スマホの話・その後

スマホの話・その後
2015年03月06日(金) くもり
 スマートホン機種変更の話を1ヶ月前にしたが、本日は、その後についてのお話である。
 結局、我が家のスマートホンは、以下の様に変更した。私の場合、通話はカミサンの携帯(通話無料)以外には殆どしないため、従来どおり使った分だけ支払うプラン(20円/30秒)にし、カミサンの方は通話し放題プランにした。外への発信はカミサンが自分の携帯からするのが当たり前になるため、自宅の固定電話は実質的に受信専用になりそうである。

  使用者 通信キャリア 機種 基本プラン パケット通信 通話
変更前 au iPhone5 16GB LTEフラット データ定額 従量課金
カミサン
変更後 SoftBank iPhone6 Plus 16GB ホワイトプラン パケットし放題フラット 従量課金
カミサン スマ放題 データ定額パック(標準) 通話し放題プラン

 それでは、新しいスマホに変えてからの話題を少し紹介しよう。
■声が聞こえない
 カミサンの携帯に娘から電話が入った。アップルのテレビ電話であるフェイスタイムを利用しての電話である。アップル同士の携帯機器(iPhone、iPAD、MACパソコンなど)の間では、通信料が無料のテレビ電話・フェイスタイムが利用出来る。それでなくても大きい娘の顔が、iPhoneの液晶画面一杯に映る。テレビ電話と言うものは本当に便利ではあるが、受信した方は何の前ぶれも無く受信するため、その時の顔や部屋の状態が瞬時に相手の電話機の画面に映ってしまう。男性なら、まあ素っ裸でもない限りは対して気にしないと思うが、女性の場合はスッピンで映ってしまうことにもなるので、注意が必要らしい。まあ、それはいいとして、この電話が掛かって来てカミサンと娘が会話を始めたのだが、娘の方から「お母さんの声が聞こえない」と言ってきた。カミサンの方も娘の声が聴き取りにくいと言っている。これはフェイスタイムの通信状況が良くないのかと思い、今度はLINEを使ってかけ直して貰った。しかしながら状況は同じ。次に通常のNTT電話回線で掛け直したが同じである。これは、もしかしたら買ったiPhoneが不良品だったのかもしれないと思い、私の携帯の方に掛けて貰った。ところが私のiPhoneでも結果は同じであった。念のために固定電話に掛けて貰ったら、娘の声ははっきり聞こえるので、やはり問題はこちらのiPhone側にありそうである。その後は、私とカミサンのiPhone同士、固定電話とiPhone間で電話を掛けて試して見たが、どれも結果は同じであり、お互いの相手の声が聞こえない。新しく購入した2台のiPhoneともに不良品だとしか考えようが無い。しかしながら、確率的に考えても、買った2台が同時に不良品であったとは考えにくく、他に何か原因があるとしか思えない。そこで、インターネットで類似のトラブルが発生していないかを調べて見た。色々と「そんな訳ないでしょう」と思う様な原因が書かれていたが、その中に一つだけ「エッ?」と思い当たる内容があった。しかしながら、考えれば考えるほど、それしかない!と思える内容であり確信した。そして一安心した。その内容と言うのは・・・
 新品の商品には、液晶画面に傷が付かないように透明の保護シートが貼られている。通常は買った後に保護シートを剥がし、自分でちゃんとした液晶保護シートを買って貼り直すのだが、ウチの場合、ちょうどその時インターネットで探して注文したところだったため、品物が届くまで買った時の保護シートを貼ったままにしていたのである。買い直して貼る液晶保護シートには、当然ながら耳を当てる部分(受話器相当部分)、口元(発信マイク相当部分)に穴が開いているのだが、携帯購入時に付いている保護シートには、そんな丁寧な細工は施されていないので、携帯電話の表面は保護シートでピッタリと覆われている訳である。自分の声が相手に聞こえない原因、相手の声が自分に聞こえない原因はこれである。とんだドタバタ劇であったが、これで一件落着である。(笑) 届いた液晶保護シートを貼り直したらバッチリ聞こえる様になった。

■予想外のポイントにビックリ
 スマートホンの購入に際しては、殆どの人は月々割(auなら毎月割り、docomoなら月々サポート)を適用することにより、適用条件であるパケット定額オプションの2年継続契約をして、携帯電話機を実質0円で購入する。この割引の内容は、携帯電話機を24ヶ月間での分割払いにし、携帯電話機の正価(標準価格)の1/24の額を通信料金と一緒に支払うことになるが、同時に、通信料金から同額(携帯電話機標準価格の1/24の額)を割り引くことになるので、相殺されて、毎月の分割払分が0円になると言うもの。2年継続契約を途中で解約しない限り、実質0円で携帯電話を買ったことになる。ただし、途中で解約した場合は、携帯電話代の分割払の残額に加えて、中途解約の違約金も取られることになる。ここで注目すべきは、携帯電話機の標準価格分を24ヶ月間で割り引いてくれると言う事である。購入価格(実売価格)ではなく標準価格と言うところがミソである。つまり、標準価格で買おうが、3割引で買おうが、10割引(0円)で買おうが、2年間で標準価格分の通信料金割引をしてくれると言うことである。ここで注意しなければならないことは、分割払で買うと言うことは、自動的に標準価格で買うことになると言うことである。つまり、標準価格ではなく割引価格で買うと言うことは一括払いが条件になる。と言う事で、私は、今回の買い物は一括払いで買うことを最初から決めていた。割引価格が幾らになるかは店との交渉次第だと思っていたが、仮に割引して貰えなかったとしても、最初に一括払いしているので、毎月の通信料支払時には月々割の分(携帯電話標準価格の1/24の額)が、分割払い分との相殺ではなくマルマル減額されることになり気分的に得した気分になれる。そこで購入に際し、iPhone6Plusを幾ら割り引きしてくれるか店の人に聞いてみたら、やはり、最新機種、超人気機種と言う事で、どこの店に行ってもまだ割引はしていないでしょうと言われた。まあ予想どおりの回答である。予定どおり一括払いで2台のiPhone6Plusを購入。料金は86,520円×2台で173,040円。ところが、精算の段階になって思いがけないことが起こった。ここの量販店(ノジマ)では、会員になると買い物に対してポイントが付くのだが、普通は料金の5%とかキャンペーン時でも10%である。ところが何と、ポイントが65,000円も付くと言うのである。4割近いポイントである。物凄い得をしてしまった。分割払いにしていたらポイントは殆ど0だったと思うので、一括払いにして本当に正解だった。

■ユーザ登録が出来ない
 私は、以前から携帯電話の毎月の料金明細をインターネットで見ている。これまでのauでは、明細をpdfファイルにしてパソコンにダウンロードすることが出来たので、毎月ダウンロードしていた。SoftBankに変わっても同じことが当然できるだろうと思っていたので、早速、SoftBankのサイトにアクセスして調べて見た。その結果、まあ出来そうな説明が載っていたのだが、文面どおりだとすると、パソコンからログイン出来るのはインターネット契約ユーザだけであり、携帯電話ユーザは携帯電話からしかログインできない様に受け取れる。これでは使い勝手が悪いので、何とかならないかと、取りあえず、インターネット契約ユーザ向けの説明に従ってユーザ登録手続に進んでみた。まずは携帯電話の番号を入力すると携帯電話の方に仮パスワードが送信されたので、その仮パスワードを入力して再度パソコンからログインすることにした。ところが、ログインボタンを押す前に適正なユーザであるかどうかの認証手続(下の1の写真の中の2の操作)があり、正方形の図形をマウスでドラッグして同じ形のところにドロップしろと言う操作であった。この操作を何度もやってみたのだがうまく行かない。ドロップしようとしてマウスの左クリックボタンを離すと正方形が元の位置に戻ってしまうのである。やはり、パソコンからのログインはインターネット契約ユーザにしか出来ないのかと諦めたのだが、天下のSoftBankがauよりもサービスレベルが低いとは思えないので、駄目もとで質問メールをSoftBankに送ってみた。翌日、回答メールが届き、携帯電話ユーザでもパソコンからログイン出来ると言うことであった。しかしながら、回答メールで説明されている手順は、前日に私がトライしてうまく行かなかった手順そのものであり、再度トライしてみたが結果は同じ。回答メールの後半に、分からない場合の問い合わせ先電話番号が書いてあり、音声案内に従って番号を押して進めばオペレータに繋がると書かれてあったのでやってみた。ところが、音声案内の内容が回答メールの通りでは無く、オペレータに繋いで貰うための選択番号が音声で案内されないのである。ここで諦める訳にはいかないので、今度はユーザサポートのサイトにアクセスし、問い合わせ先に電話してみたらようやくオペレータに繋がった。こちらの事情を話し、下の写真にある正方形の図形を重ね合わせる操作が出来ない旨を伝えると、オペレータ側でも同じ操作をやったらしく、正常に操作できるので、さらに詳しく調べてコールバックするとのことであった。まあ仕方ないので電話を待つことにしたのだが、手持ち無沙汰なので、こちらもログイン画面(下の写真の画面)を開いて眺めていたところ、重大なことに気付いてしまった。「右の図形をドラッグして、左の図形に重ねてください。」と書いてあるのである。マイッタ。右から左なのである。やっぱり説明は良く読まなければならない。私は、画像を見て、てっきり赤い正方形をドラッグして青枠の外にある青い正方形に重ね合わせるものだと思い込んでいたのだが、逆なんだそうである。枠の外にある青い正方形の方をドラッグして赤い正方形の上に重ね合わせるのだそうである。どう考えても、人間光学的に考えたら、まず画面を見た人の殆どは赤い正方形の方に注意が行く筈なので、それが操作の対象だと思ってしまう筈である。幾ら文字で説明したところで頭にインプットされるのは目に入ってきたパターン(画像)の方である。人間工学を考えるなら、操作する対象、即ち、枠の外の正方形を赤にすべきである。枠内の正方形(重ね合わせ先)は白抜き程度で良い。まあ、今さら文句を言っても仕方ないが、右から左と説明されていることは確かなので、そのとおりに操作してみたところ、正常にドロップでき、ログインボタンを押すと正常にログイン出来た。数分後にコールバックがあったので丁重にお詫びし、一件落着である。
 まあ、歳を取ったせいか色んな失敗があるものである。


1 SoftBankのユーザログイン画面。右側の2番の正方形を重ね合わせる操作がうまく行かなかった。


2 静岡県にチェーン展開するハンバーグレストラン「さわやか」のげんこつハンバーグ。浜松にて。
 久しぶりに浜松に住む次男のアパートに言って来た。ようやく修士論文の提出が終わり、あとは卒業を待つだけ。4月からは花の新入社員である。浜松市内にある会社に就職が決まっており、アパートを移る予定であったため、この日に一緒にアパート回りをして来た。2軒ほど見たが、2軒目がロフト付きのワンルームで8畳以上ありそうなフローリングの床の部屋であり、比較的新しい部屋だったので息子は気に入った様であり、そこに決めた。今月中に契約して引っ越すことになるので、また、最後の掃除に行かなければならない。これでようやく子育て完了である。


3 浜松の帰りに東名高速の富士川SAに寄る。富士山が綺麗に見えていた。



5 先日、夫婦でウォーキング。買ったお揃いの冬用帽子を被って出たが、強風のため思わず帽子のヒモを締めた。


6 買った冬用帽子。耳当てを下ろさない時は、こういう形をしている。