帰省(シンガポール旅行)


帰省(シンガポール旅行)
2013年7月14日(日)~7月22日(月)
新規:2023年11月24日(金)
 
❏7月14日(日) 晴れ
 
前月(6月)に、身内の会社の株主総会(福岡)に出席すべく、夫婦で福岡に帰省したのだが、総会が終わった後で兄より話があり、兄夫婦と私達夫婦の4人で、シンガポール旅行をしようとのお誘いがあった。
私が6月末で会社をリタイアした事で、「お疲れさん」の労い(ねぎらい)もあってか、我々夫婦を、旅行に招待してくれると言うのである。
 
そんな訳で、この日、旅行の出発地である福岡に帰省した。
 
7:10に自宅を出発し、タクシーで三島駅へ。
この日から9日間、福岡への帰省とシンガポール旅行のために、自宅を留守にする。
 
今回の帰省は、費用を抑えるために、初めてLCC(ロー・コスト・キャリア)の一つであるジェットスター航空を利用した。
成田発と言うのが、ちょっと遠回りではあるが、追加オプションを付けても、福岡〜東京間の一人当たりの料金が10,330円と言うのは、破格の低料金である。
 
品川で新幹線から京浜急行に乗り換え、エアポート快特を使うと73分で成田空港に到着。
実に26年ぶりの成田空港は、田園地帯の中にポツンとある空港のままであり、昔から余り発展していない様に感じた。やはり、利便性の高い羽田空港に押されていると言うことか。
 
12:55出発予定のジェットスター機は、滑走路混雑の影響からか、25分ほど遅れて成田を離陸。
機体は、左右に3列ずつの、新幹線より少し幅が広いという程度の、こじんまりとした大きさであった。
座席間隔は、JALやANAよりも狭いと聞いていたが、当日、ちょうど避難口近辺の座席が空席であり、「避難時には協力する」と言う条件付きで、座席変更して貰えたので、JAL/ANAよりもずっと広い間隔の座席に座れた。
まあ、避難する事態になるのは、墜落する時であろうから、まず殆ど起こり得ないのだが。
 
海外の航空会社は、預ける手荷物の重量制限が厳格で、かつ、重量追加する場合は、事前予約しておくのと、現地で重量超過して急遽重量追加するのとでは、料金が数倍違うと聞いていたので、事前に20kgまでのオプションを付け、また「plus」と言う900円のオプションがあったので、内容が良く分からなかったが、念のために付けておいたら、機内バウチャーと呼ばれる機内で飲食物等を買う際の500円分のプリペイドカード的なものが含まれていた。
 
成田出発は遅れたものの、福岡空港の到着時刻は14:55と、予定どおり。地下鉄を乗り継いで、実家に到着したのは、夕方の16時過ぎであった。
 
実家に着き、夕食にお寿司でも出前して貰おうかと思っていたところに、姉より電話。何と夕食をご馳走してくれるとのこと。
 
母と我々夫婦の3人で、実家から600m程のところにある寿司割烹「志のぶ」に行ったら、姉夫婦が既に来ていて、席に着くと、早速料理が出て来た。
コース料理のほかに、鮑の刺身や穴子の天麩羅などを注文して戴き、久しぶりに福岡の美味しい魚を堪能した。
 
その中で、「あぶってかも」と言うのが注文されたのだが、初めて聞く料理の名前だったので、鴨でも炙った料理なのかなと思っていたら、小柄な肴の焼き物が出て来た。
何でも、スズメダイと言う魚を、鱗を付けたまま塩焼きした、福岡名物の料理なのだそうである。
私は、生まれてから就職するまでの22年間を福岡で過ごした生粋の博多っ子なのだが、「あぶってかも」のことは全く知らなかった。
ちなみに、「あぶってかも」と言うのは、”炙って噛もう”と言うのが語源らしい。
 
1 成田空港・JetStarチェックインカウンター
 
 
3 大手航空会社出発カウンター
 
4 成田空港風景
 
5 JetStar搭乗口
 
 
 
 
 
10
 
11
 
12
 
13
 
14
 
15
 
16 志賀島(「漢委奴国王」と刻まれた金印が発見されたという島)
 
17 博多湾、能古島
 
18 福岡の街。中央は福岡ソフトバンクホークスの本拠・ヤフオクドーム。右の塔は福岡タワー
 
19 博多港
 
20
 
21
 
22 実家の前。この道の下を市営地下鉄七隈線が走っている。
 
23
 
24 寿司割烹「志のぶ」お造り。穴子の骨の天麩羅(長いモノ)が香ばしくて美味しかった。
 
25 鮑(あわび)の刺身
 
26 博多名物「あぶってかも」
 
27 穴子の天麩羅