【由無し事】日本国のあれこれ

日本国のあれこれ
2016年06月26日(日) 晴れ

 6月最後の日曜日、今週末からは2016年の後半に入る。2016年は各方面で大きな変化がある激動の年になると思っていたが、かなり大きな変革が進んでいる様である。ただし、その兆候はネットの世界でしか見られず、新聞/テレビなどの表のメディアしか見ていない多くの国民には、全くその兆候が見えていないと思う。本日は、思いつくままに愚痴を列記してみる。

■不正選挙
 先日、英国が国民投票EU離脱を決めた。今回の国民投票の集計は手作業で行われたそうである。機械を使って集票をすると、国民が怒るらしい。英国では、それほど「不正選挙」の存在が一般国民にも知れ渡っていると言うことである。英国軍のある部隊では、投票は鉛筆を使う事になっているけど、消して書き換えられるのを防ぐために、自らのペンを持参して投票する軍人もいるとか。それほど不正選挙と言うものが実在することが疑いもなく認識されていると言うことである。
 更にBrexitについて
 それなのに、我が国では、「不正選挙」という言葉すら聞いたこともない国民が殆どと思われ、全く疑いを持っていない。不正選挙の話などをしようものなら、「まさか〜」とか「漫画の読み過ぎでしょう」とか言った反応になるだろう。良く言えば純粋、悪く言えば平和ボケである。マスコミでも、当然ながら「不正選挙」など口にもしない。過去3度の衆院選(2012、2014,今年の北海道補選)で間違いなく不正選挙が行われたであろうに、ネットの世界以外では何も問題視されない。7月10日の参院選でも不正選挙がシャーシャーと行われる様では、もう、日本の国に未来は無いとさえ思ってしまう。以下の記事には、日本で不正選挙に使われている自動集票マシン(ムサシと言う会社のマシン)について、過去からの使用実績が纏められている。
 英国のEU離脱を問う国民総選挙の開票集計は手作業である:日本の総選挙の開票集計に機械を導入するのをマスコミも野党もなぜ黙認しているのか

憲法改正
 現在の日本国憲法は、第二次大戦終了後の占領軍GHQが1週間程度で作ったものを和訳したものであり、米国人による米国人のための日本国憲法である。だから、東洋の神秘で優秀な日本民族が怖くて仕方が無かった米国は、日本人を骨抜きにして徹底的に軍事力を削ぎ落とすために第9条で「戦力」の完全放棄を謳ったのである。しかしながら、朝鮮戦争が始まり朝鮮半島への出兵が必要となると、日本国内の米軍基地の防備が手薄になるのを補完させる目的、および、旧日本軍が得意とした機雷掃海、危険を伴う機雷掃海を日本人にやらせる目的で、自分が作った憲法第9条(戦力の完全放棄)を無視して、警察予備隊(現自衛隊)を作らせたのである。だから、米国が勝手に第9条を作って、それを勝手に破ったのである。ああそれなのにそれなのに、昨日早朝の「朝まで生テレビ」では、日本人同士が、自衛隊は合憲か違憲か、条文解釈の範囲内か範囲外かなどと馬鹿げた議論を延々とやっているのだから情けなくなってくる。「米軍が勝手に作って勝手に破ったのだから仕方ない」とはっきり言えば良いのに。 確かに、GHQ占領体制時には、米軍が日本国憲法を作った事を公表したり、日本国憲法の内容を批判したりする事をGHQから固く禁じられていたが、1951年4月のサンフランシスコ講和条約により日本は独立国家として復活したのだから、堂々と「米軍が勝手に作って勝手に破ったのだから仕方ない」と言って不毛な議論は止めれば良いのである。しかし、それが出来ない。何故なら、日本はサンフランシスコ講和条約により形式的には独立国家となったが、サンフランシスコ講和条約とセットで締結した日米安保条約により、実質的には米国による占領が続いている米国の属国(換言すると、日本は米国傀儡政権である)と言うことである。しかも、三権分立の一つの頂点である筈の「司法」は、最高裁砂川判決において、憲法判断を放棄してしまったし、毎月開催する駐留米軍と官僚エリートの間の日米合同委員会が全てを密約で決める構図が出来上がっており、官僚が実質的に日本を支配する構造が出来上がってしまっている。民主党)鳩山元総理などは官僚の悪巧みに引っかかって辞任に追い込まれているし。(こっちの記事も参考
 だから、日本国憲法は、この際、チャラにして全面書き直しにすれば良いと私は思う。青山繁晴さんが言う様に、どういう条文にするかという上辺だけの話じゃなくて、何故、そういう条文にするかと言う根拠、日本人の持つ国家観、心情、理念みたいなものと合っているかを国民が判断できる本質的な根っこの部分を併せて準備して議論するのが良いと思う。ちなみに、自民党が既に出している憲法草案は、立憲主義を捨てた草案である事に注意して評価すべき。立憲主義とは、簡単に言えば、個人の尊厳を憲法で保障し、国家権力から保護するという考え方。個人の尊厳と言うのは、まあ、基本的人権を絶対に守る事だと思っても良い。現日本国憲法は間違いなく立憲主義が貫かれている。しかしながら自民党憲法草案は、個人の尊厳よりも「公共の秩序」を優先している。つまり、公共の秩序に反する基本的人権は認めないと言う事である。ここで、「公共の秩序」って現憲法における「公共の福祉に反しないかぎり」という文言と同じでしょう? と誤解しがちだが、以下のとおり、全く違う。

言葉 意味 憲法の目的 憲法で最優先するのは何? 憲法で制限を掛けるのは何?
公共の福祉 国民同士の間でお互いの基本的人権がぶつかり合わないこと 国民の尊厳(国民の基本的人権)を守ること 国民国民主権 国民主権を阻害する法律の立法
公共の秩序 国家を運営する上で支障を来さないこと 国家の運営を守ること 国家 公共の秩序を阻害する基本的人権

 じゃあ、「公共の秩序」って一体誰が決めるの? と言うと、それは、当然、時の権力者である。既に成立してしまっている「特定秘密保護法」が実は、まさに「公共の秩序」を最優先に考え、国民の基本的人権を制限している法律であるし、自民党憲法草案に入っている「緊急事態条項」も全く同じ。ちなみに戦前において、国家のために国民の人権を制限した法律、国民が言いたい事を言えなくした法律が、治安維持法国家総動員法である。
 どちらが良くてどちらが悪いかと言いたいのではい。それを判断して決めるのは日本国民である。まあ、私も自民党草案を読んだ訳ではないので何とも言えないが、明治憲法に戻すイメージに近いのが自民党草案なのかもしれない。明治維新以来、日本があれだけ発展したのだから、明治憲法にも良い所は かなりあるのではないかとは思う。自由々々で乱れきった昨今を見るに、国体護持とか元首を奉じるとか、一本筋の通った憲法もいいのかも。戦後生まれの私には良く分からないが、「修身」の授業が復活すれば日本人はもっと良くなると言うのは前々から私が思っている事である。GHQ(マッカーサー)により破棄された教育勅語の内容は、現在、欧米の道徳教育で注目されていると言う様な話も聞いた事がある。
 自民党の憲法草案に関する映像

■日本国の立て直し
 大東亜戦争終戦後のGHQによる占領政策により、現存する世界最古の国家とも言うべき日本が完全にぶっ壊された事は事実であり、米国、その裏にいるユダヤ金融資本家(以降、ハザールマフィアと呼ぶ)により日本が実質的に乗っ取られたのも事実である。自由民主党という政党が、日本を支配するためにハザールマフィアが作った政党だとネットの世界では言われているのも、多分、正しいと思う。ハザールマフィアの手下であるジャパンハンドラーと言われる人達(リチャード・アーミテージマイケル・グリーンジョセフ・ナイ、etc)が日本政府をコントロールしている事も事実である。「生活の党と山本太郎となかまたち」の共同代表である山本太郎さんが、いみじくも国会において指摘した「政府のやっている事はアーミテージレポートのまんまでしょう」と言うのは全くそのとおりである。だから、自民党は、国民の方など向いて政治をしているのではなく米国の方を向いて政治をしているのは確かである。
 山本太郎8/19午後【全】「砂川判決」も「戦争法制」もアメリカのリクエスト
 山本太郎8/19【午前・午後すべて31分】いつ植民地をやめるんだ
 まあいい。過去の事を言っても仕方無い。この記事に書かれている様に、ハザールマフィアに逆らったために、田中角栄小沢一郎鈴木宗男ホリエモンと言った方々の様に酷い目に会わされたり、表のニュースにはなってないけど、ネット上では、殺された総理大臣もいると言う話も流れているくらいで、「金か鉛(弾)か、どっちがいいか選べ。」と脅されたら、金を選んで従うしか無かったのかも知れないので同情の余地はあるし。
 まもなく日本が世界を救います
 ヤツらの利益の邪魔になる人間は消される (暗殺、不審死など まとめ)
 問題はこれからである。諸悪の根源であったハザールマフィアが、遂に終焉を迎えつつある。世界を支配するハザールマフィアが作ったと言われているEUから英国が離脱すると言うのも、終焉の一つの兆候なのかもしれない。その時に、ハザールマフィアの傀儡政権であった日本は、戦後71年の空白を埋めて新しく真の独立国家として国家を建て直すために、どうするかである。一番の問題は誰がリーダーシップを発揮するかである。少なくとも傀儡政権として作られたかもしれない自民党や、寄せ集めで批判しか出来ない民進党、元々、日本のリーダなど担う発想も無い共産党にはリーダーの器である人物などいない。現役の国会議員の中では、まあ、ダントツの力を持っている小沢一郎さんしかいないと思う。ただし、74歳と若くはないのと、健康面で心臓に不安があったと思う。今回立候補している青山繁晴さんなどは強い信念とリーダーシップを持った方なので期待したいところであるが、ご本人は政治家は嫌い、参議院議員は1期しかやらないと言ってるので、日本のトップを引き受けて貰えそうにないし、本当に、リーダーがいない。別に清廉潔白と言うのは目を瞑っても良いのだが。橋下徹さん、東国原英夫さんと言う声も聞こえてきそうだが・・・。ハザールマフィアに反抗し続けてきたと言う点では亀井静香さんなんかもいるが79歳だし。やっぱり、いないなあ・・・。
 いずれにしても、国家の出直しであるから、衆議院は一旦解散し、政党再編も含めて、国家のリセットを前提に新国家建設ビジョンを各党から出して貰った上で国民が選ぶしかない。1期で実現するとはとても思えないので、何期か掛けて新国家を創造することになるのだろう。面白くもある。

 とまあ、今日は空想を広げる一日でした。(笑)