山口旅行2016(1) 秋芳洞(あきよしどう)、秋吉台、萩指月(しづき)温泉
2016年6月12日(日) くもり 時々 雨
毎年、兄の経営する丸徳運送の株主総会が6月の第2土曜日に福岡市内で開催されるのだが、株主は全員が親族なので、その中の母、義姉、姉、従姉の女性4人が総会の翌日から2泊3日の旅行をする様になったのが10年前である。
そして、3年前(2013年)の6月末に退職してセカンドライフに入った私も、翌年から夫婦でこの旅行に参加する様になったのである。
今年は、山口県の秋芳洞(あきよしどう)、萩、角島(つのしま)を旅する。
因みに、私が参加した過去2年の旅行は以下のとおりである。
❏2014年6月 熊本旅行(天草、黒川温泉) 初日、2日目以降
❏2015年6月 南九州旅行(えびの高原、桜島、宮之城温泉)
今年の旅程は以下のとおり。
日付 | 行程 | 宿 |
---|---|---|
6月12日(日) | 福岡〜古賀SA(休憩)〜秋芳洞(昼食、観光)〜秋吉台(観光)〜萩・宿 | 海が奏でる癒しの宿リゾートホテル美萩(萩指月温泉) |
6月13日(月) | 宿〜光國本店(買物)〜道の駅「萩往還」(買物)〜仙崎(昼食)〜西長門・宿〜角島(つのしま)ナイト観光 | ホテル西長門リゾート |
6月14日(火) | 宿〜角島大橋〜角島灯台(観光)〜道の駅「北浦街道 豊北」(昼食、買物)〜壇之浦PA(買物)〜自宅 |
【1】福岡〜秋芳洞
初日は、あいにく朝から小雨が降っていた。
8:30に実家を出発し、タクシーでレンタカーを受け取りに行く。姪の旦那様が勤務先経由でレンタカーを割安料金で手配してくれているので、勤務先まで車を受け取りに行ったのである。
車種はトヨタのヴェルファイア(7人乗り)である。過去に姉妹車であるアルファードを2度ほど運転した事があるし、我が家のエスティマとも操作系が同じなので、車両感覚はバッチリである。
実家、姉宅、兄宅と回って参加メンバを拾い、最後は中洲近くのホテルに宿泊している千葉県在住の従姉を拾ってから福岡都市高速に乗る。
天神北入口から都市高速に乗った車は、福岡ICから九州自動車道に乗り継ぎ、古賀SAでトイレ休憩。あとは、九州自動車道、関門橋、中国自動車道と進み、秋芳洞に近い美祢(みね)東JCTで中国自動車道を下りる。そこから最初の訪問地である秋芳洞までは10km足らずである。
ちなみに、鍾乳洞の名所である秋芳洞の読みは、子供の頃から最近まで「しゅうほうどう」と思い込んでいたのだが、これは間違いであり、正しくは「あきよしどう」と読むのだそうである。
まずは、秋芳洞の入口にある食事処で昼食を取る。瓦そばを注文したのだが、福岡市内でも何度も食べた事のある瓦そば、実は山口県下関の名物なのだそうである。
食後は、店で休憩している母と義姉を残し、4人で鍾乳洞に入る。姉と従姉は過去に訪れた事があるらしいが、我々夫婦は初めてである。
約1kmの鍾乳洞は、両端に出入口があるので、バスツアーなどであれば片道を歩くだけで良いのだが、我々は車を駐車場に駐めてあるため、洞内を往復して戻って来なければならない。それでも1時間ちょっとあれば観光出来る。
洞内には自然が創り出した数々の観賞スポットがあり、なかなかのものであった。観光を終えて涼しい洞内から外に出て来ると、暑さと湿気で眼鏡もカメラのレンズもアッと言う間に曇ってしまった。
店に戻り、夏蜜柑ソフトクリームを食べて熱気を醒ます。夏蜜柑はこの辺りの名物らしい。ただ、ソフトクリームの味は夏蜜柑と言うよりはオレンジの味がした。色も黄色ではなくオレンジ色だし。(笑)
【2】秋吉台
秋芳洞から秋吉台までは2kmの道のり。カルスト台地の秋吉台を一望できるカルスト展望台に立ち寄る。秋芳洞の方では余り見かけなかったが、この展望台付近には支那の団体客がいた。
カルスト地形は、この先のカルストロードでも見られるので、20分ほどの滞在で展望台を後にした。
【3】萩・指月(しづき)温泉
秋吉台から萩の街までは35km程度である。この日の観光はもうないので、あとはホテルにチェックインして一杯やるだけである。
途中のコンビニでアルコールとおつまみを調達してホテルへ。海岸沿いにあるホテルの名前は、ちょっと長い名前であるが、「海が奏でる癒やしの宿リゾートホテル美萩(萩指月温泉)」。部屋からは海と砂浜が見え眺望は抜群である。
部屋で酒盛りしたあと温泉に浸かる。夕食には、フグ刺し、フグ揚げ出し、和牛の白湯豆乳鍋、甘鯛の陶板焼き、帆立のパイ包みシチュー、アワビの陶板焼きなど、豪華な上に どの料理も創意工夫を凝らした味が抜群であった。申し訳ないが、前日に食べた「なだ万」の料理とは雲泥の差であった。板長さんの腕前は大したものである。
翌朝は朝食が8時からだったので、食事前に浜を散歩することにした。
前日の雨で固められたのか、砂浜はサクサクしてなくて足を取られることなく歩きやすかった。左の方に見える指月山(志都岐山とも書く)の麓に白壁と石垣が見えたので、萩城の跡かもしれないと思い時間もあるので歩いて行ってみることにした。
10分ほどで萩城趾に到着。朝早いので中には入れなかったが、お堀と石垣を見る事が出来た。
裏が浜、萩城趾まで徒歩圏内、料理が絶品であり、このホテルは文句の付けようが無い。また訪れたいホテルがまた一つ増えたようである。
※写真の枚数が多いので、萩城趾の写真は(2)の方に掲載する。
■秋芳洞(あきよしどう)
■秋吉台(あきよしだい)
■萩の宿 ホテル「海が奏でる癒しの宿 リゾートホテル美萩(萩指月(しづき)温泉)」