東京音楽大学卒業式


東京音楽大学卒業式
2010年3月20日(土)
 
今日は、娘の大学の卒業式である。娘にとって最後の卒業式と言う事で、カミサンと二人で出席することにした。
娘は、着付けのために昨夜帰省していたが、今朝、着物屋さんから派遣された方に着物と袴を着付けて貰ったあと、親子3人で新幹線に乗り込み東京(池袋)の大学へ。
 
我々の時代には、袴(はかま)で卒業式に出る習慣など無かったが、今や女学生の卒業式姿は着物に袴が定番になってしまった様だ。池袋駅の構内では それほどでもなかったが、大学に近づくにつれて、袴姿の女学生が増えてきた。
 
2時からの卒業式を控えて食事を済ませることにしたが、着物を着ているので、汚さないためには食事の種類が限られる。結局、イタリアンならお汁が飛ぶことも無かろうと言うことで、大学近くのイタリアンへ。ところが、店は満席で客は、着物姿の卒業生や父兄ばかり。
15分ほど待って食事をしてから大学の卒業式会場へ。場内はさすがに音楽大学とあって、着物姿の女性が圧倒的に多く、みんなで写真を撮りあっている。
 
午後2時に卒業式の開始。式の始まりは、これも音楽大学らしく、オーケストラによる演奏からである。良く聴くメロディだが、曲名を知らなかったのでカミサンに聞くと、モーツァルトのドンジョバンニの一節だとか。
 
そのあと、お決まりの卒業証書授与、祝辞、送辞、答辞と続いて式を終了したあと、今度は在校生による送別演奏としてチェロ独奏、ホルン独奏が行われた。さすがに今年度の学内コンクール1位の奏者とあって、素晴らしい演奏であった。
特に、私の好きな曲の一つであるラフマニノフのヴォカリーズ(チェロ演奏)は良かった。なかなか格調高い卒業式であった。
 
式が終わるまでは良かったのだが、その後が疲れた。何せ、夕方から謝恩会に出る娘のために、服の着替えに付き合って、脱いだ着物を親が三島の自宅まで持ち帰らないといけないのである。
卒業式のあと、学科ごとに教室に戻って卒業証書や成績証明書、教育免許状などの配付があると言うので、親はホールで30分ほど待機。そのあと池袋駅裏手にあるメトロポリタンホテルに移動しての着替え。
 
娘と別れて池袋駅を出たのは、夕方の5時を回っていた。実は、今日このあと、荻窪(杉並区)に寄って長男と会う予定になっていたのである。
 
長男は大学の3年生であり、今が就活の最盛期。何でも、第一希望の会社の就職最終試験(8次試験)が来週あるとかで、親の承諾書を持参しなければならないそうなのである。
この会社はとてもユニークな会社で、今、学生の間では大変な人気があるそうであり、その分、就職試験も8次まであって相当厳しいらしい。今年の応募者は4万人近いらしいが、7次試験までで60人前後に絞り込まれたとか。
長男は運良く(?)、最終試験まで残れたが、最終選考でさらに半分に絞られるそうである。親としては、内定が取れるのを祈るばかりであるが、とにかく厳しい状況なので一寸先は全く分からない。
 
長男と夕食を取ったあと、荻窪駅を出たのが7時を回ってしまい、三島の自宅に帰り着いたのは9時前であった。
 
4連休(火曜は年次休暇のため、私は4連休)の初日は本当に疲れる一日であった。しかしながら連休のスケジュールはまだまだ続く。
 
日曜日は、13時から三島でピアノ発表会であり、娘も出演する。この日は、福岡から母と姉が旅行で横浜に出てくることになっていて、横浜のホテルにチェックインしたあと、3時半ころに新幹線で三島に来ることになっている。
ピアノ発表会には間に合わないが、その後の夕食を共にするために、わざわざ新幹線で三島まで来るのである。
3年前にも同じ様に三島に来たことがあるのだが、その時に、ピアノ発表会の打ち上げで行った御殿場高原ビールのことが気に入った様なのである。
 
ピアノ発表会会場から駅まで迎えに行ったあと、発表会が終わった家族と合流して御殿場高原ビールに行き、発表会の打ち上げ。
 
月〜火は、勝浦(房総)にある会社の保養所に、家族と母と姉を連れて行くことになっている。今回は、娘はバイト、長男は就活の追い込みのため参加出来ず、勝浦に行くのは、夫婦と二男、母、姉の5人である。
今回は、初のルートであるが、横須賀から東京湾フェリーを使おうかと思っている。
  
 
 
3 「卒業式の始まりはオケによる演奏から」 (2010.03.20撮影) 豊島区南池袋・東京音楽大学
 
4 「在校生によるチェロ独奏」 (2010.03.20撮影) 豊島区南池袋・東京音楽大学
 
 
 
7 「卒業式会場ホールは華やか 娘も写ってます」 (2010.03.20撮影) 豊島区南池袋・東京音楽大学
  
 
 
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