【国内問題】砂川事件再審を棄却

【国内問題】砂川事件再審を棄却
2016年06月04日(土) くもり

 日本国の司法が、違憲立法審査権を放棄し、日本国の三権分立を事実上終わらせたのが1957年の砂川裁判(田中耕太郎最高裁長官(裁判長))である。その裁判について、当時の田中耕太郎最高裁長官(裁判長)が被害者の立場にある駐日米国大使らと密議を繰り返し、裁判の経過や最高裁へ跳躍上告するなどの見通しを伝えていたとの米機密公電を発見。これらを新証拠として、砂川判決は憲法の保障する「公平な裁判所」によるものではなかったとして再審を申し立てていたが、新証拠の事実は認定したものの、再審請求は却下された様である。まあ、本当に日本国の三権分立を復活させるなら、憲法改正と安保条約の見直しをやるしか無いだろう。
  砂川事件再審を棄却