南九州旅行2015
2015年06月22日(月) 晴れ
今日は朝から気持ちの良いお天気。梅雨の中休みである。
さて、先週の帰省での後半イベントである南九州旅行について、写真の整理が完了したので本ブログにアップすることにする。
2015年06月14日(日)〜06月18日(木)
6月第2土曜日の株主総会に続き、翌日からは、これも恒例になっている旅行である。参加メンバは、昨年から私も参加する様になったので、母、義姉、姉、母方の従姉、カミサンと私の6名である。昨年に続き、今年もレンタカーを借りて2泊3日で九州内を旅行してきた。旅行の行程は、おおよそ以下のとおり。ずっと雨天が続いたため、当初予定していた観光地訪問は殆どスキップすることと相成った。
日付 | 時間 | 行き先 | 宿泊地 |
---|---|---|---|
6月14日(日) | 09:00〜10:45 | 実家を出発 → 兄宅 → 義兄宅 → 従姉の宿泊先ホテル → (福岡都市高速、九州自動車道) → 基山SA | |
10:45〜11:00 | 九州自動車道・基山SA(トイレ休憩) | ||
11:00〜12:20 | 基山SA → 宮原SA | ||
12:20〜13:20 | 九州自動車道・宮原SA(昼食) | ||
13:20〜14:30 | 宮原SA → えびのIC → えびの高原 → 宿 | えびの高原荘 | |
6月15日(月) | 09:30〜11:30 | 宿 → 不動池(えびの高原) → 道の駅「垂水」 | |
11:30〜12:00 | 道の駅「垂水」(買物) | ||
12:00〜13:00 | 道の駅「垂水」 → 桜島 → 湯之平展望所(桜島) → 国民宿舎「レインボー桜島」 | ||
13:00〜13:45 | 国民宿舎「レインボー桜島」(昼食) | ||
13:45〜15:30 | 国民宿舎「レインボー桜島」 → (桜島フェリー) → 鹿児島港 → (九州自動車道) → 宮之城温泉 | 宮之城温泉「手塚ryokan」 | |
6月16日(火) | 11:30〜13:00 | 宿 → (九州自動車道) → 山江SA | |
13:00〜13:45 | 九州自動車道・山江SA(昼食) | ||
13:45〜17:00 | 山江SA → (九州自動車道、福岡都市高速) → 中洲ホテル(従姉の宿泊先) → 実家 → 義兄宅 → 兄宅 → 七隈「番屋」 → 原(レンタカー返却) | ||
17:00〜19:00 | 七隈「番屋」(打上げ飲食) | 実家泊 | |
6月17日(水) | 10:00〜15:00 | 実家 → 天神(買物) → 実家 | 実家泊 |
6月18日(木) | 10:00〜11:00 | 実家 → (市営地下鉄)→ 福岡空港 | |
11:00〜14:15 | 福岡空港(昼食、買物) | ||
14:15〜20:00 | 福岡空港 → (空路) → 羽田空港 → OKパーキング → (首都高(湾岸線、狩場線)、保土ケ谷バイパス、東名高速) → 海老名SA(買物) → 三島(買物) → 自宅 |
■レンタカー受け取り
今回のレンタカーは姪の旦那様の伝(つて)で借りて貰ったため、朝、彼と待ち合わせて車を受け取りに行くことにしていたのだが、懐かしい道を歩くいい機会だったので、実家を早めに出て、小学校時代に通った道を歩いてみることにした。もう50年近く前のことなので、道端の面影は全く残ってないのだが、それでも記憶は完璧に残っていたので通学路を辿って、まずは母校である福岡市立七隈小学校に向かう。校舎も校門も校庭も全く変わってしまっていたが、運動場風景だけは変わってなかったし、運動場と校舎エリアの境界にある校訓の碑(写真参照)だけは多分、昔のままだった様に思う。
七隈小をあとに、待ち合わせ場所である干隈交差点付近のレッキャ(レッドキャベツ。スーパーマーケット)に向かう。その途中で、「西南杜の湖畔公園」という広大な公園に出くわした。こんな公園は昔は無かった筈である。では昔は何があったのかと記憶を辿ってみたところ、確か「西南分校前」というバス停があったことを思い出した。多分、西南学院大学の分校があった様な気がする。西南学院大学と言えば、チューリップの財津和夫さんが通っていた大学である。
姪の旦那様と合流したあと彼の車に乗せて貰い、原四つ角まで行ってレンタカーを受け取って来た。車はホンダのステップワゴンであった。トヨタ、日産、三菱は運転した経験があるが、ホンダ車は初体験である。それでも運転しやすい車だったので違和感が無く、すぐに慣れた。
■まずはお迎え
茶山の実家に戻って母とカミサンを拾ったあと、野芥にある兄宅に回って義姉を、干隈の義兄宅で姉を拾ってから博多駅に向かう。最後は博多駅近くのホテルに泊まっていた従姉を拾うためである。旅行の参加者6名全員が揃ったところでいざ出発である。何処をどう走ったか覚えていないがカーナビに従って最寄りの入口から福岡都市高速環状線に乗り、太宰府ICから九州自動車道に入る。
■えびの高原へ
太宰府ICから基山SAはすぐである。最近は、どこに向かうにしてもまずはこの基山SA(佐賀県)に寄ってからトイレ休憩することにしている。基山SAを出発した車は、昼食を取る予定にしている宮原SA(熊本県)に向かって走ったが、九州自動車道を南下するにつれて晴れていた空がだんだん曇って行き、宮原SAに着いたところで遂に小雨が落ちて来た。昼食を取ったあと車を先に進めたが、えびのICで高速道を下りる頃には本格的な雨になってしまった。ここからは一般道を走り徐々に山道に入って行く。当初の予定ではえびの高原の足湯の駅や不動池を観光することにしていたのだが、この雨ではどうしようもない。少し早かったが1日目の宿であるえびの高原荘に入ることにした。チェックイン時間には30分ほど早かったが部屋に入れて貰うことが出来た。いつものことであるが、チェックインした後にまずやることは、一つの部屋に集まっての酒盛りである。しばらく飲んだあと温泉に入り夕食タイムである。温泉はまずまずであった。
■朝の散歩
翌朝、目が覚めると外は青空。朝食は8時からなので、その前に夫婦で高原の朝を散歩することにした。宿のすぐ裏手を流れる小川、5分ほど歩いた先には前日に行く筈であった足湯の駅がある。ただし、早朝なのでまだ営業していない。そしてその先にあるのがつつじが丘である。つつじが丘に向かおうとしたところ、道の向こう側に野生の鹿を発見。早速の遭遇である。彼らもこちらに気が付いた様であるが、こちらが近づかなければ向こうも逃げない。バッチリカメラに納めることが出来た。つつじが丘は1ヶ月前だったらピンクのつつじ・ミヤマキリシマが一面に咲き誇っていたのだろうが、この時期はもう葉っぱだけである。
■桜島観光
朝食を済ませたあと、9時半にチェックアウト。次の訪問地を目指す前に、前日に行けなかった不動池に寄ってみることにした。残念ながら、晴れていた空もこの時間になると小雨に変わってしまった。
えびの高原をあとに、車は山道を下り次の訪問地である桜島に向かう。しばらく走るうちに、ようやく鹿児島湾が見えてきたのだが、空には厚い雲が立ち込めていて桜島は見えそうにない。雨足もかなり強くなって来た。途中、道の駅「垂水(たるみず)」があったので立ち寄ることに。ここでとても珍しいものを見つけてしまった。芋焼酎の100ml瓶である。さつま白波は全国的にメジャーになっているので、1升瓶や紙パックは関東でも静岡でも普通に見かけるが、100mlの小瓶というのは初めて見た。思わず嬉しくなり、その店に置いてある100mlの小瓶を全種類買ってしまった。(以下)
№ | 銘柄 | 度数 | 説明 | 製造元 |
---|---|---|---|---|
1 | さつま白波 | 25度 | さつまいも、米こうじ | 薩摩酒造 |
2 | さくら白波 | 25度 | さつまいも、米こうじ | 薩摩酒造 |
3 | 黒白波 | 25度 | 黒麹仕込み さつまいも、米こうじ | 薩摩酒造 |
4 | 白鯨 | 25度 | 純米熟成焼酎 米、米こうじ | 薩摩酒造 |
5 | 麦わら帽子 | 25度 | 麦、麦こうじ | 薩摩酒造 |
6 | さつま小鶴 | 25度 | 白麹造り さつまいも、米こうじ | 小正醸造 |
7 | 小鶴くろ | 25度 | さつまいも、米こうじ | 小正醸造 |
8 | さつま大海 | 25度 | さつまいも、米こうじ | 大海酒造 |
9 | 蔵の神 | 25度 | さつまいも、米こうじ | 山元酒造 |
10 | さつま五代 | 25度 | さつまいも、米こうじ | 山元酒造 |
11 | 小鹿 | 25度 | さつまいも、米こうじ | 小鹿酒造 |
12 | 黒伊佐錦 | 25度 | さつまいも、米こうじ | 大口酒造 |
道の駅をあとに、いよいよ桜島に入っていったのだが、噴火警戒レベル3、煙が立ちのぼっている筈の桜島も雲に覆われて全く見えない。山道を登って湯之平展望所まで上がったのだが、やはり煙を上げる山の姿は全く見えず仕舞いであった。やむなく下山し昼食をとる予定にしていた道の駅「桜島」に行ったところ、何と、道の駅は本日休業。駅に休業は無いでしょう!と言いたいところだが仕方がない。近くにあった国民宿舎「レインボー桜島」で昼食を取ったあと、フェリーで薩摩半島側に渡る。
■宮之城温泉
予定では、桜島の眺望が素晴らしいという評判の仙巌園に行く予定であったのだが、桜島が見えないのでは意味がなく、結局、仙巌園訪問は取りやめて二日目の宿がある宮之城温泉に向かうことにした。九州自動車道のICに向かう途中に元祖かるかん饅頭の店「明石屋」があったので立ち寄ってお土産を買う。薩摩吉田ICから高速道に乗り、次の姶良ICで下りて宮之城温泉へ。
カーナビに従って宮之城温泉までは問題無く到達したのだが、宿の場所が分からず、何度も行ったり来たりした挙げ句、宿に電話して道まで出て来て貰った。着いてみると見落とす原因が良く分かった。何しろ、宿が三叉路の真横にあるため、交差点に注意が行ってしまい見落としやすいのと、全く宿の様な佇まいではなく一般の民家の様にしか見えないこと、かつ、看板が全く出ておらず普通の民家にある表札の大きさの標示しか出ていないことが原因と思われる。初めて車で来た人はかなり高い確率で見落とすと思われる。多分、意識的にさりげなさを演出しているのだろうと思われるが、初めての来訪者には正直キツイ。
入口の分かり辛さには難点があったものの、宿自体は部屋も温泉も料理も接客も高レベルの宿であった。実はこの宿のことは以前にテレビ(テレビ朝日の旅サラダ)で見ていて、絶対に一度行ってみたいと思っていた宿なのである。言うのが遅くなったが、宿の名前は「手塚ryokan」と言う。温泉はトロトロしたとてもいいお湯であり、特に露天風呂の方が温めのお湯にしてあるので長湯が出来るしトロトロ感が屋内風呂よりも強い。料理も盛られた一つ一つがとても美味しく、手を掛けた料理であることが伝わってくる。また行きたい連泊したい宿である。
■旅の終わり
翌朝はまた大雨であったが、この日は福岡に帰るだけの予定であり、横川ICから九州自動車道に乗って北上するうちに、熊本辺りから雨は上がり、福岡に入った頃には青空が広がっていた。中洲のホテルで従姉を降ろし、茶山の実家、干隈、野芥と回って荷物だけ下ろしたあと、最後は七隈四つ角にある居酒屋「番屋」へ。昨年に続き今年も旅の最後はこの店で打上げである。みんなをここで降ろしたあと、姉と二人でレンタカーを返しに行って、タクシーで「番屋」に戻って来た。
この日と翌日の2日間は実家に泊まり、木曜日に福岡〜東京(空路)、東京〜三島(車)と乗り継いで自宅に戻って来た。
来年は何処に行こうかという話は旅行中に既に話題になっており、今のところ沖縄というのが案に上がっている。沖縄には私達夫婦は未だ行った事がないので、もし実現出来れば嬉しい限りである。でも、費用がかなり掛かりそうだしなぁ〜・・・。
いつもなら、もっと細かく沢山書くところなのだが、姉が「一杯書いても読まんけんね」と言うので、今回はこのくらいにサラっと書いて終わりにする。エッ? それでも長すぎる?
【1】実家〜えびの高原(6月14日)
3 七隈小の校訓。2期生の私は開校記念日式典、校歌披露音楽会にも関わった。
8 レンタカーはホンダのステップワゴン(九州自動車道・基山SAにて)
9 九州自動車道・基山SA(下り)
12 国民宿舎「えびの高原荘」にチェックイン
18 地ビール
【2】えびの高原の朝(6月15日)
22 朝の散歩 韓国岳(からくにだけ)
【3】えびの高原〜桜島(6月15日)
66 桜島に入る
75 桜島フェリー
【4】桜島〜宮之城温泉(6月15日)
81 桜島フェリーに乗り込む
99 桜島は最後まで姿を現さず
103 明石屋のかるかん饅頭
【5】宮之城温泉「手塚ryokan」(6月15日)
【6】手塚ryokan〜帰宅(6月16日〜6月18日)
126 国道202号線沿いの別府(福岡市内)の街角。とあるお店の店頭に飾られている折り紙作品(摩須克子先生作)。立っているオジサンは全然関係ありません(笑)
127 天神三越「古蓮」でランチ
風鈴の動画(YOUTUBE)はコチラ→https://youtu.be/R4vRtpF3wDY
132 福岡空港「博多うどん はち屋」でランチ。丸天ごぼううどん。
133 福岡空港のラウンジ。福岡工場で製造されたらしいビール。
134 東名高速・海老名SA(下り)