたが、高齢者の集まり(笑)で余り歩いて回れないので、園内をバスで周遊してくれるフラワーパークかごしまをメインにして戴いた。
最初の訪問地は、指宿駅からすぐ近くにある橋牟礼川(はしむれかわ)遺跡。車の中からの観光であったが、縄文時代の竪穴式住居がよく見え、運転手さんのガイドもあったので十分満足であった。何でも、大陸(ユーラシア大陸)から日本列島に渡って来た人達が、ここに上陸した、当時の日本列島の全人口はn万人(2万人?)だったと力説されていた。
次に向かったのは、JR枕崎線の西大山駅無人駅である。ここがJRの駅としては日本最南端の駅なのだそうである。ホームから開聞岳が何の遮りもなく見える。(雲は別です(笑))
最後は、フラワーパークかごしまである。色んな花や木が植えられ目を楽しませてくれたし、ガイド兼任のバスの運転手さんが面白おかしく解説してくれたので満足であった。
タクシーの運転手さんからは、「私は年金暮らしの身(社員じゃないと言うニュアンスで言われた様に感じた)ですから帰っても次の予定は無いし、3時間と言わず、まだまだお付き合いしても良いですよ。」と言って戴いたが、十分に満足したのでホテルに戻る事にした。この方は、自分の母親をずっと看護していたとかで、車椅子を押すのは慣れてますからと言って、行く先々で母の乗る車椅子を押してくれた。帰り道でコンビニに寄って貰い、お昼の食料と酒肴、お酒を調達。運転手さんにも缶ビールをお礼に差し上げた。
ホテルに戻ると、いつもの様に一方の部屋に集まってランチ兼酒盛りである。ちょうど飲み始めたところで、長男より電話が入る。「おオヤジのFacebookが乗っ取られてるみたいよ」という連絡であった。この件に関しては、先にこのブログに書いたので省略する。(以下の記事)
 【由無し事】私、Facebookやめました(笑)
暫く酒盛りをした後、指宿温泉名物の砂湯に入ることにし、母を除く5人で温泉場へ。受付で浴衣を貰い、脱衣場で浴衣に着替える。下着は着けない。そして砂湯の場所に行くと、受け付けた5人全員が揃うのを待ち、揃ったところで一緒に砂場に仰向けになって寝る。そうすると係の人がスコップで砂を身体に掛けて首だけを外に出した状態で身体を埋めた。砂場自体は熱いし、掛けられた砂も熱いので、結構な熱さであり想像以上であった。確か50度以上だったと思う。入浴(砂蒸し)時間は、記憶が薄れているが確か10分を目処に考えて下さいと言われたと思う。勿論、我慢できなければ時間前でも砂から脱出して良い。グッと堪えて10分を経過したところで脱出してきた。あとはシャワーで砂を落としたあとに通常の温泉に浸かる。
この日は、昼間に十分に温泉を楽しんだので、夕食のあとは部屋に戻ってそのまま寝入ってしまった。
(つづく)

■6月11日(日) 博多駅 新幹線ホームにて


1 博多駅新幹線ホーム待合室 
 

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3 JR西日本 山陽新幹線レールスター車両 
 

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5 JR東海 東海道新幹線の品川始発6:00の「のぞみ99号」が10:47に博多に到着。品川〜博多間の所要時間4時間47分。 
 

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7 博多始発11:01の九州新幹線「さくら407号」が入線 
 

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9 「さくら」の指定席座席は、東海道新幹線グリーン車並みの豪華な座席 
 

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鹿児島中央駅にて
 

13 終点の鹿児島中央駅に到着 
 

14 ランチは駅ビル内のお蕎麦屋さんで。 
 

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16 鹿児島中央〜指宿間(枕崎線)を走る特急「指宿のたまて箱」 
 

17 新幹線で飲み過ぎて眠い 


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28 我々夫婦はカウンター席 
 

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■「指宿のたまて箱」車内にて(鹿児島中央〜指宿)
 

30 指宿に向けて、いざ出発 
 

31 桜島は雲が掛かって全貌が見えず 
 

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33 桜島 
 

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35 電車内で記念撮影 
 

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46 「指宿のたまて箱」乗車記念スタンプ 
 

47 篤姫ゆかりの地・薩摩今和泉 
 

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52 指宿駅に到着 

■ホテル「指宿白水館」
 

53 「指宿白水館」のロビー 
 

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55 薩摩客殿棟7階の和洋室に連泊 
 

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59 潮が引くと歩いて渡れる無人島の知林ヶ島(ちりんがしま) 
 

60 部屋からの鹿児島湾(錦江湾)の眺望 
 

61 正面は大隅半島 
 

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74 一日目の夕食 
 

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79 芋焼酎の飲み比べセット 
 

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81 黒豚の角煮 
 

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84 さつま揚げ 
 

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89 朝食バイキングの会場 

■6月12日(月) 観光タクシーで2日目の観光に出発
 

90 タクシー観光に出発 
 

91 指宿白水館のお庭 
 

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94 橋牟礼川(はしむれかわ)遺跡の竪穴式住居 
 

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99 この辺りは肥沃な土地らしい 
 

100 開聞岳かいもんだけ) 
 

101 JR最南端の駅「西大山駅」 
 

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118 「フラワーパークかごしま」の入口付近の大木 
 

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128 きくらげ 
 

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131 珊瑚礁の石を使った石垣 
 

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141 開聞岳 
 

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161 二日目の夕食 
 

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