紅葉の養老渓谷


紅葉の養老渓谷
2010年11月19日(金)~11月21日(日)
 
運動不足解消と養老渓谷(房総半島)のめぐりを兼ねて、2泊3日の旅行をして来た。
当初の計画では、1日目は、午前中の病院(持病の定期検診)を終えたあとの出発だったので、千葉までの移動だけにし、養老渓谷のウォーキングは2日目にする予定であったのだが、土曜日はお天気が崩れるとの予報を聞き、ウォーキングを1日目に前倒しすることにして、急遽、昼食の時間をカットして病院から千葉に直行することにした。せわしなかったが、ランチは、運転しながらお握りを頬張ることで済ませた。
 
沼津ICから東名高速に乗り、横浜町田ICから保土ヶ谷バイパス、狩場ICから首都高速神奈川線3号線、首都高速湾岸線、東京湾アクアラインと乗り継いで、午後の1時半には養老渓谷に到着した。
 
養老渓谷の紅葉は、ピークにはまだ1週間くらい早かった様で、色づきは今ひとつ。
駐車場に車を置いて、まずは出世観音へ。
この観音様への参道が急勾配の階段であり、段数は往復でも百段前後しか無かったと思うが、一遍にふくらはぎに乳酸が溜まってしまい早くも筋肉痛が始まった。
 
お参りのあと、渓谷沿いの遊歩道を500メートルほど上流へと遡ったが、紅葉は所々に見られる程度だったので、結局、それ以上奥に進むのは止めて引き返した。
 
次に訪れたのは、渓谷の上流にある粟又の滝(養老の滝)である。車で移動し、渓谷に下りると、先程よりは高度が高いだけあって紅葉は進んでいた。
滝の前で夫婦揃っての記念写真を撮ったあと、宿泊先である会社の保養所(勝浦市)に向かう。
 
お風呂で汗を流したあと、部屋で持参したワインを早速飲む。今回の旅行には、1日2本として4本のワインを持参して来ている(笑)。粟又の滝で買い求めた濡れ煎餅の食感が何とも良くて、ワインが進む。
 
夕食の時間は6時からである。8時からカラオケルームを予約していたので、食後に一旦部屋に戻って一服したあとカラオケルームに出直すことにしたのだが、これが失敗だった。
気がついた時には深夜。昼間の急階段の上り下りの疲れに加えて、大量のアルコールが相まって、知らないうちに眠りに落ちてしまった様である。
 
翌日は雨の予報だったので、終日、部屋で酒盛りでもして、ゆっくりと過ごすつもりであったのだが、当日になってみると天気は回復し晴れるとの予報。
そこで、南房総まで足を延ばすことにし、園芸好きのカミサンが選んだ「南房パラダイス」を訪問することにした。
 
館山の先にある南房パラダイス。園内には、幾つも連なっている温室があり、南国の花や木々が沢山植えられている。
珍しい花や木の写真を撮りまくりながら、2時間ほど園内を散策した。
ランチは場所を変えて取ることにし、南房パラダイスを出発。
 
海沿いを車で走るうちに、ランチの代わりに、おつまみを買い込んで部屋で一杯やるかと言うことで酒好きの夫婦の意見が一致。途中の「道の駅」で、酒の肴を調達することにした。
ところが、この道の駅が大誤算。普通なら、道の駅と言えば現地の特産物が色々と販売されているので、おつまみの調達には困らない筈なのであるが、どうやら房総の道の駅は違うらしい。最初に寄った野島崎近くの道の駅では、売られているのは地元で取れた野菜の直売のみ。お土産の売店すら無いのには驚いた。
次に立ち寄ったのが、千倉の先にある「ローズマリー公園道の駅」。こちらも似たようなものであり、海に囲まれた房総半島だと言うのに、海産物の売り場はなく、野菜の直売しかやっていなかった。ガックリである。そして、3軒目に寄った道の駅「鴨川オーシャンパーク」でようやくおつまみを調達。
 
保養所に戻り、おつまみとワインで一息入れたあと、昨夜寝過ごして行けなかったカラオケルームに下りて、コブクロの歌と艶歌を歌う。数日前に発売されたばかりのコブクロの新曲「流星」がカラオケに既に入っているのには感激!
時間がまだ早いので、保養所には連泊の我々以外には客は殆ど到着しおらず、予約しなくてもカラオケルームは使い放題である。夕食までの間、夫婦で歌いまくった2時間であった。
 
翌朝は、真っ青な空の快晴。早めに帰宅して休養すべく、朝食を取ったあと早速保養所を出発。
内房の金谷港に回り、買い物をした後、富津館山道路に乗って帰途に着く。以前なら、木更津のICまで何時も渋滞が発生していた内房の道も、富津館山道路、館山自動車道が開通したお陰で、随分とスピードアップした。東京湾アクアライン、首都高速、保土ヶ谷バイパス、東名高速と乗り継いで13時前には三島に帰還。
 
自宅に戻り、早速、写真の整理を始めたところ、何と写真ファイルが破損しており、どうやっても修復が出来ずに、撮った養老渓谷の紅葉写真、南房パラダイスの植物の写真が露と消えてしまったのである。残念!