【紀行】ハワイ旅行2018(5) 〜カイルア/ラニカイ観光・帰国〜

【紀行】ハワイ旅行2018(5) 〜カイルア/ラニカイ観光・帰国〜
2018年06月24日(日) くもり

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【13】カイルア/ラニカイ観光
今回のツアーの最終日は、終日フリーである。今年は、会社側が社長賞入賞者へのプレゼントとして、最終日に丸一日のフリーデーを設けてくれたそうである。従って、帰国は翌日になる。
我々の最終日の過ごし方は、家系別、即ち、息子の奥さんの実家(T家)の親子3人と、我々親子3人(M家)に分かれて、それぞれの計画で一日を過ごす事にしていた。M家の方は、私が立てた計画を採用してくれて、ワイキキとは山を越えた反対側のカイルア地区を観光する予定である。実は、3年前の時にも、息子が新人かつ初入賞だったこともあって、当時の支社長さんが気を使ってくださり、レンタカーで親子3人をカイルア地区まで連れて行ってくれたのだが、あいにく曇り空であったため、エメラルドグリーンのビーチを見る事が出来なかった。その時にはまだ、カイルア・ラニカイのビーチが全米でもトップクラスの美しいビーチであるという事を全く知らなかったのだが、帰国してからそれを知ったので、今回、リベンジしたかったのである。
9時半にホテルを出発、まずは'OLI'OLIバスでカイルア方面行きのバスが出ているアラモアナセンターへ。10:00アラモアナ発のバス(THE BUS)がある事を調べていたので十分に間に合うと思っていたのだが、間に合わなかった。何故か。ホテル前の横断歩道の信号がなかなかか「白」に変わらず、道の向かい側にあるバス停に行けなくて'OLI'OLIバスが目の前を通り過ぎて行ってしまったのである。因みに、ハワイの横断歩道の信号でススメは「青」ではなく「白」である。
信号が変わらなかった原因は・・・、信号機のボタンを押してなかったからである(笑)。周りに何人も信号待ちの歩行者がいたので何の疑いもなく待ち続けていたのだが、誰もボタンを押していなかった様である。と言うか、私は、その横断歩道の信号機がボタン式の信号機だとは全く知らなかったのである。後から来た外国の方が気づいてボタンを押したので、やっと変わったのである。3回くらいはパスされたと思う。そして今度は、次の'OLI'OLIバスが、6分間隔で来る筈なのに20分くらい来なかったのである。
アラモアナのバス停で待っていると、10時半頃、カイルア行きでは無かったがカイルアを経由するバスが来たため乗車。THE BUSは2.5ドルの均一料金であるが、5.5ドルの1-DAY-PASSを買えば1日乗り放題である。
アラモアナを出発して少し進むと、車窓からお祭りのパレードの様なものが見えた。カメハメハ大王のパレードらしい。それから、我々と同じ日に秋篠宮様ご夫妻がホノルルに到着されたというニュースがTVで流れていたが、ちょうど「まつりインハワイ」というお祭りがハワイで開催されていたらしい。そう言えばアラモアナセンターでもステージにて日本の太鼓打ちが披露されていた。
ダウンタウンを通過するあたりから小雨が落ちてきた。「また雨なのか?」と思ったが、パリ・ハイウェイを進み峠を越えたあたりから、行く手の空が青空に変わり始めたので少し希望が湧いてきた。そしてカイルアの街に入る。
予定していたカイルア行きのバスでは無かったので、途中のバス停で下車しなければならないのだが、自宅でネットを調べていた時に、確か緑色のお店が見えたら降りれば良いと説明されていたのを思い出し、車窓から道の両側をチェック。観光客らしい人たちが沢山降りる動きを見せ、そのうちに左手に緑色の店(カフェ?)も見えて来たので下車。カイルアに到着である。
まずはランチを取るために、街の中心にあるカイルア通りを歩いて食事処を探す。少し歩くと、3年前に化粧品を買い物した店が目に入ったので立ち寄り、帰りにまた来る事にしてランチの店へ。結局、カイルア通りから右に曲がった道沿いに食事の店が並んでいたので、一番奥のハンバーガーショップに入った。「テディーズ・ビガー・バーガー」と言うお店である。この道をもう少し先まで進むと「ブーツ&キモズ」という行列の出来るパンケーキの店があるのだが、パンケーキを食べる気分でもなかったのでパス。
食後は、カイルアビーチに向かうのだが、バスは1時間に1本くらいしか無いし、ラニカイで山に登るつもりだったのでレンタサイクルも使えないしで、まあ3〜4kmくらいなら歩けるだろうと思い、徒歩で行く予定にしていた。バーガーショップを出たのだが、カイルア通りから右折して奥に入って来た事を忘れてしまい、店の前がカイルア通りだと錯覚してしまい歩き始めてしまった。暫く歩いたらT字路にぶつかったので左折して先に進んだのだが、どうも記憶と道筋が違う様な気がして地図を見たところで間違いに気づいた。カミサンがブーブー文句を言うが、バーガーショップまで引き返すしかない。カイルア通りまで戻り、カイルアビーチを目指す。
頑張って歩いた甲斐があり、カイルアビーチに着いた時には青空が広がっていた。エメラルドブルーの海がとても綺麗であり写真を撮りまくる。
次に向かうのはラニカイビーチである。カミさんと息子がバスかタクシーで行こうと言うのだが、バスは本数が無いし、タクシーはカイルアの街中から呼ぶしかないので、あと1.5kmだから歩くしかないよと説得して歩き始める。途中で、ラニカイから自転車で戻って来た息子と同じ支社の先輩のご夫妻と偶然出会ったので、写真の撮りっこをして別れた。そしてしばらく歩くとラニカイビーチに到着。こちらもエメラルドブルーの海が素晴らしかった。ラニカイからは沖に2つの島が見えて、これが美しい風景を更に魅力的な風景にしている。
ラニカイビーチの美しさを堪能したあと、最後の目的地は、ラニカイビーチを山頂から眺める事が出来るラニカイ・ピルボックス・トレイルである。展望台の標高は150m前後、ビーチから往復1〜1.5時間の行程である。ところが、息子もカミさんも行かないと言う。仕方がないので、下のバス停で待って貰い、一人で登り始めた。インターネットの情報では、子供でも登れると書かれていたので大したことは無かろうと思っていたのだが、整備された登山道ではなく、足の踏み場を模索しながら石や岩の間を登っていくハードコースであり、結構しんどかった。それでも、途中でのビーチと海、島の眺望、最高地点の展望台からの眺望が素晴らしく、これをカメラに収めることが出来て、今回のツアーは大満足であった。
展望台の屋根の上には韓国人と思われる男女グループ登って占有しており、下で空くのを待っていた人達もいたが、諦めて下山し始めた。私も待ってまで屋根の上に登る事もなかろうと思い、5分程度で展望台から下山開始。
ところが、幾つかある下山コースで足の踏み場が取り易いコースを選びながら結構下りて来て、麓の民家の屋根が見えてきたくらいの所で、コースが下り勾配から上り勾配に転じ、やむなく数十メートル上っていったのだが、どうも再び下り勾配に転じる気配がなさそうだったので、どこかで上りコースの道に迷い込んでしまったのだと思い、さりとて再度上ってから下りてくる気力も無かったので、最初の下り勾配から上り勾配に転じた地点まで戻り、そこからは一面お腹の高さほどある茅が生い茂る道なき道を進むしかないと覚悟し、茅を掻き分けながら下り始めた。まあ、何とか高度を下げつつはあったのだが、ある地点で踏み出した脚が、イメージした地面に着地することなく落とし穴に落ちたかの様に更に下方向に落ちたため身体全体が前のめりになって前転してしまい、腰を強かに地面に打ち付けてしまった。恐らくは、雨の流れで山肌に溝ができ、その溝を茅がベールになって隠していたので、その溝に踏み込んでしまったのだろう。山の下に降り着くまでの間に、この前転を数回やってしまったと思う。気がついたら、リュックのポケットに挿してあったペットボトルも、首に巻いていたフェイスタオルも無くなっていた(笑)。
山の下まで下りてきたのは良いのだが、山と民家の境界には金属製の柵が張り巡らされており、プライベートエリアと書かれた看板も付いているので、柵越えして民家エリアに入る訳にも行かない。仕方がないので、柵に沿って茅を掻き分けながら登山口の地点まで移動し、無事、登山口まで出てくる事が出来た。掌はいたる所チクチクするので、トゲでも刺さったのだろう。とんだ災難であった。まあ、無事に下山できたのだから良かったのだが。
因みに、帰国後に病院に行って腰椎の骨折を知る(笑)。
バス停まで戻ると、カミさんと息子が遅いので心配していた様である。LINEで展望台から写真を送ったし、頂上に着いたとメッセージも入れておいたのだが、私のモバイルWiFiルータの電源の入れ方が正しくなかった(長押ししてなかった)ために、電波が発信されて無かったらしい。
次のバスまで1時間以上あったが、何と息子がスマフォから「ウーバー」とか言う裏技を使ってシロタク(素人タクシー)を呼んだので、短時間でカイルアの街まで戻って来られた。いやぁ、年寄りにはもう着いて行けないネット世界ですナァ(笑)。
まずは、ホールフーズ・マーケットで水を買って喉を潤し、午前中に立ち寄った店「LANIKAI BATH and BODY]でお土産を買ってからカイルアを後にした。
 
【14】アラモアナで夕食
バスでアラモアナに戻って来ると夕食の時間である。息子が、アラモアナホテルの最上階(36階)にあるステーキハウスシグネチャー・プライム・ステーキ&シーフード」に連れて行ってくれた。まずはビールで乾杯し、ワインに移る。ステーキもシーフードも美味しかった。
最上階からの素晴らしい眺望、美味しいお酒と料理、親子3人で話も盛り上がり、ハワイ最後の夜はとても楽しいひと時であった。

【15】帰国
朝食を済ませて部屋で寛いでいると、10時頃にポーターが荷物を集めに来てくれた。荷物の受け取りはホノルル空港である。我々のグループのホテル出発の集合時刻は11:45。チェックアウトが11:00なので、ホテル内の売店を散策してから集合場所へ。
バスでホノルル空港に着き、チェックインしてセキュリティチェックを抜けると、あとは15:20発のJAL789便の搭乗時刻まではフリータイムである。離陸したらすぐに機内食が出ると思うので、ランチは取らずに最後の買い物をする。入ったお土産店でGODIVAのチョコレートを見つけたカミさんが早速買う。ここで、3個買ったら1個進呈しますと書かれたメモが棚に貼られていた。微妙な言い回しである。2通りの意味に取れるからである。つまり、「3個買ったら1個進呈するので料金は2個分でいいです」と言う意味なのか、「3個買ったら、もう1個オマケを付けます」と言う意味なのか。日本語は難しい。流石に前者(2個買ったら1個オマケを付ける)はないと思ったので後者(3個買ったら1個オマケを付ける)だろうとカミさんに言った。そしてカミさんが3個買った。1個27ドル(約3千円)である。トイレから帰って来たら、カミさんがレシートと睨めっこしていた。GODIVAのチョコが袋に3個しか入っておらず、レシートには3個分の81ドル(27ドル×3)と書かれているのである。これでは、前者(2個分の料金で良い)の意味でも後者(1個オマケを付けて4個渡します)の意味でも無い。さすがにおかしいと思い、店に戻ってカミさんが3個しか入ってなかったとクレームしたところ、店員曰く、「あなた、3個しか持って来なかったでしょう」である。つまり、オマケが欲しいなら4個持って来いと言ってるのである。流石にそれは無いでしょう。4個持っていくという事は4個買うという意思表示であり、3個買うんだったら3個持って行くのが当たり前である。1個オマケ(進呈)しますと書いてあるのだから、3個持って行ったら店側がオマケに1個追加するのが当然である。メモにそう書いてあるんだから。4個買ったら1個分は無料にすると言うなら「進呈する」なんて書くなと言いたい! 日本語で書いてくれるのは有り難いが、それなら日本語の意味をちゃんと理解して書いて欲しい所である。まあ、結局は、店員が棚から1個持って来て進呈してくれたのだが。
最後に残った小銭を使おうと思い、「お〜い、お茶」のペットボトルを買ったら、何と4.49ドル(約500円)であった。高っけ〜い!(笑)
日付変更線を通過し、成田空港に到着したのは6/11(月)の18:15、雨であった。19:15発の成田エクスプレスに間に合いそうだったので、到着口でみんなとお別れし、JR乗り場で切符を買って乗り込む。東京駅で乗り換え、エキナカでお惣菜を買ってから三島止まりの新幹線に乗る。勿論、缶ビールは忘れない(笑)。
三島の自宅に着いたのは夜の10時頃であった。
愛犬マメちゃんのお迎えは、翌日の12:00。予約していたシャンプーが終わる時刻である。ケージの中でお迎えを待っていたマメちゃん、私の顔に気づくと、途端に吠え出した。早く私に抱かれたかったのだろう。
 
 

1 アラモアナセンターでの和太鼓ショー。「まつりインハワイ」のイベント  
 

2 カメハメハ大王のパレード  
 

3 カイルアに到着  
 

4 ホール・フーズ・マーケト(カイルア)  
 

5 アイランド・トレジャーズ・アート・ギャラリー 
 

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7  石鹸皿を買った店「LANIKAI BATH and BODY」 
 

8  カイルアのレストラン街 
 

9  カイルアのレストラン街 
 

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11 ランチを食べた「テディーズ・ビガー・バーガー」   
 

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19 待ち行列が出来るパンケーキの人気店「ブーツ&キモズ」  
 

20 カイルアビーチに向かう途中の風景  
 

21 この道の先がカイルアビーチ  
 

22 カイルアビーチ  
 

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53 ラニカイへの入口  
 

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55 ラニカイの住宅街  
 

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57 ラニカイビーチへ下りる道  
 

58 ラニカイビーチ  
  

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61 ラニカイ・ピルボックス・トレイル。今から、ここに登る。  


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63 ラニカイ・ピルボックス・トレイルの入口  
 

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67 中腹からの眺望  
 

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78  頂上の展望台 
 

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94 展望台より  
 

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103 民家のところまで下山したが、プライベートエリアの柵があって中に入れない。柵に沿って茅を掻き分けて登山口まで進むしかない。  


104 無事、茅の中から脱出。  
 

105 ホールフーズマーケットにて水分補給。この時点では、まだ腰椎の骨折を知らない(笑)。  
 

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108 放し飼いのニワトリ(カイルカ中心の交差点)  


109 アラモアナホテル  
 

110 アラモアナホテルの36階にある「シグネチャー・プライム・ステーキ&シーフド」  
 

111 アラモアナホテル36階レストランからの眺望  
 

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125 ホノルル空港  
 

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129 帰りの新幹線にて