今年は新幹線で


今年は新幹線で
2013年8月9日(金) 晴れ
更新:2023年12月7日(木)
 
今朝は、熱帯夜で朝起きた時から部屋の中がムッとしていた。ただし、もしかしたら、熱帯夜なのは我が家だけなのかもしれないが。(^^;)
 
我が家の居間は、構造的な問題なのか、夏は暑く冬は寒い。これは「外気と比べて」と言う意味である。
「暑い」と思って窓を開けたら外は涼しかったり、「寒い」と思って窓を開けたら外は暖かかったりする訳である。保温性が高い(風通しが悪い)ということなのかも知れないが・・・。
 
さて、この夏も、恒例のとおり福岡に帰省する。今年は、帰省の数が多く、正月、6月、7月に続き、今回で4回目の帰省となる。
旧盆と正月の帰省については、5人家族での移動となるのため、交通費節約を考えて、十数年前から車を利用しているのだが、今年の夏は、久々に新幹線で帰ることにしている。
5人家族とは言っても、子供達3人はそれぞれの場所で生活しているため、車でなければ帰る日を合わせる必要もなく、必然的に、帰る期間も各自の都合に依ってまちまちになる。
 
今回の帰省では、娘が一番早く、昨日 新幹線で東京から博多まで移動したらしいのだが、例の奈良地震騒ぎで、新幹線が途中で運転を見合わせたため、岡山近辺で運転再開まで待たされたらしく、結局、8時間掛かって夜の21時頃に博多に着いたそうである。
我々夫婦は、日曜日に移動する予定である。日曜の午後なら、指定席が空いていたのである。
長男と二男も、スケジュールを決めて、東京と浜松から福岡に移動してくることになっている。
 
新幹線で帰るのは、本当に久しぶりであり、ちょっとワクワクする気分である。
特に、新関門トンネルを抜けた時の「九州に帰って来た」と言う感慨と、福岡トンネルを抜けた時の「福岡(博多)に帰って来た」と言う感慨が、何とも言えない。
 
そうなると、両方のトンネルに入るのも、「今か今か」と待ちわびる思いがある。ただし、高速道路とは違い、新幹線のトンネルの名前は、電車に乗っていても分からないので、潜った時の長さ(時間の長さ)と抜けたあとの景色でしか認識できない。
 
元々、山陽新幹線はトンネルの数が多いため、両方のトンネルが近づくと、入るトンネルごとに「これか?」と思ったら、すぐに抜けてしまい、「違った」と言うのを繰り返すことになる。
新関門トンネルも、福岡トンネルも、他のトンネルとは違い、ダントツに長いので、だいたい暫くトンネルの中を走っていると「これだ」と確信が持てる訳である。
 
福岡トンネルを抜けると、山が開けて来て景色が平野部に変わり、そのうちに。右手に千早(ちはや)の水槽タンクが見え、その後に、右手に箱崎の丸いタンク九州大学農学部の建物が見えて来て、東公園の福岡県庁舎が見えると、もう博多駅は間近である。
この福岡トンネルを抜けたあとの数分間が、「帰って来た」と言う思いに浸れて、何とも言えないのである。
いやあ、こうして書いていると、またまたワクワクして来た。
 
出発は明後日である。ただし、博多到着は夜の20時前。日没が、関東より遅い博多ではあるが、故郷・福岡市内の懐かしい景色が見えるかどうかは、微妙な時間である。
 
【2023/12/7追記】
実は、明後日、福岡に帰省する予定である。特養施設に入居して1年になる母との面会のためである。
今回は、愛犬マメちゃんを同伴しての帰省であるため、車での移動となる。
コロナパンデミック以降、面会が厳しく規制されているため、16:00~16:30の時間帯での僅か10分間の面会となるが、1年振りの母の顔を見てこようと思っている。