アナログからデジタルへ(6) 勝道上人が教えてくれた

アナログからデジタルへ(6) 勝道上人が教えてくれた
2015年02月26日(木) 雨

 本日は朝から雨が降っている。昨日、頼んであったメガネが出来上がったので受け取って来て早速掛けているのだが、困ったことにテレビを見ようとしたら韓流ドラマの字幕がクッキリと見えない。まあ読めるには読めるが、今までクッキリ見えていたので何かすっきりしない。登場人物の顔もアップされれば見えるが、身体全体が画面に映る程度に引いた映像だと顔は潰れて見えない。本当に世の中の平均的な視力の人達はみな、こんなモヤっとした映像を見ているのだろうか。まあ、でも眼科医が目のためにはこうするのが良いと診断して処方箋を書いたのを元に作ったメガネなのだから、我慢して慣れるしかない。確かに一日掛け続けるという意味では目に対する負担は少なそうだし、今、パソコン画面を見ている時もメガネを掛けたままで問題なく使えている。とにかく使い続けて慣れるしかなさそうである。ただ、録画してあった旅番組で北海道の景色が映った時には、さすがにボケた映像を見るのは忍びなく、今まで使っていたメガネに掛け替えてしまった。今後も、旅行する時や写真を撮るときだけは、クッキリ見える従来のメガネを掛けないと納得できない様な気がする。
 さて、「アナログからデジタルへ」の第6弾は、私が初めてカメラを買って撮った写真である。1978年10月1日、この日は職場の先輩と一緒に車で日光に日帰りで行って来た。私が買ったカメラはキャノンAE−1。当時のカメラはまだオートフォーカスではなかったので、自分でピントを合わさなければいけなかったのだが、慣れない私は、どの様にピントを合わせたらいいのか、果たしてこれでピントが合っているのかどうかと悩みながらシャッターを押す状態だったので、出来上がった写真はピンボケのオンパレードであった。
 まあそれはいいとして、この時のフィルムをプリンタのフィルムスキャナ機能を使ってデジタル化したのは、実は10年前である。当時のプリンタは高機能化がどんどん進んでいた時代であり、印刷以外にもコピーが出来たりとか、CDの面に印刷出来る様になったりとか、いろんな付加価値が追加されていたが、ちょうど世の中でデジカメが勢いを増して来た時期でもあって、写真をフィルムではなく画像データとしてパソコンで保存する人が増えて来ていた。それに伴い、従来のフィルムに焼き付けられている昔の写真も画像データに変換して統一管理したいと言うニーズが高まり、フィルムをスキャンして画像データに変換する機能を備えたプリンタが登場したのである。私も2001年にデジカメを買っていたので、写真は画像データとしてパソコンで管理する様になっていたが、フィルムに入っている古い写真もデジタル化してパソコンで統一管理したいと言う思いが高まり、フィルムスキャナ機能の付いたプリンタを買って手持ちのフィルムを片っ端からスキャンしてデジタル化したものである。ただし、その当時はパソコンの能力が今ほど進化していなかったので、スキャン+画像データ変換の時間が物凄く掛かり、全フィルムをデジタル化するのには数年掛かってしまった。そのフィルムスキャン作業の最初のフィルムが、日光に行った時の写真である。
 さて、話を現在に戻すが、今回始めたデジタル化は、フィルムからではなくアルバムに貼ってある紙の写真をスキャンしてのデジタル化である。人から貰った写真など、紙の写真しか残っていないもののデジタル化である。幼児期から1978年9月までの写真は全てこれである。これらの写真はだいたいデジタル化が完了したので、いよいよ1978年10月以降に人から貰った写真のデジタル化の段階に入ったのだが、日光の写真の中にも自分のカメラで撮影したもの以外に貰ったものがアルバムに混じっていたので追加のデジタル化を今回実施。そしてこのブログに掲載するに当たり、各写真にコメントを付けようとして写真を見ながらインターネットで調べて写っている建造物の名前を調べていた。その中の一つが勝道上人(しょうどうしょうにん)像である。日光を開山した人だそうである。ただし、私は勝道上人と言う名前を前から知っていた訳ではなく、今回、写真とインターネットで検索した日光の色んな場所の写真とを比べた結果たどり着いたのである。だが、一つだけ引っ掛かる点があった。それは勝道上人が持っている錫杖(しゃくじょう)の手が、私の写真では左手、インターネットで表示される写真は右手なのである。それに回りの景色も少し違う様に感じる。この違いがあるので、99%勝道上人像に間違い無いと思いつつも最後の1%を埋める証拠が欲しかったのである。そこで、勝道上人像というのは日光の地でも数カ所にあって、私が撮影した場所の写真もインターネットで見つかる筈だと思い更に探し続けた。しかしながら、これが見つからない。だとするならば、私が撮影した1978年10月以降に像を作り直したのかもしれないと思い、勝道上人像を作り直したと言う記事がインターネットで見つからないかと検索を始めた。ところが、幾ら探しても こちらの記事も見つからない。そんな筈は無い。日光を開山した有名なお上人さんの情報が無い訳がない。そう思うのだが、どうしても見つからない。 困り果てているうちに一つの事に気がついた。勝道上人像の前で写っている職場の先輩の髪の分ける方向が、他の写真とは逆方向なのである。ようやく間違いに気付いた。念のために、私が写した勝道上人像の写真を画像ソフトを使ってミラー変換(左右反転)してみた。結果は予想どおり。違うと思っていた回りの景色がインターネットの画像と同じに変わっていた。そうである。10年前に私がフィルムスキャンした際に、どうやらフィルムを裏返しにしてスキャンしてしまった様である。そのフィルムに写っている他の写真も確認してみたら、やはり先輩の髪の分ける方向が逆になっていた。勝道上人像のことを今回調べていなかったら、多分、一生、自分の作業ミスに気が付かなかったと思う。勝道上人が私の間違いを教えてくれたのである。と言う事で一件落着! あ〜疲れた。


1 新しく出来たメガネ
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日光日帰り旅行

1978年10月01日(日) 晴れ (24歳)

日光東照宮


2 日光を開山した勝道上人像(日光山輪王寺東参道入口)  


3 ネガを裏返しにスキャンしてしまった勝道上人像。 錫杖を持つ手が左手。 


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5 日光山輪王寺・三仏堂  


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7 職場の先輩  


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11 五重塔 


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13 左甚五郎作 見猿・言わ猿・聞か猿 


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17 日光東照宮陽明門 


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19 東西回廊 


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華厳の滝


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24 この数年後に滝の落下口部分が崩落してしまったので、現在は形が変わっている。 


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中禅寺湖


35 中禅寺湖 


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37 男体山 


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