【紀行】台湾旅行２０１７（９） 圓山（まるやま）大飯店
今回は、この台湾旅行の最後の宿泊ホテルである圓山大飯店（台北市）に特化して、写真を中心に纏めている。
| 宿泊日 | １月２７日（金）〜１月２８日（土）（１泊） |
圓山大飯店がある場所は、元々は台湾神宮があった場所である。台湾神宮に祀られていたのは、孝明天皇（江戸時代最後の天皇）の義弟であった、北白川宮能久（よしひさ）親王である。彼は皇族でありながら後に陸軍中将となり、日清戦争後の下関条約で台湾が日本に割譲されたあと、台湾征討近衛師団長として台湾に渡って台湾平定に尽力し、現地で亡くなったそうである。その後、大東亜戦争が終了すると、支那（中華民国）軍が台湾を占領し、蒋介石が台湾神宮を壊して国営のホテル「台湾大飯店」を建設したそうである。その後、ホテルは１９５２年に圓山大飯店となり蒋介石の妻だった宋美齢がオーナーになったとか。現在は台湾銀行が出資する財団法人になっているそうである。
■チェック・イン
雨が降って来たために九份の観光を早めに切り上げ、台北に戻って圓山大飯店にチェックイン。広いロビーには、翌日の旧正月のために各種の飾り付けが施されていた。我々の部屋は２階の山側であり、前３日間のホテルと同様、広くて綺麗な部屋であった。勿論、トイレはシャワートイレである。ただし、前３日間のホテルと違う点が１点だけあった。他のホテルでは、部屋に置いてあるミネラルウォーターや冷蔵庫の飲み物は全て無料だったのだが、このホテルでは冷蔵庫の中の飲み物は有料であり無料なのはミネラルウォーターだけだった。まあ日本と同じである。窓から外を眺めると、更に奥までホテルの建物が続いている様であった。夕食に出る時間までは少しあったので、部屋で寛ぐ。色々とホテルの敷地内を散策したい所だが、時間的に中途半端なので翌朝ゆっくりと散策することにした。
■朝食／散策
このホテルは朝食が６時からであり、この日の出発時刻は８：４５なのでホテル内で過ごす時間は十分にある。６時に朝食会場に行くと、客は誰もおらず一番乗りであった。
食事を終えて部屋に戻り、荷造りを済ませたあとホテル敷地内の散策に出た。まずは、正面の広場から階段を下り、立派な門があるところまで歩く。それくらい本館から離れないと本館の全体像がカメラに収まらないくらい大きな建物なのである。
次に、本館の方に戻って来て、右手に車が降りて出て行く道があったので、少しその坂道を下りてみた。ホテルの敷地を出たすぐの所に宮殿の様な建物が見えていたので行ってみようかと思ったのである。しかしながら下り坂が結構続いていたので途中で諦めて登り坂を戻ってきた。次は、前日に部屋の窓から見えていた本館の裏手に続く建物の方を散策してみることにした。行ってみると、そちらも客室の棟の様であった。ふと右側の木々の方を見たところ、何と野生のリスが木々の中にいるのが見えた。写真を撮ろうとしたのだが、なかなか綺麗にはカメラに収まらず、そのうちにリスは こちらに気付いたのか下の方に移動してしまった。
部屋に戻って身支度をしたあと１階に下りてチェックアウト。最終日の予定は、忠烈祠と言う所での衛兵の交代（儀式）を見学するのと、故宮博物院の見学である。
１ 圓山大飯店に到着
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１０ ２階の廊下
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１４ 部屋のベランダ
１５ 本館の奥に続く建物
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１９ 夕食のレストランに出発
２０ 夕食のレストランから戻って来た
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２６ 朝食会場には一番乗り（旧正月の元旦）
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２８ 散策の前に記念撮影
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３１ ホテル正面の門
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５０ 気になって行こうとしたホテルの外にある建物
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５６ 本館の奥に続く客室の棟
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７４ 野生のリス
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７６ 本館の裏側
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８９ 裏側より本館に入り、散策から戻って来た
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９６ 出発前に記念撮影
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