新聞・TVしか見ていない人は、完全に世界の動きを見誤ってますよ! この記事を是非読んでおくべし! これが日本の報道と正反対の現実の世界の実情!


新聞・TVしか見ていない人は、完全に世界の動きを見誤ってますよ! この記事を是非読んでおくべし! これが日本の報道と正反対の現実の世界の実情!
2023年3月25日(土) 雨
 
(長い長い)標題のとおり。
 
世界の新聞、TV(の殆ど)は、世界のマスメディアを支配している勢力に牛耳られているので、自分達(の親分)に都合の悪い情報は絶対に報道しません。TVが使っている「専門家」、「学者」と称する方々は、御用学者(マスメディアの犬)ばかりです。
日本のTVが、時事に疎いド素人のお笑い芸人や芸能人を報道番組(ワイドショーを含む)に多用しているのは、まさに、同次元のお気楽な日本人を洗脳するためではないかと、私は推測しています。
どちらかと言うと、私も「お気楽な日本人」なので、TVの報道番組を見ているとイチコロで洗脳されてしまう自信があります(笑)。だから、私は、TVの報道番組を視ない事にしています。
 
では、本題です。
以下の田中宇(たなかさかい)さんの記事(3月23日発信)を一読される事をお薦めします。これが新聞・TVでは絶対に報道されない世界の現実です。
 
 【 田中宇:中露モスクワ会談の意味 】
tanakanews.com
 
上の記事で、私が注目した部分の要点だけ、以下にメモしておきます。

  • 中露モスクワ会談(習近平主席とプーチン大統領の会談) は、米覇権の崩壊多極化という大きな流れの大事な転換点になりそう。
  • 習近平が訪露に際し、12項目の姿勢表明書を出した。支那が考える「今後の世界の在るべき姿(世界國體)」を示したと思われる。

  (1)全ての国家の主権や領土を尊重すべし。国際法(国連憲章含む)も遵守されるべし。
  (2)冷戦思考(対立構造、具体例:NATOの存在)を捨てよ! 自国の安全の為に他国を犠牲にするな! 軍事ブロック(例:NATO)を作るな!
   →「露敵視」ではなく、バランスの取れた欧州の安保組織の構築を支援する。
   → 欧州と中露が協力して、ユーラシアの平和と安定を維持すべし
  (3)~(12) ウクライナ戦争の和平策
   →(10)では、国連安保理の決議に基づかない経済制裁を止めるべし(例:米国による対露制裁)

  • 国連主導の多極体制(覇権の機関化)を支那は切望している。
  • 習近平は、(米国によって潰された「金本位制」と「秩序ある世界経済」の立て直しのために)非米側の金本位制を強化したい

                                 (※)この色の文章は、記事には無い私の追記

  →そのために、大産油国であるサウジとイランの和解を仲裁した。
  →次は、ウクライナの和解提案をしている。( (3)~(12)の和平策の提言 )
  →露も、支那と歩調を合わせて、シリア内戦の終結処理(トルコとアサドの和解仲裁、アラブとアサドの和解支援)を進めている。
  →中露は、共同でアフリカの安定化策も手掛けており、これまでアフリカを引っかき回した米・仏の影響力を排除している。
  →中露は、米国が起こした世界各地の戦争を停戦させ、安定化への道を大々的にやり始めた。

  • 非米諸国は、これまで米国に逆らったら「孤立化」「経済制裁」「政権転覆」等の策謀の行使により潰されていたが、今後は、中露側に付く事で米国の策謀から逃れられる。今後、非米型の新世界秩序に参加する方向になる。

  →大国群(インド、ブラジル、南ア)、中規模国(トルコ、ベトナム)ともに、米国➪非米国に移転加速。どうする日本?

  • プーチンが、今回の会談にて、露とアジア、アフリカ、中南米との貿易の決済通貨として、ルーブル(自国通貨)、相手国通貨に加えて、人民元(支那)もOKとする事を習近平に伝えた。

  ・・・基軸通貨としてのドルの崩壊を見据えた策。基軸通貨の一つとして人民元が使われる事をプーチンが認めたと言う事。

  • 米欧での金融・経済崩壊が続いている(シリコンバレー銀行破綻、シグネチャー銀行破綻、シルバーゲート銀行廃業、ファーストリパブリック銀行破綻懸念、パックウェスト・バンコープ破綻懸念、ウェスタン・アライアンス破綻懸念、クレディスイス銀行破綻懸念)。米金融は、1~2年以内に全崩壊しそうな雲行き