山梨バスツアー

山梨バスツアー

2011.09.17(土) 雨

 3連休の初日、読売旅行主催のバスツアーに参加した。2年前の寸又峡(すまたきょう)に続き2回目の参加である。とにかくバスツアーは、安いし楽だし運転しなくて良いので酒も飲めるしと言う、イイことずくめのツアーである。
 1週間前の天気予報では晴だったのに、台風15号の影響により前日の予報は曇に変わり、結局当日の朝には雨が降り出してしまった。三島駅前の集合場所に着くと既にバスが待っており、我々夫婦が乗り込むとすぐに出発と相成った。
 沼津ICから1区間だけ東名高速に乗り、富士ICで降りて朝霧高原へ。別に地名に因んだ訳では無かろうが、あたりは雨と霧で何も見えない。精進湖の横を左折して山梨の方に降り、甲府南ICから中央自動車道に乗って東京方面に1区間進んだ御坂一宮ICで降りる。最初の訪問地はトルマリン工房だったのだが、バスが集中して駐車場が満杯とのことで急遽、午後に予定していた漬物センターに行き先変更。漬物センター「昇谷」は薬膳キムチの生産&販売工場であったが、店の人の説明に煽られてしまい、キムチを2kg3000円買ってしまった。なお、キムチは冷凍保存が出来るそうであり、韓国の各家庭では、年に1回1年分のキムチ作りをして冷凍保存するのだそうである。
 キムチ工場の後は、石和(いさわ)温泉「慶山」でバイキングの昼食と温泉を楽しむ。石和温泉は初めてであったが、お湯がぬるぬるとしていてとても良い温泉であった。私が訪れた温泉の中では、嬉野温泉(佐賀県)の次に良い温泉だったと思う。
 ゆっくり2時間を石和温泉で過ごしたあと、午前中に訪問する予定であったトルマリン工房「英雅堂」へ。トルマリンと言う言葉は全く知らなかったのだが、日本名では「電気石(でんきせき)」と言う鉱物であり、電気を発する鉱物なのだそうである。この作用の効果は色々とあるそうであり、岩盤浴の岩盤や、最近ではブレスレットやネックレスとして利用される様になって来ているそうである。最近では、マラソンの選手などがトルマリンのネックレスをして走っているとか。それでなくても、最近、手首に数珠の様なブレスレットをしている人が増えて来たので、私も気にはしていたところである。主な効用としては、血行が良くなり肩こりや腰痛に効くとか、熟睡できる、便秘に良い、発ガン性を増大させると言われている携帯電話から出る電磁波を吸収してくれると言ったものである。偶然、今回のバスツアーでトルマリン工房を訪れたことは天からの何かの啓示だと思い、早速、夫婦でトルマリンを使った商品を購入した。一つはトルマリンを粉末状にして縫い込んだシーツ。毎日のことなので熟睡できれば良いかなあと思い購入した。それから身に付けるものとして、カミサンはネックレス、私はブレスレットを購入。効果がどれほどのものかは分からないが、一応、これからは毎日身に付けようと思っている。ちなみに、ガン細胞と言うモノは、誰でも毎日5千個前後は生成されるものらしいが、殆ど免疫力(免疫細胞)により死滅する(破壊される)らしい。ところが、この免疫力は体温が低いと落ちるらしく、最近の若い人の平熱が35度台に下がって来ていることから免疫力も落ちる傾向にあるとか。血行を良くすることは体温を上げて免疫力をアップすることにも繋がるらしい。受け売りであるが。
 次の訪問地は勝沼のブドウ畑「一古園」。種なしの巨峰が1時間食べ放題とのことだったが、実際に食べてみると葡萄と言うものはそれほど量を食べられるものではない。我々夫婦は1房で十分満足したし、ツアー客の中でも最高が3房、殆どの人が1房であった。ちなみに、私は福岡出身なので巨峰の発祥地が福岡県の田主丸(たぬしまる)町であることを知っていたのであるが、バスのガイドさんが静岡県の中伊豆であると説明されたので疑問に思い、帰宅してインターネットで確認したところ事実が分かった。中伊豆にあった大井上理農学研究所というところで「石原早世」と「センテニアル」と言う二つの品種を交配させて出来た「石原センテニアル」と言う品種が、商標名「巨峰」と呼ばれる葡萄の品種なのだそうであるが、当時、交配の特許(即ち、アイデアの先進性)は特許庁により受理されたものの、実用化の面で脱粒がひどくて栽培価値が無いと言う理由により「巨峰」という名前の種苗名称登録は農林省から却下されたとのこと。その後、研究と苦労を重ねた結果、初めて栽培に成功したのが福岡県の田主丸町であったらしい。従って、品種名「石原センテニアル」の発祥地は静岡県中伊豆町であるが、商品名「巨峰」の発祥地は福岡県田主丸町と言うのが正しいらしい。まあ、ガイドさんが説明する分には、中伊豆町でも田主丸町でもどちらでも良い様に思う。
 ブドウ畑の次に訪れたのが、ワイン工場「シャトー勝沼」である。工場見学したあと、飲み放題のワイン試飲。いつも金賞ワインを飲み慣れている我々夫婦としては、勝沼ワインは渋味が全くなくジュースの様なものであった。まあ、致し方ない。
 御坂(みさか)峠を越えて最後に訪れたのは、山中湖近くにある「花の都公園」。こちらは、残暑のせいでコスモスには少し早く、百日草は台風の影響で散ってしまったとかで、あまり見るものが無かった。
 と言うことで、山中湖を出発したバスは、御殿場、裾野と経由して参加者を降ろしたあと、6時半に最終地・三島駅前に到着。バスの中でビール、日本酒を飲んだ私は、帰宅するなり眠りに落ちてしまった。まあ、天気は雨模様だったものの、キムチを買って、バイキングランチと温泉を楽しんで、トルマリンに出会えて、ワインを飲んで、それで5,980円と言うツアー料金は納得の価格である。機会があったらまたバスツアーに参加しようと思っている。


道の駅「朝霧高原」は雨


キムチ工場


キムチ販売フロア


石和温泉「慶山」にて


トルマリン工房「英雅堂」にて


水晶の原石。岩を割るとこの様に水晶が詰まっているとか


「一古園」の巨峰畑にて


ワイン工場「シャトー勝沼」


地下のワイン貯蔵タンク


貯蔵樽はフランスから輸入したオーク材


シャトー勝沼のお土産ショップ


飲み放題の試飲。黒いネックレスは買ったばかりのトルマリン


シャトー勝沼からの風景


山中湖・花の都公園


百日草