今日はポカポカ陽気。三島の桜も満開である。
東京などからの桜満開のニュースを聞きながら、我が家の愛犬マメちゃんのお散歩コースである「桜堤」の桜の開花状況を毎日気にしていたのだが、季節外れの寒気もようやく遠ざかり、本日はポカポカ陽気の三島である。
カミサンが、「車から見える『桜堤』の桜が満開みたいだった」と言うので、本日は、愛犬マメちゃんの散歩時間を遅らせて、ランチの時間に夫婦+マメちゃんでお散歩する事にした。
お散歩コースの桜堤は、例年の経験から、今日あたりが地域住民によるお花見イベントが開催されていると思って出掛けたのだが、イベントは開催されておらず、多分、明日の日曜日が開催日なのかもしれないと思った。
それでも、桜堤の桜めあての人出は物凄く、さすがのマメちゃんも、人の多さに警戒してしまったのか、出るべきモノが出なかった(笑)。
我々夫婦も、桜堤の桜の下で、花見酒を一杯やろうかと思いアルコールを持参してのウォーキングだったのだが、予想以上に人が多くて桜堤での宴は断念。家の近くの萩公園の桜を見ながら一杯やるのもいいかなと思い、予定変更である。
萩公園の近くにある食品スーパーマーケット「エース三島店」に立ち寄り、酎ハイと鶏唐、大トロの握り寿司を調達して萩公園へ。
期待どおり、萩公園の桜は満開であった。しかも、誰も人がいない。宴を始めるのには絶好のシチュエーションである(笑)。
マメちゃんを傍のポールに繋ぎ、夫婦で宴を始める。まずは調達してきた酎ハイのロング缶。酒の肴は、大トロ鮪の寿司と鶏唐、自宅から持参したポテトのハム巻きである。
酎ハイはすぐに空になり、持参した赤ワインへと移行。マメちゃんにも、鶏唐を少しおすそ分けである。犬には良くないフライの衣はちゃんと剥がしてから与える。
我々の酒も進んだが、マメちゃんも鶏唐を5ピースほど食した様である(笑)。
帰り道から、小高い丘の上に墓地が見えたので、気になって立ち寄ってみることにした。何が気になったかと言うと、方向的に、富士山がバッチリ見える墓地ではないかと思ったのである。
近くに長年住んでいながら、こういう場所に墓地があるとは全く知らなかった。
現地に言ってみると、眺望がなかなか良い。空きブロックも数箇所残っている様である。
まあ、墓地については、先々のこと、誰が墓守をするのか、本当に墓地という形のものを残す事が将来を考えた時に正解なのか、等々、軽々には結論を出せない問題なので、取り敢えず、「ここはイイねえ」ということで、それ以上の思考は中断である(笑)。
考えてみたら、夫婦で花見の宴を持ったのは初めてかも知れない。
そう言えば、もうかなり前になるが、夫婦で東京の街をウォーキングしていた時期があり、ある年の花見の時期に、谷中の墓地を歩いて桜が綺麗だったのを思い出した。あの時は、谷中から根津(根津神社)、千駄木、六義園と歩き、鷹匠という蕎麦屋で鴨せいろとぬる燗のお酒を戴いた事を思い出した。いわゆる谷根千界隈である。(以下)
続・東京23区の旅(11) 〜台東区〜
鷹匠の鴨せいろ、懐かしいですネェ。蕎麦を食べながら日本酒(ぬる燗)を飲むというのも、あの時に覚えたナァ(笑)。