山梨日帰りバスツアー
2015年10月6日(火) 晴れ
更新:2024年5月3日(金)
先週の土曜日、久しぶりに「日帰りバスツアー」に行って来た。
今回は、何と通販会社(ベルーナ)からのご招待ツアーである。それほど利用している訳ではないのだが、招待ハガキが届いたので、無駄にするのも勿体なく思い、夫婦で参加したのである。
ただし、招待者は会員であるカミサンだけ。私はオプション料金6,500円を払っての参加である。
朝の7時に三島駅前を出発したバスは、東名高速道の沼津ICから御殿場ICへと進み、東富士五湖有料道路を経て富士吉田まで進む。
いつも富士山の湧き水を汲みに行くルートであり、「東名高速など使わなくても良かろうに」と思うのだが、まあ気にしない。
バスは御坂峠を越えて石和(いさわ)方面へ。
最初の訪問地は、石和温泉エリアにあるモンデ酒造である。
工場内を見学したあとは、ワインの試飲である。飲み放題であったが、小さな紙コップに注いで飲むのは面倒だし、第一に美味しく無かった。
次の訪問地は、皇室御用達と言う和菓子の店「金多”留満(きんだるま)」の石和店。
「宝クジ百万円当選が続出」と案内された「かねたまる餅」をゲットしたのは、言うまでも無い。
何せ、オータムジャンボを既に買っていたので(笑)。
その他にも、午後になると「一人一個限定」になるほどの人気という「くるみどらやき」、天皇陛下献上菓「はまなし」も買ってきた。
この日は、同ツアーのバスが各地から何台も出ているとの事であり、昼食時間の調整の結果、我々のバスは10:30から昼食という事であった。
まあ、我々夫婦にとっては、朝食が5時だったので早過ぎると言うほどでは無かった。
食事処は、甲州市の恵林寺(えりんじ)の近くにある「信玄館」。
炊き込みご飯、ほうとう鍋、ワインビーフと鮑のステーキ、湯葉コンニャクの刺身、煮物、天麩羅、茶碗蒸しと、ボリューム満点のランチであった。
昼食のあとは「ハーブ庭園旅行記」へ。
ここには、トークが抜群のお兄さん方がおり、到着する団体客ごとに担当するお兄さんが付いて、園内を案内する。
とにかく、軽やかなテンポでトークして、客の笑いを誘うテクニックが抜群である。
ハーブランドショップに入ると、ハーブの化粧水と素肌クリームを試用させ、上手な営業トークで商品を買って貰う。
「本園に足を運んで戴いたお客様限定、本数限定の割引。1本1,620円のところを、ここに出した分だけ、1,200円で」などと煽られると、飛ぶように売れてしまうから不思議である。
勿論、ウチも化粧水と素肌クリームを買って来た。
その次は、ブルーベリー果汁である。
9種類のブルーベリーを混合させた果汁100%のジュースを試飲させ、どんどん注文を取っていく。
「とにかく目に良いので、毎日、朝食前に50ccずつ取るのが一番効果的。本日は、出ている分だけ、1,620円を1,200円で」と煽られて、こちらも我先にとむしり取る。
結局、我が家は30本まとめて買ったため、送料無料、かつ、1本1,000円にして貰えた。
翌日の午前中には、宅急便が届いたので早速夫婦で飲んでいる。
ツアー最後の訪問地は、宝石の会社「Lucky Open Factory」見学である。
この会社の商品で興味を引いたのが、ダイヤにレーザーで穴を開けたもの。
ダイヤは、プラチナなどの爪で指輪やネックレスに固定するのが一般的であるが、ここの商品は、レーザーで開けた穴に軸を通して、指輪やネックレス本体に軸を固定することで、ダイヤを装着するのである。こうすると、ダイヤ自体は軸を中心に自由に回転するため、キラめき方が、爪で固定した商品とは全く比較にならないくらいに美しいのである。
正直、これは素晴らしいアイデアである。本当は、「和菓子」や「ハーブ化粧水」と同じ様に即決で買い求めたいところであったが、さすがに、お値段が2桁違うので手が出なかった。
帰りのルートは、甲府南から精進湖(しょうじこ)に回って朝霧高原、富士宮を経由するルートであったが、大きな渋滞もなく、夕方の5時過ぎには三島に戻って来れた。
今回のバスツアーは、「観光ツアー」と言うよりは「買物ツアー」であったが、新しい商品の発見があり、なかなか充実したツアーであった。
この次のバスツアー計画は既に決まっており、来月、長瀞(ながとろ)(埼玉県秩父郡)に行く事になっている。
長瀞には未だ行ったことがないので、楽しみにしているところである。紅葉が綺麗だと良いのだが。