紅葉の京都(1)永観堂ライトアップ


紅葉の京都(1)永観堂ライトアップ
2011年11月25日(金)~11月27日(日)
更新:2023年9月24日(日)
 
6年ぶりに、2泊3日で京都の紅葉を楽しむことにした。
 
11月25日、年次休暇を取り、午前中に沼津の病院で定期健診を受診したあと、その足で京都に向けて車で出発。
渋滞もなくスムーズに進み、予定より1時間以上早く到着する目処が付いたため、京都の手前の大津ICで高速道路を降りて、寄り道することにした。行き先は、2年前に歩いた旧東海道の追分である。
追分と言うのは、道の分岐点のことであるが、ここの追分は、右に伸びる京の三条大橋に向かう道と、左に伸びる大坂の高麗橋に向かう道の分岐点である。どちらの道も旧東海道である。
実は、昔の東海道は、江戸・日本橋から京・三条大橋までの「東海道五十三次」が良く知られているが、太閤秀吉が最初に整備した「東海道五十七次」と言うのが正しいらしく、その場合、この追分から左に進み、更に伏見宿淀宿枚方(ひらかた)宿守口宿の四宿を経て、大坂の高麗橋まで伸びる道を言う。
 
大津の街を走る国道1号を西進し、逢坂(おうさか)の関跡を過ぎて坂を下りきったところから、記憶に辿り旧東海道の道筋に沿って国道1号を左折したのだが、歩いて来るのと車で来るのとでは景色が違って見えたのか、道に迷ってしまったため追分への寄り道は断念し、三条通りを西進して京都に向かう。
 
夕方の5時半頃にホテルにチェックインしたあと、早速、ライトアップされた紅葉を楽しむために、南禅寺の先にある紅葉の名所・永観堂へ。
現地はもの凄い人出であり、何と拝観券を買うための列が数百メートル出来ていたため、その最後尾に並ぶ。
それでも、30分ほどで入場することができ、ライトアップされた夜の紅葉を十分に楽しむことができた。
 
紅葉のあとは、蹴上(けあげ)から京都市営地下鉄で三条まで行き、2年前の「旧東海道の旅」の時にフィナーレのあと食事をした「がんこ三条本店」にて遅めの夕食を取る。
食事の時の話題が、「旧東海道の旅」の思い出話ばかりであったことは言うまでもない。
 
翌日は、左京区にある詩仙堂圓光寺と嵐山の渡月橋宝厳院、今年のJR東海の「そうだ京都行こう」で宣伝されている山科の毘沙門堂を回ったが、その時の話は次回にする。
 
1 永観堂禅林寺の総門前
 
2 永観堂の紅葉ライトアップ
 
 
 
5 阿弥陀堂
 
6 放生池に映る紅葉
 
法師による雅楽演奏
 
 
 
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11 甘酒で一服
 
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13 ライトアップされた多宝塔
 
14 三条大橋
 
15 がんこ三条本店
 
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