やはり、プーチン大統領は頭が良い。着々と脱「西側中心主義」を進めている。


やはり、プーチン大統領は頭が良い。着々と脱「西側中心主義」を進めている。
2022年3月24日(木) 晴れ
 
今朝、TVの朝番組で、この話題(以下)を聞いて、さすが、プーチン大統領は頭が良くて手際も良いと思った。

ロシアが「非友好国」と指定した国が、ロシアから天然ガスを輸入する場合の支払通貨は、ルーブルに限る。

これにより、以下が期待でき、いよいよ、西側(はっきり言えば、米国)中心に決められて来た世界の基準(特に、経済面の基準)が崩れて行くと思われる。
 
 ●下がっているルーブルの価値が上がる。(天然ガスの輸入を必要とする国々は、輸入の決済用外貨としてルーブル買いをするしかない。)
  結果的に、ルーブル高が進む。
 
 ●逆に、現在の基軸通貨とされているドルの「買い」(各国の外貨積立における「ドル買い」の比率)が減少し、ドル安が進む。
 
 ●農業・畜産業、兵器産業以外の産業の空洞化が進んでいる米国は、経済が落ち込み、それでなくても、現時点で実質デフォルト状態だと言われている様であり、沈没しかねない状態となる。
  ドルを擦り過ぎても、各国のドル買いが減ればドル過剰となり、米国内のインフレが進むだけ。
 
プーチン大統領は、今にして思えば、これ(西側中心(優先)主義の世界の是正)を狙って、金保有量の拡大→ルーブルの金本位制の実現を準備して来たのだろうと思う。
 
話は変わるが、
 
それにしても、我が国の首相は、外務大臣経験者だろうに、何故、相手(プーチン大統領)との直接対話(電話でもリモートでも良い)もせずに、西側からの一方的な伝聞情報だけで、片手落ちな判断をして、ごちゃごちゃ言って、ロシアを非難しているのだろう。一国の首相として情けなさ過ぎる。
 
習近平さんだって、モディ首相(インド)だって、マクロン大統領(仏)だって、プーチン大統領と電話等で直接会話しているでしょう。
プーチン大統領からの生の声、言い分を聞けば、少なくとも西側からの情報との大きな食い違いが在る事だけは分かり食い違いについてプーチン大統領と議論を深める事だって出来るし、そうすれば単純に西側に迎合する事はなかろうと思うのだが。
 
以下は、岸田首相の泣き言ニュースである。日本側だけ、有無を言わさずロシアいじめをしておいて、自分の都合が悪い事だけは、「紳士的じゃない」とロシアを非難しているだけの様に思えてならない。
 
 首相「日ロ関係への転嫁は極めて不当」 平和条約交渉「継続せず」に
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