2011年7月 淡路島旅行(1) あわじ花めぐり
2011年7月15日(金)~7月18日(月)
❏2011年7月15日(金) 晴れ
この日は、年に一度の人間ドック。朝の6:20にカミサン、息子と3人で三島の自宅を出発。息子は、会社の新人研修中であるが、現在、沼津にある親会社の工場で研修中のため、2週間前から自宅に帰って来ており、ウチから通勤しているのである。
三島駅で出勤する息子と別れ、我々夫婦は東京に向かうべく新幹線ホームへ。
普段の通勤時と同じ三島始発の新幹線に乗り込む。そして、品川駅で京浜東北線に乗り換え大森駅で下車。牧田総合病院に着いたのは8時過ぎであった。
11時過ぎには、人間ドック全項目の健診を完了。12時発の病院の送迎バスを利用して、お台場にある「大江戸温泉物語」に向かった。
会社が「人間ドック」を契約している牧田総合病院では、ドック後の「大江戸温泉物語(お台場)」での温泉入浴までセットになっていて、「人間ドック」の結果が出るのを待つ間に温泉欲を楽しんで貰うというサービスが付いているのである。
ここで昼食と温泉入浴を楽しんだ後、当日に検診結果を聞く人は14:30発の送迎バスで病院に戻るのだが、我々夫婦は、後日郵送で健診結果を送って貰う方法を選択しているので病院に戻る必要はなく、ゆっくりと温泉で寛げる訳である。
ちなみに、人間ドックは会社主催の定期健診であるため、午前中は勤務時間扱いであり、午後だけ半休を取れば会社に戻る必要も勿論ない。
前夜の夕食を最後に何も食べていないので、まずは、「大江戸温泉物語」内の「川長」にて飲み放題のビールとランチで腹を満たす。
食後は、温泉に入り湯浴みを楽しんだが、満腹とビールの影響からか、露天風呂に置いてある日陰の縁台でウトウトと眠り込んでしまった。平日の真っ昼間から、何とも贅沢なひと時であった。
4時過ぎに大江戸温泉を発って帰途に着く。
夕方の6時過ぎに自宅に戻ったあと、旅支度をして軽い夕食を取り、8時半頃に車で2泊3日の旅に出る。
❏2011年7月16日(土) 晴れ
朝の5時前に目覚める。場所は、中国自動車道・西宮名塩SAの車の中である。
この日も快晴の好天。洗顔して朝食を取ったあと、早速、サービスエリアを出発。神戸JCTから山陽自動車道に入ったあと、三木JCTで左折して神戸西ICへ。
さらに、その先に続く神戸淡路鳴門自動車道に入って、世界最長の吊り橋・明石海峡大橋を渡って淡路島に上陸。そう、今回の旅は淡路島を巡る旅である。
7時頃には淡路SAに到着し、明石海峡大橋の全容をカメラに収める。
淡路SAで休憩して買い物をした後、大橋の直下にある道の駅「あわじ」へ。
営業時間前のため施設は開いていなかったが、明石海峡が見渡せる堤防付近を散歩すると、沢山の釣り人たちが糸を垂らして釣りを楽しんでいた。
道の駅「あわじ」を後に、9時にはオープンすると言うことで花の名所である「あわじ花さじき」へ。
途中、「県立淡路島公園」があったので立ち寄ったが、この公園は、いわゆる市民が憩う公園であり、広大な敷地ではあるが、特に観光する様な施設ではなかったので早々に発ち、「あわじ花さじき」へ。
こちらは小高い丘の上に広がる観光スポットであり、お花畑と明石海峡の眺望が素晴らしかった。
淡路島は玉葱の産地として有名であるが、紫色の大玉の玉葱が1箱(14個入り)600円と超破格値だったので、買い込んで車に積み込む。
《県立淡路島公園》
《あわじ花さじき》
次に訪れたのは、淡路島国営明石海峡公園と、公園内にある「淡路島夢舞台」、「奇跡の星の植物館」である。
淡路島夢舞台は、有名な建築家・安藤忠雄氏の設計による施設であり、また、奇跡の星の植物館は日本最大級の温室とのことで、洋蘭をはじめ沢山の花々が咲いていた。
園芸が趣味のカミサンにとっては、この植物館の花や、特に、花の植え方、花壇の工夫がとても参考になった様で、喜んでいた。
ただし、あまりの広さに少々バテた様で、最後に立ち寄った百段苑では、歩くのはパスにして、エレベータで最上部に上ったポイントから見下ろすだけにした。
《奇跡の星の植物館》
《国営明石海峡公園》
《淡路島夢舞台》
ランチは、園内のレストランで取る予定であったが、前倒し前倒しでスケジュールを進めたので昼食の時間前に明石海峡公園を出ることとなり、食事前に、来る途中で目に入った猫美術館に立ち寄ることにした。
館内には、淡路出身の中浜稔氏が描いた猫の墨絵が展示されており、色んな猫の表情が描かれていた。
ランチは、猫美術館近くのイタリアン「PASTO」で取ったが、二人分のセットでパスタ1種、ピザ1種にシーザーサラダとドリンクバーが付いて2,800円という手頃な料金であり、生麺に拘ったパスタは平麺で、とても食感が良く美味しかった。
さて、本日予定していた観光スポットは昼食前にすべて見て周ったが、宿のチェックイン時間までには随分と時間があるため、急遽、お香の店を訪問することにした。
淡路島は、玉葱とともにお香の生産が有名なのだそうで、全国のお香生産量の7割が淡路島で生産されているとか。
立ち寄ったのは、「薫寿堂(くんじゅどう)」と言うお香の老舗である。
お土産にお香を買い求めたあと、事前にホームページで見た時には「要予約」と書かれたいたお香作り体験が即出来ると言われて、体験することにした。
これが結構楽しく、カミサンは夢中になってお香作りを楽しんでいた。
ついでに、自宅でもお香が楽しめる様に、線香立ても買ってきた。
お香については、4月に鎌倉ウォーキングした際に、小町通りにあったお香屋さんで気に入ったものがあり、気になっていたので、ちょっとお値段が張るが、今回はそれを買うことにした。「白檀(びゃくだん)」と「沈香(じんこう)」である。
香作り体験を終えると ちょうど良い時間となり、宿に向かう。今回の宿は、会社の保養所である。
ちなみに、会社の保養所は色々な場所にあるのだが、今回の淡路島保養所の利用により、沖縄を除き、会社の全保養所を制覇したことになる。
淡路の保養所は、数年前にリニューアルしたばかりであり、綺麗な施設であったが、それ以上に魚が新鮮でとても美味しかった。