【由無し事】講演会と演奏会のハシゴ

【由無し事】講演会と演奏会のハシゴ
2018年05月14日(月) 晴れ

この土日(5/12〜5/13)は夫婦で東京に出た。土曜日の講演会と日曜日の演奏会のハシゴである。愛犬マメちゃんにとっては、初の足掛け2日間のお留守番である。当初は、いつもの様にペットホテルに預けるつもりであったのだが、「1泊くらいの不在だったら留守番させるわよ」というご近所さんの話を聞いて、ペットホテルの狭いケージの中で過ごすよりは自宅で動き回れるほうが良いかと思い、我が家でも今回初めて足掛け2日のお留守番を試す事にしたのである。散歩は、出発前(土曜の午前)と帰宅後(日曜の夕方)に連れて行くので、2日分の食事だけ置いて出掛けることにした。
土曜日の13時過ぎに自宅を出発し、新幹線で東京へ。講演会は17:30〜19:30なので、先に日本橋箱崎のホテルにチェックインした。以前に一度利用したことのあるビジネスホテル「ヴィラフォンテーヌ日本橋箱崎」。格安だし朝食が無料サービスなのが良い。講演会が永田町なので、乗換なしで行ける地下鉄半蔵門線沿線のホテルと言うのも良い。
16:30の開場時間に合わせてホテルを出発し、半蔵門線で永田町へ。講演会会場は星陵会館落合莞爾(おちあいかんじ)先生の講演会である。今回は、インターネット講座「インペリアル・アイズ」の年会員特典の講演会。同伴者1名OKとの事だったので、カミサンを連れて行った。今回のテーマは、「解読・吉薗周蔵手記〜南海中学三羽烏の正体〜」であった。南海中学と言うのは、支那の天津南海中学(現在の南海大学)の事である。三羽烏とは、周恩来王希天呉達閣の3人である。落合莞爾先生の最新巻「ワンワールド特務・周恩来の日本偵察」をベースにした講演である。落合先生を生(ナマ)で見るのは初めてであったが、いつものインターネット講座と同じく、とにかく話が脱線の連続であり、また、脱線する話の内容が面白い。
天津南海中学と言うのは、欧州系ワンワールド國體(こくたい)が資金を出してメソジスト教会を通じて創立し学校であるが、目的は、中華大陸に近代的な統一国家を建国するための志士養成であり、志士の一部を日本に残留させて日本コスモポリタンと連携させて日本の国際化を進める事だったそうである。つまり、現在の中華人民共和国は、ウバイド・ワンワールド國體が建国した国家であり、そのために若い頃の周恩来を日本に留学させてマルクス主義を勉強させたとの事である。その後、国共合作を経て、毛沢東を操って前面に立てて周恩来を軸として中華人民共和国を建国したというのが、隠された真実の歴史なのだそうである。ちなみに、現在の国家主席習近平さんは、「習」と「周」の字こそ違え、周恩来の同族であり、副主席の王岐山さんは、王希天の同族だと落合先生が言っていた。それから、脱線話の中で、江沢民習近平は仲が悪い様に装っているが、実は、どちらもワンワールド國體側の人だとも言っておられた。米ドルは、実はニクソンショック(1971年)の時点で破綻していたそうであり、世界の基軸通貨米ドルから人民元に代える事ををウバイド・ワンワールド國體(世界國體天皇は日本人)が決めたとも落合先生は言われていた。だから、現在の世界の動き(米国の衰退、支那の隆盛)は予定通りの動きなのかもしれない。とにかく、落合莞爾先生のお話は面白い。それから、脱線話の一つとして、橋本龍太郎元総理は暗殺だったと言われていた。親族が死体解剖を望んだが、圧力により解剖は見送られたとも言っていた。まあ、橋本龍太郎元総理の暗殺説は、以前よりベンジャミン・フルフォードさんから聞いていたので驚かなかったが。
夕食は日本橋箱崎まで戻ってから取ったが、ホテルの近くにあったビルの2階〜4階が居酒屋になっていて、何処にしようかと考えていたら、ビルの管理人という年配の女性が近づいてきて、3階、4階は中国人、韓国人がやっている店、2階は日本人の店だと教えてくれた。そして、上の店は以前にO157が検出された事があるけど、日本人の店は管理が良いから大丈夫だとも教えてくれたので、2階の「博多もつ鍋の店」にした。実は、この女性の管理人さんは2階の店の人であったらしく、福岡市の名島に住んでいたと話されていた。久しぶりに博多もつ鍋でも食べようかと思ったが、O157の話を聞いた後なので、カミサンが、モツやナマモノは止した方が良いと言うので煮物、揚げ物を中心に注文することにした。ところが、値段は高い、お酒の盛りは少ない、不味いの三拍子でありハズレであったので、食事のあとコンビニでお酒とつまみを買い込んで部屋で飲み直しと相成った(笑)。
翌朝のホテル朝食は、無料にしては飲み物、サラダ、主食(数種類のパン、ライス)、スープ、デザートと揃っていた。それにしても、客の多くは西洋・東洋の外人さんだし、ホテル側の食事係も外人さんであり、しばらく上京しないうちに、随分と国際化(?)が進んだものである。
チェックアウト時刻は早割特典で12:00だったので、部屋でくつろぎ、10時過ぎに出発した。この日の演奏会は、上野にある東京文化会館の小ホール、平尾はるなさんのピアノ演奏会である。我が家では、はるな先生と呼んでいる。カミサンの大学(日本大学藝術学部)時代の学外レッスンの恩師であり、そのご縁で、娘と長男も学生時代にレッスンして貰っていたのである。元々は、カミさんが日藝ピアノ科の時の担当教授が、はるな先生の母親である平尾妙子先生であったが、途中で、妙子先生が娘のはるな先生に学外レッスンを任せる様になったとの事。その理由は・・・内緒である。カミサンに怒られるので言えない(笑)。歌手の故・平尾昌晃さんも親戚だそうである。
11:30に上野のファミレスで娘と待ち合わせていたので、日本橋三越本店で少し時間を潰したあと、地下鉄銀座線で上野広小路へ。スマホのグーグルマップで見たら、約束のファミレスはアメ横に接している位置だったので、御徒町からアメ横を上野方面に歩いたのだが、こちらも暫く来ないうちに雰囲気が変わっており、歩く人も外人さんが多く、客引きしているのも外人さんが多い。また、昔は見られなかったと思うのだが、通りにテーブル席が出ていて、買った食べ物を肴にビールを飲んでいる人達もおり、まるで、昨年に行った台湾の露店通りの様な気がした。そして、ファミレスを探しながらアメ横を歩いたのだが、何と、上野側まで来たのに見つからない。娘からは「今どこ?」とLINEが入るし。それで、もう一度グーグルマップを確かめたところ、JRだと思い込んでいた鉄道が、実は地下鉄だったことに気づき、従って、アメ横だと思っていた通りは、地下鉄の上にある大通りであった。何とか娘と合流でき、ランチを取ったあと、演奏会会場の東京文化会館へ。
14:00から始まったピアノ演奏会。今回は、メジャーな曲ではなく、平尾はるな先生が色んな趣向を凝らした曲や日本の作曲家の現代曲などであり、素人の私には初めて聴く曲ばかりであった。はるな先生が愛用しているピアノ・ベーゼンドルファーは、他のピアノよりも鍵盤の数が多いのだが、その辺りの特殊性も活かした曲を選択された様である。もちろん、素人の私には全く分からない世界である。正直、私はショパンやリストの様なロマン派の曲が好みなので、今回の曲は眠気を誘う曲ばかりであり、最後のアンコール曲だけが良かった。はるな先生は、昨年、二度目の癌手術をされ、以前から取り入れられているピアノ演奏へのトレーナーによるトレーニング(筋トレなど)等を通してのリハビリに取り組まれ、演奏後のスピーチでも話されていたが、左手のリハビリにかなり苦労されたとの事である。小さい頃から母親には「ナナちゃん」と呼ばれていたそうであるが、来年の7月には、喜寿(77歳)を迎えられるので、また、来年の5月下旬に演奏会を開くと聴衆の前で宣言されていた。
大雨の中、三島の自宅に戻ったのは18時半頃であったが、玄関のドアを開けると、出迎えに走ってきたマメちゃんが、思わず嬉ション(おしっこのお漏らし)をしてしまった。やはり寂しかったのだろう。大雨の中、合羽を来て早速散歩に出掛けた。


1 いざ、出発。新幹線にて景気づけの乾杯。 
 

2 落合莞爾先生の講演会会場(永田町、星稜会館) 
 

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4 夕食は、ホテル近くの「博多もつ鍋 たかしょう」で 
 

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6 これは、どう見ても小ジョッキーでしょう。 
 

7 ハイボール 
 

8 牛すじは、まずまずの味だったのだが・・・ 
 

9 豚ベースの焼き鳥が不味くてハズレ 
 

16 材料の下ごしらえが手抜きなのか、エグ味があって残してしまった。 
 

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15 このオニギリが1個250円は高過ぎない? 
 

17 コンビニでアルコールと肴を調達して、ホテルの部屋で飲み直し。 
 

18 上野恩賜公園の入り口 
 

19 東京文化会館 小ホール。ピアノはベーゼンドルファー 290インペリアル 
 

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21 玄関に出てきて喜んで飛びつくマメちゃん。床には嬉ションが(笑)。  


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23 娘からの母の日のプレゼント