江ノ電ウォーキング


江ノ電ウォーキング
2010年4月29日(木) 晴れ 時々 小雨
 
先日、放映された旅番組での雰囲気がなかなか良かったので、本日は、江ノ電沿線を歩くことにした。
 
7:56発の東海道線で三島を出発。熱海で乗り換えて藤沢へ。藤沢駅に降りるのは初めてであるが、人通りが多く駅前の賑わいも予想以上であった。
早速、江ノ電の駅に向かう。本日は、1日乗り放題の乗車券「のりおくん(580円)」を買っての乗車である。始発駅からの乗車であったが、乗客が多く座ることが出来なかった。途中の駅からも女子高生が沢山乗ってくるし、車内はとても混み合っていた。
 
1 江ノ電 (2010.04.29撮影) 神奈川県藤沢市
 
2 江ノ電は満員
 
最初の訪問地は江ノ島である。江ノ島駅で降りると、海の方向に向かってタイルで整備された商店街の通りが延びている。羊羹のお土産屋さん、しらす丼を出す食堂、中にはサーフボードのレンタルショップなど、江ノ島ならではの店々が並ぶ。
 
片瀬海岸に出て、国道134号の地下道を潜って江ノ島へ。地下道では子供達がフラダンスの練習をしていた。
 
3 フラガール (2010.04.29撮影) 神奈川県藤沢市
 
本土と江ノ島を繋ぐ遊歩道(江ノ島弁天橋)は、とても風が強く、コンタクトをしているカミサンの目に砂が入った様で痛がっている。トイレでコンタクトを入れ直し、江ノ島神社に向かう。
緩やかな登り坂の両側には、お土産屋さんが軒を連ねている。その中でも、タコせんべいの店の前には、朝の早い時間と言うのに既に行列が出来ていた。我々も帰りに立ち寄ることにし、まずは江ノ島神社へ。
神社へは階段を登って行かなければならないが、「エスカー」と呼ばれるエスカレーター(有料)も整備されている。ウォーキングしに来た我々としては、当然のことながら自分の脚で階段を登る。
 
参拝を済ませたあと、さらに階段を登っていくと島の頂上に出た。この先にも名所が幾つかある様なのだが、道を下って行くことになるので、帰りに再び登って来ることを考えると気が進まず、江ノ島観光はここまでにした。
カミサンがタコの串焼きを食べたいと言うので、タコとサザエの串焼きを1本ずつ買い、歩きながら食べる。なかなかの美味。帰りにタコせんの店の行列に加わり、これも味わう。小さなタコを小麦粉でまぶしてプレス機に載せ、圧力を掛けてせんべいにするのだが、これもなかなか美味しかった。
 
4 江ノ島 (2010.04.29撮影) 神奈川県藤沢市
 
5 青銅の鳥居(江ノ島)
 
6 鳥居の奥に見える瑞心門(江ノ島)
 
7 江ノ島神社
 
8 江ノ島の猫
 
9 江ノ島神社から見下ろす七里ヶ浜
 
10 江ノ島の亀
 
11 タコせん作り(江ノ島)
 
12 タコせんは美味
 
13 ウィンドサーフィン(片瀬海岸)
 
江ノ島をあとに、江ノ電に乗り込んで次の訪問地へ。お昼を回る時間だったので、海岸沿いのこ洒落たレストランで食事しようと思い、七里ヶ浜駅で下車。国道沿いに暫く歩いたのだが見つからず、結局、稲村ヶ崎まで歩いて来た。
洋食レストラン「sundish」に入りランチを取る。1,800円のランチコースを2人前注文し、夫婦でパスタ1皿を追加注文した。パスタはペペロンチーノ。飲み物は黒ビールを注文。これが歩いた後の一杯として実に美味かった。(結局私はビールをもう一杯追加)
ランチコースの内容は、サラダとして鰹のタタキが乗った海鮮サラダ、メインはビーフステーキ、それにパンとコーヒーが付いている。鰹のタタキが美味しかったし、ステーキの量もかなりのものであり、この値段でこの内容はかなりお得である。
 
14 江ノ島(七里ヶ浜より) (2010.04.29撮影) 神奈川県鎌倉市
 
15 稲村ヶ崎 (2010.04.29撮影) 神奈川県鎌倉市
 
一服したあと、稲村ヶ崎駅から江ノ電に乗り、次の訪問地・長谷(はせ)へ。この時も電車は満員である。
 
長谷の駅前の道は両側とも観光客で溢れていた。まずは、大仏様をお参りに。
長谷の大仏は30年ぶり二度目の訪問である。
 
次に、長谷寺に寄る。こちらは初めての訪問であったが、境内からの海の景観はなかなかのものであった。
 
16 長谷の大仏(高徳院) (2010.04.29撮影) 神奈川県鎌倉市
 
17 お地蔵さん(長谷寺) (2010.04.29撮影) 神奈川県鎌倉市
 
18 長谷寺からの眺望
 
19 食べ物を狙うトンビ(長谷寺上空)
 
20 牡丹(長谷寺)
 
21 花(長谷寺)
 
22 江ノ電・長谷駅
 
最後に、カミサンが是非寄りたいと言う甘味処へ。
江ノ電に乗り二つ先の駅・和田塚で下車。その甘味処は、江ノ電の線路沿いにあった。入口が道沿いではなく線路沿いにあるので、訪問客は線路を跨いで店に入らなければならない。店の名は「無心庵」である。
店の門を潜ると、何と庭に20人近くの待ち行列が出来ていた。それでも、30分も待たずに席に通され、早速注文。「クリームあん豆かん」を頼んだが、黒蜜を掛けた豆かんが実に美味かった。昨年京都で食べた銀閣寺喜み屋の豆かんも美味かったが、こちらの豆かんも引けをとらない味である。
 
23 クリームあん豆かん(無心庵) (2010.04.29撮影) 神奈川県鎌倉市
 
24 窓のすぐ向こうを走る江ノ電(無心庵)
 
25 線路沿いにある無心庵
 
26 無心庵の前の江ノ電線路
 
帰途につくために、一旦、江ノ電で1駅先の鎌倉駅へ。ゆっくり座って帰りたかったので、江ノ電の始発駅である鎌倉に向かった訳である。
鎌倉駅前まで来たついでに、小町通りを少し散策する事にした。京都の錦市場も色々と変わった店が多くて楽しかったが、ここ小町通りも珍しいものを置いてある店が多く、歩いて楽しい通りである。
 
27 小町通り (2010.04.29撮影) 神奈川県鎌倉市
 
鎌倉駅より江ノ電で藤沢まで戻り、東海道線で三島に帰還。ゴールデンウィークの初日は、楽しい一日であった。
 
【カミサン撮影写真】