【由無し事】想像の世界 〜新しい世界秩序〜

【由無し事】想像の世界 〜新しい世界秩序〜
2016年05月26日(木) くもり、時々、雨

 毎日、ネットに流れる様々な情報を見つけては本ブログで紹介しているが、本日は、それらの情報から私の頭の中に浮かぶ将来イメージを、日本をメインに描いてみる。まあ、空想話である。
 一度に書き切れるとはとても思えないので、何日掛かるか分からないが少しずつ加筆していく。ざっくり言うと、数百年続いたユダヤ金融資本(ハザールマフィア)の世界支配が終わったあとの世界、特に米国(ハザールマフィア)に実質支配されていた日本の国が、ハザールマフィアの支配から解放された後にどう変わるかを空想してみる。

ユダヤ金融資本による世界支配の始まり
 殆どの人には全く知られていないと思うが、以下は事実(歴史の真実)である。
ユダヤ金融資本による世界の金融システムの支配】

時期 内容
中世 欧州では、元々は、市場の取引は金貨で行われていた。
17世紀〜 人々は、大事な金貨を安全な場所に保管したいと思う様になり、普段から金を扱っている金細工師なら金庫を持っていると考え、金細工師に金貨を預ける様になった。勿論、預り証と引き換えに。
当初は、買い物のたびに金細工師の所から金貨を引き出して使っていたが、そのうちに、預り証は何時でも金貨と交換できるのだから、買い物の支払いは何も金貨を引き出してからしなくても、品物と預り証との交換と言う形で行えば良い。金貨が必要になった時だけ、その人が預かり証と金貨を交換すれば良い。と言う様になって来た。
そのうちに、多くの人から金貨を沢山預かっている金細工師が悪巧みを考えた。預かっている沢山の金貨が同時に全員から全部引き出されるなんて事はないし、それだったら、預かっている金貨の一部をこっそり又貸ししても、ちゃんと返済されれば帳尻が合うので問題ないと考え、利子を付けて又貸しすることにした。勿論、渡すのは金貨ではなく預り証。さらに、又貸しする金額(預かり証)の合計額について、当初は、預かっている金貨の合計額を超えない範囲で又貸ししていたが、そのうちに、又貸しする金額は、預かった金貨の合計額を超えようが超えまいが、所詮、ちゃんと返済されれば帳尻が合い問題ないと気づき、預かった金貨の総額を超える預かり証を渡して又貸しする様になった。
この、金細工師の悪巧みにより、結果的に、現物の金貨の総額よりも多い預り証が市場に出回ることになった。例えば、ある国(仮にイギリス)の金貨の総額が100億ポンドなのに、市場に出回る預り証の総額が3倍の300億ポンドとなれば、現物の金貨の3倍の市場取引が行われる事になる。これは即ち、イギリスの経済規模が現物のお金の3倍に膨れ上がった、金細工師の悪巧みがイギリスの経済を3倍に発展させたと言うことである。これを経済用語で「信用創造」と言う。この金細工師が後の銀行になって行く訳である。
預かった金貨を元手にして又貸しするに当たり、幾らまで金貨の合計額を超えて又貸ししても問題が発生しないか、要は、預かり証を持ち込んで来て金貨を引き出したいと言われた時に、現物の金貨が足りないという事態にならなければ良い。そこで、各銀行は、現物金貨が不足した場合には銀行間で融通しあう取り決めをし、幾らまでなら金貨の合計額を超えて又貸しして良いかと言うガイドラインも作ることにした。これが現在の「預金準備率」の起源である。例えば、現在の日本では、日本銀行に作った各銀行の当座預金口座の残高が貸し出しの準備金となるため、預金準備率が1%だと規定されたら、各銀行は、準備金の100倍、即ち、日銀当座預金残高100倍までは貸し出し可能となる。余談だが、2016年2月に日本で開始されたマイナス金利は、例えば預金準備率が1%の場合は、その銀行の日銀当座預金残高のうち融資総額の1%相当額までは準備金として見なされるのでマイナス金利の対象外であり、超える残高についてもマイナス金利開始前から残高としてあった部分もマイナス金利の対象外になるが、マイナス金利開始後に増えた残高分についてはマイナス金利の対象となる。
1694年 イングランドとフランスの戦争により、イングランド国王が金欠となり、民間銀行から戦争資金を借りることにした。その時に、ある銀行が、貸し出し条件として、(1)紙幣の発行権を認める事、(2)政府の銀行国債を購入する銀行)になること、(3)国は8%の利子を支払うこと、(4)預金業務(=又貸し業務)を認めること という4条件を出し国王に認めさせた。これが世界初の中央銀行の誕生。イングランド銀行である。これにより、政府が金融政策(通貨発行)に関わらないと言う理不尽な社会制度が作られてしまった。
18世紀末 ロスチャイルド財閥の誕生。18世紀中頃、ユダヤ系のロスチャイルド家はドイツ・フランクフルトで零細な両替商を営んでいた。その後、ロスチャイルドは欧州最大の資産家であるヘッセン侯の資産運用担当者となり、巨額のお金を投資運用して莫大な利益を上げる事に成功。その一つが英仏間の戦争「ワーテルローの戦い」。実際にはナポレオンが負けたが、英国内では英国が負けたとの誤報が入り英国債が大暴落。しかし、事前に真実情報をキャッチしたロスチャイルドは、暴落した英国債を買い占め、後日、英国勝利の真実が伝わって英国債が暴騰した時に売り抜けて巨万の富を得た。その資金を使ってイングランド銀行を買収。ユダヤの強力なネットワークが彼の成功をもたらした。
1833年 イングランド銀行が発行する銀行券が、法的に受け取りが強制される法廷通貨となった。
1844年 銀行条例により、イングランド銀行紙幣発行権の独占(他の銀行での銀行券の発行権停止)が決まった。これにより、イングランド銀行に権力が集中。民間銀行を統括する中央銀行システムの登場となる。
19世紀〜 中央銀行システムは欧州全土に広がった。銀行財閥が通貨発行権を独占し、貸し出しに応じて紙幣を発行する資本主義経済の発展は、社会を借金漬けにし、益々、銀行財閥による世界の支配を強めて行った。
18世紀に英国から北米大陸に入植した人々は、独自に紙幣を発行していたが、英国よりイングランド銀行券を使えと強制され、独自に紙幣が発行出来なくなり通貨不足等から大不況に陥った。さらに茶税という新たな税まで課されたため我慢の限界に達し独立戦争を起こした。
独立後の米国でも、初代大統領のワシントンが中央銀行の設立を認めてしまい、民間の中央銀行が誕生。その後、紙幣の発行について政府発行、民間銀行発行で二転三転したが、リンカーン大統領が南北戦争の戦費調達のために政府紙幣を発行し、通貨発行権を政府が取り戻す事に成功。しかしながら、彼はユダヤ金融資本の手によって暗殺され、1913年には民間の中央銀行であるFRBが設立され現在に至っている。FRBの株主は、ロスチャイルド家と深い関係にあるロックフェラーモルガンなどの財閥が所有する企業群。こうして、米国もユダヤ金融資本の秘密結社(ハザールマフィア)に乗っ取られてしまった。
1914年 第一次世界大戦勃発。最初は参戦してなかった米国を参戦させるためにユダヤ金融資本が画策。ドイツを挑発し英国の客船ルシタニア号を撃沈させ乗客1198人の犠牲を出させた。これを機にドイツが客船を沈めたと米国民を煽って参戦させた。しかしながら、実はルシタニア号には武器が満載されており、ドイツの攻撃は国際法上も正統な攻撃だった事が後になって判明している。要は、ユダヤ金融資本が自作自演で米国が参戦するキッカケを作ったのである。

 それ以降も、自作自演の紛争を起こして戦争ビジネスを展開して来たのがユダヤ金融資本(ハザールマフィア)である。まだ既成事実として認められるには至ってないが、米西戦争(米国とスペインの戦争)、ベトナム戦争湾岸戦争、9.11ニューヨーク同時多発テロ、そのテロの報復だと言って仕立てたアフガン戦争、イラク戦争、傭兵部隊ISISを使ったシリア内紛、これらは全てハザールマフィアによる自作自演の紛争であると言われている。