新緑の軽井沢、草津


新緑の軽井沢、草津
2010年6月4日(金) 晴れ
 
本日は、毎月の定期健診(精隷沼津病院)があって会社は休暇を取った。午前中に定期健診を済ませたあと、夫婦で2泊3日の旅に出た。昨年の暮れに、子供達が退職(富士通の役職定年&富士通エフサスへの出向終了→富士通エフサスへの転社)の祝いにとプレゼントしてくれた旅行券を使っての旅である。全部は勿体なくて使えないので、今回は約四分の一を使わせて貰うことにした。
 
自宅近くのファミレスでランチを取ったあと、車で出発。
御殿場より東富士五湖道路に乗り、大月JCTより中央高速道八王子JCTより圏央道鶴ヶ島JCTより関越自動車道藤岡JCTより上信越自動車道と経由して、碓氷軽井沢ICで高速道路を降りる。
圏央道は今回初めて走ったが、これの開通により、都心の首都高速に入ることなく関越自動車道に回る事が出来る様になったので、本当に便利になった。
 
予定より少し早く軽井沢に着いたので、2年前の夏以来2度目となるプリンスショッピングプラザに立ち寄った。
何でも、今年はキラキラ光るファッションが流行とかで、カミサンはスパンコールの付いた細めのベルトを探していたが、どうやら気に入ったモノが見つかったらしく、ゲットしてルンルン気分である。
 
夕方の5時頃、中軽井沢の奥(千ケ滝地区)にある会社の保養所に到着。こちらも、リニューアル後2度目の訪問である。
 
実は、ここの保養所に関しては、一生忘れられないであろう苦い思い出がある。
1997年の秋、家族でこの保養所に2泊する予定であったのだが、その前々日から二日間が金沢(石川県)にある関係会社への泊まり出張であり、家族旅行の前夜に金沢から戻って来る予定であった。そして金沢から帰宅する当日は、小松空港から夜の便で羽田に飛び、最終新幹線へと乗り継いで深夜12時頃に自宅に戻って来たのである。
ところが、三島駅に迎えに来ていたカミサンより、「会社から電話があり、遅くなっても良いから帰宅したら必ず電話してくれとの上司からの伝言があった」と伝えられたのである。そして、帰宅後に上司宅に電話したところ、「名古屋のお客様先でトラブルが発生したので、3連休中に原因究明して、連休明けにお客様先に出向いて説明して来る様に」との指示であった。
お客様先でトラブル発生とあっては、最優先で対応するしかなく、深夜ではあったが部下の自宅に電話して、翌日(0時を回っているので正確には当日)からの休日出勤をお願いして対策実施をすることになったのである。部下の方も、恐らく上司からの指示が出ていて、出張から戻った私からの電話がある事、休日出勤して対応する事の覚悟をしていたのだろうと思う。
と言う事で、計画では翌朝に車で軽井沢への家族旅行に出る事にしていたのだが、急遽、カミサンと子供達だけで電車を利用して軽井沢に行って貰うことにしたのである。ちょうど長野新幹線が開通したばかりの時期であった。仕事を優先して家族に寂しい思いをさせた事が、一生忘れられない苦い思い出である。
 その時の旅行の様子はコチラ
 
話を今回の旅行に戻す。以下は、今回の夫婦旅行の写真である。
 
1 軽井沢プリンスショッピングプラザ (2010.06.04撮影) 長野県軽井沢町
 
 
3 プラザ内のショッピングモール
 
 
 
 
2010年6月5日(土) 晴れ
 
朝食のあと保養所の周りを散歩。ヒンヤリとした空気の中、新緑の別荘地帯を歩く。マイナスイオンを十分に吸収し、とてもリフレッシュすることが出来た。
 
7 綺麗な色のツツジ (2010.06.05撮影) 長野県軽井沢町
 
8 新緑
 
9 保養所のテラス
 
10 別荘街
 
11 富士通保養所
 
9時過ぎに保養所を出発し、最初の訪問地・白糸の滝へ。
こちらは、想像していたのよりは ずっとこぢんまりとした滝であったが、やはり空気が美味しくて、また、水の音に癒されて大満足であった。
 
12 滝への登り口
 
13 滝はもうすぐ
 
14 白糸の滝 (2010.06.05撮影) 群馬県長野原町
 
次に訪れたのは、有料道路の途中にある「鬼押し出し園」。浅間山の溶岩がゴロゴロして、奇観を創り出している場所である。
眼前に聳える浅間山の姿が何とも美しかった。
 
15 浅間山(鬼押し出しハイウェイより) (2010.06.05撮影) 群馬県嬬恋村
 
16 浅間山(鬼押し出し園より)
 
17 鬼押し出し園 (2010.06.05撮影) 群馬県嬬恋村
 
18 溶岩の道(鬼押し出し園)
 
19 鬼押し出し園からの眺望
 
20 浅間山観音堂
 
鬼押し出し園をあとに、今度は万座ハイウェイに入り、次の訪問地である白根山を目指す。
途中に、眺めの良いポイントがあったので、立ち寄って昼食を取ることにした。嬬恋牧場レストハウスである。何でも、ここはNHKの朝の連ドラ「ファイト」のロケ地だったとか。蕎麦がとても美味しく、大盛の盛りそばをペロっと平らげてしまった。

 

21 嬬恋牧場レストハウス付近の眺望 (2010.06.05撮影) 群馬県嬬恋村
 
22 愛妻の鐘
 
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やがて、万座スキー場を過ぎると、辺りには所々に雪が残っており、そして登りのハイウェイを登り切ったところが白根山である。
 
駐車場に車を入れて、20分ほど徒歩で登山道を上ると、眼下に神秘的な景観が現れる。「湯釜」である。
口では説明出来ない様な、エメラルドグリーンの湖と周りの赤茶けた山肌が、この世のものとは思えない絶景を創り出している。
湯釜へは、すぐ近くまで行ける登山ルートがあるのだが、現在は、火山活動が活発になっているとかで、そのルートは立入禁止になっている。
 
余りの美しさに何度シャッターを切ったか分からないが、何時までも留まる訳にも行かないので、山を下りて、今度はハイウェイの反対側にある弓池を散策。こちらは澄んだ水の美しい池であり、木道が整備されている。
 
24 湯釜への登山道。眼下には弓池が見える。 (2010.06.05撮影) 群馬県草津町
 
25 志賀草津ルートのハイウェイ
 
26 草津白根レストハウス
 
27 湯釜 (2010.06.05撮影) 群馬県草津町
 




28 表情を変える湯釜あれこれ
 
29 弓池の木道
 
30 弓池(道から見て右側の池)
 
31 弓池(道から見て左側の池)
 
32 弓池の残雪
 
33 青く澄む弓池
 
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35 志賀草津ルートの一風景
 
白根山をあとに、本日の宿泊地である草津温泉へ。
今日も予定より早く草津に着いたので、明日の予定であった「西の河原大露天風呂」に行くことにした。
ところが、草津温泉街は狭い道ばかりでなかなか場所が分からず、迷って同じところを何度も走った挙げ句、結局、まずは宿にチェックインしてから徒歩で行くことにした。
 
本日の宿は、あの有名な「湯畑(ゆばたけ)」の目の前にある「ホテル一井」である。
チェックインしたあと、西の河原通りを10分ほど歩いて大露天風呂へ。テレビの旅番組で度々出てくる大露天風呂であるが、本当に広い風呂であった。以前に行った蔵王町営の露天風呂も結構大きかったが、それ以上の広さであった。
 
36 草津温泉 湯畑(上流) (2010.06.05撮影) 群馬県草津町
 
37 西の河原通り入口
 
38 湯畑の湯ノ花
 
39 草津温泉 湯畑(下流)
 
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41 草津温泉 湯畑ライトアップ
 
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2010年6月6日(日) 晴れ
 
予定していた西の河原大露天風呂も昨日行ってきたので、本日の予定は特になし。朝、ホテルの温泉を堪能したあと、9時過ぎにチェックアウト。
帰りは、渋川経由で関越、圏央道、中央高速、東富士五湖道路というルートをとったのだが、三島の自宅に着いたのは2時半であった。
それにしても、高速道路のお陰で、本当に近くなったものである。
 
【カミサン撮影写真集】
 
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