シンガポール旅行(2) シンガポール市内観光
2013年7月15日(月)~7月19日(金)
更新:2023年11月27日(月) ※写真追加
❏7月16日(火) 晴れ
シンガポールで迎える最初の朝は快晴。絶好の観光日和である。
【1】朝食
今回のツアーでは、4泊(最終日は機中泊)とも朝食が付いており、サンズホテルでの朝食は、1階にある二つのバイキング会場から選べる。洋風と中華風である。
最初の朝食(旅行二日目の朝)は、洋風の方を選択したが、品数が豊富だったため、ついつい食べ過ぎてしまった。
【2】ホテルの「あれこれ」
【3】ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ
朝食後に部屋に戻って、支度をしたあと、集合時刻10分前の8:40に、集合場所であるタワー1の地下1階へ。
ところが、兄より、「ルームメイキングのボタンをONにしておかないと、部屋の掃除をして貰えないぞ」と言われ、慌てて、タワー2の17階の部屋に戻る。
部屋に入ってみたら、ボタンは押されていた。どうやら、前夜に、灯りのスイッチと間違えて押していた様である。
集合場所の地下1階から、隣のタワーの17階までは、片道5分は掛かるので、10分で往復して、集合時刻にぎりぎりセーフであった。
韓国だけでも50回以上行っている海外旅行慣れした兄とは違い、26年ぶり、2度目のおノボリさん(私)としては、分からない事だらけであり、お恥ずかしい限りである。
こうして、アタフタとして集合時刻を守ったと言うのに、何と、現地添乗員さんが、初日から15分遅刻して悠然とやってきた。勿論、謝罪の言葉など皆無である。
やっぱり、日本人とは時間感覚(若しくは、モラル感覚)が違うのかもしれない。
この日の最初の観光地は、チャイナタウンである。
実は、旅行社から最初に郵送されたスケジュール表では、サンズホテルの向かい側にある植物園「ガーデンズ・バイ・ザ・ベイ」に行くことになっていたので、楽しみにしていたのだが、最終案内のスケジュール表では、チャイナタウンに変更されていてガックリ。
ところが、添乗員さんが、「最初の目的地はガーデンズ・バイ・ザ・ベイだ」と言うので、嬉しくなって来た。
まあ、日本の旅行社と、現地旅行社の間の意思疎通と言うのは、こんなレベルなのだろう。
シンガポールの道は、計画的に作られているのか、なるべく信号のある交差点を減らしている様に思われ、その分、ホテルの向かいにある(部屋から正面に見えている)植物園に行くのにも、かなり大回りをして行く。
ちょうど、高速道路のインターチェンジの様に、大回りしてでも、直進だけで目指す方向の道に方向転換させる様なイメージである。
予定の15分遅れで、バスは市内観光へと出発。
ガーデンズ・バイ・ザ・ベイは、平日の為なのか、ガラガラであり、ゆっくりと見物することが出来た。
ここのお目当ては、高さ50メートルのスーパーツリー・グローブ間を繋ぐ吊り橋、OCBCスカイウェイである。
実際に歩いてみたら、何のことはなかったが、まあ、話題性は十分にありそうである。
【4】マーライオン公園
次の訪問地は、シンガポールと言えば必ず出て来るマーライオンの公園である。
マーライオンと言うのは、上半身がライオン、下半身が人魚(マーメイド)のことである。
マーライオンをバックに、記念写真を撮ったあと、土産店でマーライオンの彫り物があったので物色。
日本語を話す店員が近づいて来たので、値切り始めて、かなりの割引額まで漕ぎ着けたのだが、集合時間が迫っていることに気付き、急遽、店員さんを振り切って店を出て来ることとなり、悪い事をしてしまった。
【5】ラッフルズ卿上陸記念碑
次の訪問地は、ラッフルズ卿上陸記念碑。マーライオン公園から、歩いて10分程度のところである。
記念碑自体は、何処にでもあるものであり、大したことは無かったが、途中で歩いて来た道がシンガポール川沿いの道であり、雰囲気のある道であった。
この辺りは、有名なナイトスポットであり、夜になると、「飲食店がズラリと並ぶ光景」を楽しむことが出来る。
【6】宝石城(宝石店)
バスに乗って、市街地を車窓から見物しながら、次の目的地に移動。
バスは、「宝石城」という名前の宝石店に到着した。
この店では、一段と「客引き」が凄く、店員が付いて回って、色々な宝石商品を奨めるのだが、さすがに宝石とあって高額なため、そう簡単には手が出ない。
【7】枕の店
次に訪れたのは、ゴム製の高反発枕の店。
シンガポールは、ゴムの産地らしく、日本企業が現地に進出して、枕を製造しているらしい。
この枕は、寝返りが楽で、イビキにも効果があると言うので、「買ってもいいかな」と思ったのだが、日本人同士だからなのか、値引きには全く応じず、買う気が失せてしまった。
【8】輪タクで市内観光
次は、ようやくランチタイム。
バスで街中の中華レストランに移動して、タイガービールを飲みながら飲茶料理を戴く。
昼食後、場所は良く分からなかったが、輪タク乗り場までバスで行き、輪タクを頼んだツアー客だけがバスを下りて、輪タクで市内観光に出発した。
輪タクと言うのは、人力車の横に、自転車を取り付けた様な乗り物である。結構年配の人が漕いでいたが、「ドロボウ市場」と、日本語の単語を発してガイドしたり、演歌のテープを流したりと、サービス満点であった。
輪タクは、今回は1台ではなく団体で固まって走ったため、車と同じく大通りの真ん中を堂々と走る。
やがて、リトルインディアと呼ばれるインド系の人達が住むエリアに入ると、輪タクは、その強みを活かして、細い道を走り回る。
バスと違い、目線が人間の目の高さに近いため、歩いて観光するのと同じ目線で、街並みを見ることができた。
輪タクが出発地点まで戻ってくると、今度は、歩いて近くの果物屋さんへ。
どうやら、添乗員さんがドリアンを食べさせたいらしい。
一人一房ずつ用意していると言うので、食べてはみたが、特に甘いとも美味しいとも思わなかった。
また、匂いが半端じゃないとも聞いていたが、特にそれほどのことは無いと思った。
いずれにしても、果物は、やはり日本の桃やメロンの方が、断然甘くて美味しいと言うのが、正直な感想である。
【9】ショッピング・解散
最後は、シンガポール一のショッピング街であるオーチャードへ。
ここで、本日の観光ツアーは解散であり、あとは自由行動である。
兄夫婦は、「ホテルに戻ってカジノに行く」と言うので、ここで別れ、我々夫婦は、オーチャードを散策することにした。
事前に調べていた雑貨屋さんが、オーチャードの外れにあるので、取りあえず、その店を目指す。
小雨が落ちて来たが、傘を差すほどではなかったので、そのまま2kmほど地図を見ながら歩く。
そして、ようやく目的の場所に到達したところ、何と、ある筈の店が影も形もなく、更地の工事現場になっていた。
「骨折り損のくたびれ儲け」である。
さすがに、どっと疲れが出て来たので、タクシーを拾って、オーチャードの中心部にある高島屋に向かう。
もう一つ、事前に調べてあったお土産屋さんが、高島屋の近くにあったため、説明しやすい高島屋を、タクシーの行き先に指定した訳である。
目指すお店「メリッサ」は、高島屋の隣のビルの4階にあった。
行ってみると、どうやら日本人が経営しているお店のようであった。
ここで、マーライオンの人形やコースターなど、日本へのお土産を200ドル分ほど買い求め、買い物終了。
何でも、100ドルを超える買い物をした場合は、出国時に、空港で消費税分を返却してくれるらしく、その書類を作ってくれた。
時刻は夕方の17時を回っていたが、ちょうどメリッサの向かいに、博多ラーメンの「一風堂」があったので、夕食はそこで済ませることにした。
オーチャードからの帰りは、話の種に、MRTと言う地下鉄を利用してみたかったのだが、疲れ果てて面倒くさくなったので、タクシーを使う。
オーチャードからサンズホテルまでは、通常は5ドル程度らしいのだが、シンガポールのタクシー料金体系は複雑で、時刻や地域に依って、割増し料金が発生するらしく、この日は8ドルを支払った。
ホテルに戻って来たが、まだ明るさの残っている時間だったため、前夜に続き、屋上プールで一時を過ごすことにした。