雨が降って来た。傘がない(笑)。


雨が降って来た。傘がない(笑)。
2019年4月24日(水) 雨
 
平成最後の水曜日は雨である。
 
4/13に留守録していたNHKの歌番組・SONGSを朝食時に見ていたのだが、昔を思い出して夫婦で笑ってしまった。
 
普段は見ないSONGSをワザワザ留守録したのは、井上陽水の出演だったからである。
 
番組の中で、陽水さんが「傘がない」の歌詞(「傘がない」の部分)のうんちくについて語っていたのだが、それを聞きながら、夫婦で顔を見合わせて笑ってしまったのである。陽水さんの話が面白かったからではない。昔のある一場面を思い出したからである。
 
今から20数年前、長女が小学校に入学するのと合わせてピアノを習わせ始めたのだが、ピアノの先生は、カミさんの学生時代のピアノの恩師である大園玲子先生にお願いした。
先生は横浜の戸塚に住んでおられたので、以来、我が家は隔週の日曜日に車で戸塚に通う生活が始まった。はっきり憶えていないが、5〜6年は続いたと思う。子供が大きくなってからはJR東海道線で通う様になったので、それまでの間である。
 
三島〜戸塚を車で往復するときには、車内では、だいたい私の好みの音楽CDを流していたのだが、ある日、往路で藤沢辺りを走っていた時だったと思うが、陽水の「傘がない」が流れたのである。
そして、「だけども 問題は 今日の雨 傘がない」という歌詞の「傘がない」という部分が流れた途端に、子供達3人が一斉に大笑いしたのである。長女、長男が小学校の低学年、次男はまだ幼稚園だったかもしれないが、その3人が一斉に笑い出したのである。
何で笑ったのかはサッパリ分からなかった。・・・と言うか、少しは分かる様な気がしたのだが。
要するに、大のオトナが、真面目に雰囲気のある歌を歌っている最中に、大真面目に「雨が降って来たけど傘がない」と歌ったのが、子供には面白かったのだろう。
 
以来、井上陽水さんの「傘がない」を聴くと必ず、この時の事を思い出す。
さすがに、SONGSの中で陽水さんが語った「傘がない」のうんちくには、ウチの子供達が反応した理由は含まれていなかったが(笑)。
  
まあ、福岡出身の芸能人には面白い(変わった)人間が多いが、井上陽水氏も変わっている。素晴らしい歌詞だナァとこちらが思っていたら、本当にいい加減な発想で出てきた歌詞だと御本人が裏話をバラしたりするし。
 
彼は、井上陽水と名乗る前から「アンドレカンドレ」という芸名で「カンドレマンドレ」という歌でデビューしていて、地元福岡のラジオでは、時々流れていたのを聞いたと思う。
本名は井上陽水(いのうえ あきみ)である。
 
車内では、チューリップのCDもかけていたので、我が家の子供達は、小さい頃からチューリップの歌も知っていた。
青春の影」、「サボテンの花」、いい歌ですネェ。胸キュンの歌ですネェ(笑)。